書籍詳細:〈市民〉と刑事法[第3版]

〈市民〉と刑事法[第3版] わたしとあなたのための生きた刑事法入門

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,750円(本体価格 2,500円)
在庫なし
発刊年月
2012.02
ISBN
978-4-535-51835-3
判型
A5判
ページ数
304ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

刑法、刑事政策の入門授業で多く使用実績がある刑事法入門書。問題提起が多く、自分の頭で考える端緒とすることが狙われている。

目次

はじめに 市民が刑事法を学ぶ意義



CHAPTER1 現代社会の動態と刑事法

SECTION1 マスメディアと刑事法

SECTION2 犯罪被害当事者の権利と刑事法

SECTION3 生殖医療と刑事法

SECTION4 環境刑法の基本問題

SECTION5 経済取引に伴う犯罪と市民

SECTION6 交通事故と刑罰

SECTION7 公務員犯罪

SECTION8 薬物依存と刑罰

SECTION9 地域社会と子ども・教育

SECTION10 家族・ジェンダーと刑事法

SECTION11 差別防止に占める刑事法の役割

SECTION12 エスニシティと外国人選別

SECTION13 国家を越える刑事法



CHAPTER2 市民生活と刑事司法の交錯

SECTION1 規範意識と処罰要求

SECTION2 日常生活と刑事手続

SECTION3 日本型刑事手続とわたしたち

SECTION4 刑事手続と弁護人の役割

SECTION5 裁判員制度

SECTION6 市民社会と刑務所

SECTION7 更生保護をめぐる問題

SECTION8 医療観察法と精神医療

SECTION9 死刑制度と市民

SECTION10 現代警察活動とわたしたち

刑事手続の流れ



おわりに 刑事法における専門性と市民的共同

APPENDIX1 法曹・警察人員、裁判所・警察予算

APPENDIX2 百聞は一見に如かず。

       矯正施設参観に出かけ、考えるきっかけに!

あとがき



●COLUMN

COLUMN1 無罪推定と犯罪報道

COLUMN2 子どもの脳死・臓器移植

COLUMN3 大和銀行ニューヨーク支店事件

COLUMN4 刑事司法に出来ること・出来ないこと

COLUMN5 飲酒運転と周辺者の責任

COLUMN6 検察改革

COLUMN7 裁判員裁判と少年事件

COLUMN8 コンピュータ・ウイルスに関する罪

COLUMN9 死刑と冤罪

COLUMN10 弁護過誤を構造的に生み出す刑事弁護の世界

COLUMN11 死刑