書籍詳細:大岡裁きの法律学

大岡裁きの法律学

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,420円(本体価格 2,200円)
在庫なし
発刊年月
2011.06
ISBN
978-4-535-51824-7
判型
四六判
ページ数
276ページ
Cコード
C3032
ジャンル
難易度
テキスト:初級

内容紹介

日名判決の影に、裁く人格。大岡越前守の「判決」を現代法で読み解いてみると……。たのしくも奥深い法と裁きの噺。

目次

第1部 大岡越前守概説

 1 「大岡政談」の成り立ち

 2 日本人の心に浸透している「大岡裁き」

 3 「大岡政談」の時代背景

 4 第2部に向けて

第2部大岡政談の当世裁き

 第1話 自力救済禁止と差押禁止財産

  大工裁き

 第2話 正直者の頭に神宿る

  三方一両損

 第3話 救貧対策(虚偽・欺罔)

  孝行乞食

 第4話 発掘捏造

  仏の市兵衛と鬼の源蔵

  古金掘出し一件

 第5話 ヤミ金融・高利貸し

  八丈検校

 第6話 ケチの顛末

  五貫裁き

 第7話 相隣関係(日照阻害ほか)

  染物屋と金魚屋

 第8話 不当な要求

  念仏売ってかねの声

  鰻のかざ

  小児裁きほか

 第9話 謎解き遺言

  瓢箪裁き

 第10話 苛酷な法令刑罰と裁判官の「嘘」

  鴨のお裁き

  飛鳥山の花盗人

  狐狸に替る件

書評掲載案内

■2012年2月3日付『日経産業新聞』「私の本棚」欄