書籍詳細:市民の原発白書

経済評論増刊号  市民の原発白書 原発なき社会をめざして

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  • エネルギー問題市民会議
  • 紙の書籍
定価:税込 1,540円(本体価格 1,400円)
発刊年月
1985.10
ISBN
978-4-535-41017-6
ページ数
204ページ
Cコード
C3336

内容紹介

目次

はじめに/松岡信夫



第一部 Q&A〈それでも原発は必要か〉

原子力発電の安全性、経済性、社会性、将来性のすべてにわたり、原発推進派の主張にたいして、やさしく、かつ鋭く答える。



市川定夫/海老沢徹/荻野晃也/小野周/片平一郎/熊本一規/久米三四郎/小泉好延/瀬尾健/高木仁三郎/高橋暁正/竹本洋二/仲井富/西尾漢/根本がん/水口憲哉/室田武



第二部 原発社会――脅かされる市民の安全と自由

スリーマイル島事故は過去のものか/アイリーン・スミス+中尾ハジメ

被ばく労働防止にとりくむ労働組合/山原克二

保証されない核燃料輸送の安全性/尾崎充彦

未来なき核燃料の再処理/クロード・ゼルビブ+ジーン・エメリー

原発と高度管理者会/中村紀一



第三部 原発なき社会をめざして

電力需要の動向と原発の「必要性」/A・B・C

社会党内の原発推進論を斬る/菅井益郎

ポスト原発社会への胎動/竹本洋二

市民のベストミックス論/田中直

原発なき社会をめざして/エネルギー問題市民会議



第四部 資料篇

●国会の議事録から

原子力は重油の一部代替にしかならない

エネルギー需給見通しの根本的な再検討を

望ましい新エネルギー研究開発の方向

最大限重視すべき太陽エネルギーの利用

実用化に向けて開発進む燃料電池発電

破綻に突き進む過大な原発増設計画

あいまいな放射性廃棄物の管理責任

燃焼度の上昇で更に困難な核燃料の再処理



●文献案内/原子力発電の問題点



二人の畏友を偲ぶ/仲井富