書籍詳細:憲法理論の再創造
憲法理論の再創造
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定価:税込 6,050円(本体価格 5,500円)
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内容紹介
『法律時報』誌に2008年~2010年に連載された「憲法理論の再創造」研究会報告をもとにした、意欲溢れる渾身の論稿を掲載。
目次
第1部 憲法総論:憲法理論の再創造
石川健治……アプレ・ゲール、アヴァン・ゲール――コードとしての「戦後」
蟻川恒正……日本国憲法における公と私の境界
糠塚康江……隠された〈私〉/顕れる〈私〉
駒村圭吾……日本国憲法と多元主義――主権と人権・再訪
巻美矢紀……日本国憲法に「物語(narrative)」はあるか――主権と人権・再訪
中林暁生……憲法判例を読みなおす余地はあるか――最高裁と下級審
山元 一……近未来の憲法理論を考える
第2部 憲法理論史:憲法理論60年の軌跡と課題
辻村みよ子……国民主権――国民主権論の「停滞」は必然か
愛敬浩二……平和主義――「相対化の時代」における憲法9条論の課題
長谷部恭男……人権論1・人権総論――理由のある行為
阪口正二郎……人権論2・違憲審査基準の二つの機能――憲法と理由
西原博史……人権論3・生存権論の理論的課題――自己決定・社会的包摂・潜在能力
只野雅人……参政権と議会制民主主義――国会の構成と機能をめぐるジレンマ
宍戸常寿……司法審査――「部分無効の法理」をめぐって
大津 浩……地方自治――自治体政府形態選択権と国民主権原理の関係から
第3部 比較憲法的に見た憲法理論の新展開
浅野博宣……アメリカ――ジャック・バルキンの原意主義
南野 森……フランス――2008年7月の憲法改正について
林 知更……ドイツ――国家学の最後の光芒?:ベッケンフェルデ憲法学に関する試論
国分典子……東アジア――「非西洋」のアイデンティティ:韓国を中心に
川畑博昭……ラテンアメリカ――大統領中心主義の「合理化」から「民主化」へ
江島晶子……憲法の未来像における国際人権条約のポジション――多層レベルでの「対話」の促進
第4部 新しい憲法問題・理論の展望
山本龍彦……生殖補助医療と憲法13条――「自己決定権」の構造と適用
平地秀哉……平等理論――「審査基準論」の行方
近藤 敦……移民・外国人・多文化共生
西村枝美……憲法の私人間効力は近代法の構成要素か
小山 剛……「安全」と情報自己決定権
佐々木弘通……憲法学説は政教分離判例とどう対話するか
西土彰一郎……表現の自由と秩序
中島 徹……財産権は市民的自由か――もうひとつの「憲法と民法」
毛利 透……政党と討議民主主義
大河内美紀……「司法審査の正当性を問うこと」について
井口秀作……諮問的レファレンダムの可能性
井上典之……憲法改正とは――「憲法変動」と「憲法保障」の狭間で
石川健治……アプレ・ゲール、アヴァン・ゲール――コードとしての「戦後」
蟻川恒正……日本国憲法における公と私の境界
糠塚康江……隠された〈私〉/顕れる〈私〉
駒村圭吾……日本国憲法と多元主義――主権と人権・再訪
巻美矢紀……日本国憲法に「物語(narrative)」はあるか――主権と人権・再訪
中林暁生……憲法判例を読みなおす余地はあるか――最高裁と下級審
山元 一……近未来の憲法理論を考える
第2部 憲法理論史:憲法理論60年の軌跡と課題
辻村みよ子……国民主権――国民主権論の「停滞」は必然か
愛敬浩二……平和主義――「相対化の時代」における憲法9条論の課題
長谷部恭男……人権論1・人権総論――理由のある行為
阪口正二郎……人権論2・違憲審査基準の二つの機能――憲法と理由
西原博史……人権論3・生存権論の理論的課題――自己決定・社会的包摂・潜在能力
只野雅人……参政権と議会制民主主義――国会の構成と機能をめぐるジレンマ
宍戸常寿……司法審査――「部分無効の法理」をめぐって
大津 浩……地方自治――自治体政府形態選択権と国民主権原理の関係から
第3部 比較憲法的に見た憲法理論の新展開
浅野博宣……アメリカ――ジャック・バルキンの原意主義
南野 森……フランス――2008年7月の憲法改正について
林 知更……ドイツ――国家学の最後の光芒?:ベッケンフェルデ憲法学に関する試論
国分典子……東アジア――「非西洋」のアイデンティティ:韓国を中心に
川畑博昭……ラテンアメリカ――大統領中心主義の「合理化」から「民主化」へ
江島晶子……憲法の未来像における国際人権条約のポジション――多層レベルでの「対話」の促進
第4部 新しい憲法問題・理論の展望
山本龍彦……生殖補助医療と憲法13条――「自己決定権」の構造と適用
平地秀哉……平等理論――「審査基準論」の行方
近藤 敦……移民・外国人・多文化共生
西村枝美……憲法の私人間効力は近代法の構成要素か
小山 剛……「安全」と情報自己決定権
佐々木弘通……憲法学説は政教分離判例とどう対話するか
西土彰一郎……表現の自由と秩序
中島 徹……財産権は市民的自由か――もうひとつの「憲法と民法」
毛利 透……政党と討議民主主義
大河内美紀……「司法審査の正当性を問うこと」について
井口秀作……諮問的レファレンダムの可能性
井上典之……憲法改正とは――「憲法変動」と「憲法保障」の狭間で