書籍詳細:脱炭素社会とポリシーミックス

脱炭素社会とポリシーミックス 排出量取引制度とそれを補完する政策手段の提案

の画像の画像
  • 紙の書籍
定価:税込 3,080円(本体価格 2,800円)
在庫なし
発刊年月
2010.09
ISBN
978-4-535-55651-5
判型
A5判
ページ数
240ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

2020年までに温室効果ガス排出量を25%削減するにはどのような政策が求められるのか? 下流型排出量取引制度の制度設計を提案。

目次

第1章 排出量取引制度(諸富 徹)

1-1. 日本の気候変動政策

1-2. 排出量取引制度設計の理論的根拠

1-3. 日本の既存排出量取引制度

1-4. 国内排出量取引制度の設計

1-5. 価格変動性/価格高騰への対処~「マネーゲーム論」批判

1-6. 産業の国際競争力問題への対処

1-7. ポリシーミックスの全体像



第2章 運輸部門の温室効果ガス削減対策・政策(兒山真也)

2-1. はじめに

2-2. 運輸部門とCO2

2-3. 運輸部門において当面とるべき対策の概要と留意点

2-4. 短期的に重要な課題

2-5. 中長期的に重要な課題

2-6. 小活



第3章 民生家庭部門の温室効果ガス削減対策・政策(鈴木靖文)

3-1. 省エネコンシェルジュ制度の提案

3-2. 制度の概要

3-3. 海外の事例

3-4. 家庭におけるCO2削減ポテンシャル

3-5. 省エネ診断技術と診断事例

3-6. 制度導入にあたっての課題

3-7. 排出量取引制度との関連



第4章 業務部門に対する排出削減政策(東 愛子)

4-1. はじめに

4-2. イギリスの業務部門対策:CRCにおける排出量取引

4-3. 東京都排出量取引制度

4-4. 業務部門対策制度比較:ETSとポリシーミックスの必要性

4-5. 業務部門排出量取引制度提案



第5章 CO2国内排出量取引の経済効果(伴ひかり・藤川清史)

5-1. この章の目的

5-2. GTAPモデル

5-3. シミュレーション

5-4. 小括



第6章 排出量取引制度の世界動向(清水雅貴)

6-1. 排出量取引制度の世界動向

6-2. EUにおける排出量取引制度

6-3. アメリカにおける排出量取引制度の特徴

6-4. おわりに