はしがき

第１章　行政民間化に伴う基本理念の変容と基本制度への法的対応／榊原秀訓

第２章　行政の変容と公務員法制／田中孝和

第３章　2006年チャリティ法の歴史的位相とその制度／岡田章宏

第４章　会計検査院の組織と作用／上田健介

第５章　事業規制機関（utility regulators）の変容と存在意義／友岡史仁

第６章　郵政事業におけるユニバーサルサービス規制と消費者組織／庄村勇人

第７章　刑事施設における監視制度の変容と透明性の確保／萩原聡央

第８章　地方行政における自治体の裁量権と公私協働／長内祐樹

第９章　都市計画法における広域計画団体と狭域計画団体の役割分担の変容／和泉田保一

第10章　都市計画における地方の裁量の変容

　　　　――行政の現代化と都市計画の空間計画化とのはざまで／洞澤秀雄

第11章　都市法分野の法理及び実務に対する1998年人権法の実体的影響／山本寛英