書籍詳細:法テラスの誕生と未来
法テラスの誕生と未来
- 紙の書籍
定価:税込 2,750円(本体価格 2,500円)
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内容紹介
市民に身近な司法サービスを提供する「法テラス」(日本司法支援センター)の
誕生と現状、そして将来のあるべき姿を前理事長の筆者が語る。
誕生と現状、そして将来のあるべき姿を前理事長の筆者が語る。
目次
まえがき
第一章 「法テラス」の誕生と五年間の到達点
一 総合法律支援の理念と「法テラス」の設立
二 「法テラス」事業の内容と到達点
三 これまでの事業に対する評価
第二章 「法テラス」の前史――法律扶助協会、当番弁護士制度の活動など
一 弁護士会のもとでの法律扶助事業
二 リーガルサービスセンター、「司法ネット」構想と総合法律支援法
三 刑事弁護改革―被疑者国選弁護へのあゆみ
第三章 「法テラス」設立の歴史的意義と組織的特性――市民にやさしい司法へ
一 戦後の欧米法律扶助制度の歴史と発展
二 戦後日本における法律扶助制度の歴史
三 二一世紀における日本の法律扶助の課題
四 司法制度改革審議会意見書の意義
五 総合法律扶助支援制度の構想
六 「支援法」の意義
七 「法テラス」の組織的特性
第四章 諸外国の法律扶助――その歴史と現状
一 慈善的法律扶助の時代
二 両大戦期における法律扶助
三 戦後福祉国家と近代的法律扶助制度の構築
四 福祉国家・弁護士のロビイング活動と法律扶助の発展
五 福祉国家・各国法体系(大陸法・コモンロー)と法律扶助の関係
――大陸法国家における訴訟内援助の発展とコモンロー国家における訴訟外援助の発展
六 戦後ベヴァリッジ体制の揺らぎと法律扶助への影響
七 貧困の再発見と法律扶助の大規模拡大
八 福祉国家の成熟と世界的なアクセス・トゥ・ジャスティス運動の展開
九 市民の基本的権利としての法律扶助の確立
一〇 福祉国家の危機と法律扶助の変容
一一 グローバル化と法律扶助の再編――伝統的な訴訟代理援助方式の限界
一二 再度の欧米法律扶助の危機と普遍主義の確認
一三 アジア諸国の法律扶助の整備
第五章 「法テラス」の未来――課題と展望
一 「法テラス」に求められているものは何か―すべての人に司法アクセスを
二 情報提供業務のあり方はどうあるべきか
三 民事法律扶助の制度改善について―資力を要件としない「初期相談」の提案
四 人権保障を全うする刑事国選弁護制度をどう実現するか
五 スタッフ弁護士の位置づけとその任務をどう考えるか
六 「法テラス」の良好な職場環境をいかに構築するか
あとがき
第一章 「法テラス」の誕生と五年間の到達点
一 総合法律支援の理念と「法テラス」の設立
二 「法テラス」事業の内容と到達点
三 これまでの事業に対する評価
第二章 「法テラス」の前史――法律扶助協会、当番弁護士制度の活動など
一 弁護士会のもとでの法律扶助事業
二 リーガルサービスセンター、「司法ネット」構想と総合法律支援法
三 刑事弁護改革―被疑者国選弁護へのあゆみ
第三章 「法テラス」設立の歴史的意義と組織的特性――市民にやさしい司法へ
一 戦後の欧米法律扶助制度の歴史と発展
二 戦後日本における法律扶助制度の歴史
三 二一世紀における日本の法律扶助の課題
四 司法制度改革審議会意見書の意義
五 総合法律扶助支援制度の構想
六 「支援法」の意義
七 「法テラス」の組織的特性
第四章 諸外国の法律扶助――その歴史と現状
一 慈善的法律扶助の時代
二 両大戦期における法律扶助
三 戦後福祉国家と近代的法律扶助制度の構築
四 福祉国家・弁護士のロビイング活動と法律扶助の発展
五 福祉国家・各国法体系(大陸法・コモンロー)と法律扶助の関係
――大陸法国家における訴訟内援助の発展とコモンロー国家における訴訟外援助の発展
六 戦後ベヴァリッジ体制の揺らぎと法律扶助への影響
七 貧困の再発見と法律扶助の大規模拡大
八 福祉国家の成熟と世界的なアクセス・トゥ・ジャスティス運動の展開
九 市民の基本的権利としての法律扶助の確立
一〇 福祉国家の危機と法律扶助の変容
一一 グローバル化と法律扶助の再編――伝統的な訴訟代理援助方式の限界
一二 再度の欧米法律扶助の危機と普遍主義の確認
一三 アジア諸国の法律扶助の整備
第五章 「法テラス」の未来――課題と展望
一 「法テラス」に求められているものは何か―すべての人に司法アクセスを
二 情報提供業務のあり方はどうあるべきか
三 民事法律扶助の制度改善について―資力を要件としない「初期相談」の提案
四 人権保障を全うする刑事国選弁護制度をどう実現するか
五 スタッフ弁護士の位置づけとその任務をどう考えるか
六 「法テラス」の良好な職場環境をいかに構築するか
あとがき
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■『自由と正義』(Vol.63 No.3)2012年