書籍詳細:発達支援のむこうとこちら
シリーズ:こころの科学叢書
発達支援のむこうとこちら
- 紙の書籍
定価:税込 2,090円(本体価格 1,900円)
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内容紹介
発達障害のある子とその家族をいかに支援すればよいのだろうか。「生活障害」をキーワードに、発達障害援助の基本を問い直す。
目次
1 発達支援のむこう――発達障害
はじめに/発達障害について/発達障害への支援と発達障害のある人への支援
支援とは/連携と寛容、異質性について/おわりに
2 発達障害のある子どもたちの生活環境
はじめに/「共に生きる」という生活環境/発達障害と生活環境
リスク因子と補償因子/各ライフ・サイクルにおける生活環境/おわりに
3 発達障害のある子どもの「生きづらさ」
はじめに/発達障害特性論からの「生きづらさ」
発達障害のある子どもの「生きづらさ」
発達障害に対する生態学的視点とリスク因子補償因子
おわりに――医療システムと教育システムが両立する社会の創造
4 早い気づきとじっくりとした対応
発達障害とは/軽度な発達障害の気づかれにくさと診断の難しさ
時期に応じた気づきと対策/二次障害と気づきを阻むもの
5 発達障害と初回面接
はじめに/初回から数回の面接の意義/初回から数回の面接の実際
面接は一期一会の積み重ね/さいごに
6 学校のなかの子ども
学校を考える/現代社会を生きる子ども/学校の子どもたち
発達障害の危機と乖離/発達について考える
教育と医学の役割/おわりに
7 教育と児童精神医学の恊働を考える
出会った子どもたち/教育現場で問題視される背景課題
児童精神医学の役割と恊働/保育・教育現場にある枠組みの共有の難しさ
求められる、真の恊働/おわりに――恊働を定義する
8 発達障害のある子どもと愛着
はじめに/発達障害のある子ども/愛着の発達の様子
発達障害のある子どもと愛着/おわりに
9 軽度な発達障害と児童虐待との微妙な関係
はじめに/児童虐待を受けた子どもに認められる二次的発達阻害
軽度な発達障害のある子どもに認められる二次的発達阻害
微妙な位置関係について
おわりにかえて――子どもを護るという視点
10発達障害と非行
はじめに/現代少年の心性/非行の医療化
軽度な発達障害の特性が非行に置き換わるとき
不適切な養育/課題としての社会の成熟
11情緒障害児短期治療施設の可能性
はじめに/発達障害のある子どもに対する治療・支援の概念
発達障害のある子どもに対する治療・支援の実際
情緒障害児短期治療施設について/生活に対する村瀬とベッテルハイムの理念
おわりにかえて
12児童精神科臨床と成人精神科臨床
はじめに/事例/日常生活上の課題/児童精神科臨床と成人精神科臨床をつなぐ
おわりに
13職場における発達障害
はじめに/発達障害について/ライフステージから見た支援のありよう
職場における発達障害/職域における留意点/おわりに
14発達精神病理学の視点から
発達精神病理学的視点について/発達障害はどのように定義されるのか
事例/発達精神病理学的視点から捉える意義/日常を共に生きるということ
15発達障害治療概論
はじめに/出会い/労う/説明/親の気持ち/子どもへの対応/おわりに
16発達障害のある子どもの家族を応援する
はじめに/出会うまでの家族、親の思いを想像する/さまざまな家族、親の思い
家族を支援する、家族から支援される/おわりに
17子どもが悩みを語るまで
医療の現場から・1/医療の現場から・2/医療の現場から・3
日常に近づけて/おわりに
18ネットワーキングからノットワーキングへ
はじめに/連携の必要性/発達と発達障害/子どもが困っていること
親が困っていること/ライフステージに応じた応援団づくり
ネットワーキングからノットワーキングへ/おわりに
19発達支援のこちら――生活障害
はじめに/発達と発達障害を考える/支援を考える/生活障害を考える
発達障害は生活障害である/おわりに
あとがき
文献
初出一覧
はじめに/発達障害について/発達障害への支援と発達障害のある人への支援
支援とは/連携と寛容、異質性について/おわりに
2 発達障害のある子どもたちの生活環境
はじめに/「共に生きる」という生活環境/発達障害と生活環境
リスク因子と補償因子/各ライフ・サイクルにおける生活環境/おわりに
3 発達障害のある子どもの「生きづらさ」
はじめに/発達障害特性論からの「生きづらさ」
発達障害のある子どもの「生きづらさ」
発達障害に対する生態学的視点とリスク因子補償因子
おわりに――医療システムと教育システムが両立する社会の創造
4 早い気づきとじっくりとした対応
発達障害とは/軽度な発達障害の気づかれにくさと診断の難しさ
時期に応じた気づきと対策/二次障害と気づきを阻むもの
5 発達障害と初回面接
はじめに/初回から数回の面接の意義/初回から数回の面接の実際
面接は一期一会の積み重ね/さいごに
6 学校のなかの子ども
学校を考える/現代社会を生きる子ども/学校の子どもたち
発達障害の危機と乖離/発達について考える
教育と医学の役割/おわりに
7 教育と児童精神医学の恊働を考える
出会った子どもたち/教育現場で問題視される背景課題
児童精神医学の役割と恊働/保育・教育現場にある枠組みの共有の難しさ
求められる、真の恊働/おわりに――恊働を定義する
8 発達障害のある子どもと愛着
はじめに/発達障害のある子ども/愛着の発達の様子
発達障害のある子どもと愛着/おわりに
9 軽度な発達障害と児童虐待との微妙な関係
はじめに/児童虐待を受けた子どもに認められる二次的発達阻害
軽度な発達障害のある子どもに認められる二次的発達阻害
微妙な位置関係について
おわりにかえて――子どもを護るという視点
10発達障害と非行
はじめに/現代少年の心性/非行の医療化
軽度な発達障害の特性が非行に置き換わるとき
不適切な養育/課題としての社会の成熟
11情緒障害児短期治療施設の可能性
はじめに/発達障害のある子どもに対する治療・支援の概念
発達障害のある子どもに対する治療・支援の実際
情緒障害児短期治療施設について/生活に対する村瀬とベッテルハイムの理念
おわりにかえて
12児童精神科臨床と成人精神科臨床
はじめに/事例/日常生活上の課題/児童精神科臨床と成人精神科臨床をつなぐ
おわりに
13職場における発達障害
はじめに/発達障害について/ライフステージから見た支援のありよう
職場における発達障害/職域における留意点/おわりに
14発達精神病理学の視点から
発達精神病理学的視点について/発達障害はどのように定義されるのか
事例/発達精神病理学的視点から捉える意義/日常を共に生きるということ
15発達障害治療概論
はじめに/出会い/労う/説明/親の気持ち/子どもへの対応/おわりに
16発達障害のある子どもの家族を応援する
はじめに/出会うまでの家族、親の思いを想像する/さまざまな家族、親の思い
家族を支援する、家族から支援される/おわりに
17子どもが悩みを語るまで
医療の現場から・1/医療の現場から・2/医療の現場から・3
日常に近づけて/おわりに
18ネットワーキングからノットワーキングへ
はじめに/連携の必要性/発達と発達障害/子どもが困っていること
親が困っていること/ライフステージに応じた応援団づくり
ネットワーキングからノットワーキングへ/おわりに
19発達支援のこちら――生活障害
はじめに/発達と発達障害を考える/支援を考える/生活障害を考える
発達障害は生活障害である/おわりに
あとがき
文献
初出一覧