書籍詳細:昭和とは何であったか
昭和とは何であったか 一桁生まれが語るその光と影
- 紙の書籍
定価:税込 3,666円(本体価格 3,333円)
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内容紹介
戦後、労働調査や生活調査に調査人として取り組んできた昭和ひと桁生まれの著者の半生そのものが、戦争と高成長の昭和史であった。
目次
序 章 昭和とは何だったのか
一 満州事変と私
二 昭和の日本と世界
三 昭和から平成へ
四 贖罪的平和論からの脱却
第一章 太平洋戦争と大空襲
一 大都市「絨毯」爆撃の開始
二 最初の神戸大空襲直後の闇を歩いて
三 唯一の救い――阪神電車は動いていた
四 水道保護と焼け跡整理への勤労動員
五 爆弾による空襲のすさまじさ
六 沖縄占領はじめ各島嶼守備隊の玉砕による本土爆撃の激化と市民の心情
七 六・五第二次の市街地大爆撃
八 本土決戦志向のもとでの末期情況
九 四回目の神戸大空襲と原爆投下
十 敗戦による虚脱感と占領体制の開始
第二章 戦後のはじまりと占領下の日本
一 あっというまにヤミ市が成長
二 配給体制の動揺と食糧難
三 急激に進む民主化と転換の諸相
四 教育民主化とルネッサンス
五 学園民主化の進展と学生自治会運動
六 学制改革・男女共学と学校の急速な社会化
七 学制改革のなかでよく楽しんだ高校時代
八 大学入試と高校卒業の周辺
第三章 大学生活と学生運動
一 1950年という年
二 大学という存在とその選択
三 教養課程の意味と京大教養部
四 当時の学生生活と生活費
五 教養課程の授業と専門課程
六 学生生活をとりまく政治・社会状況
七 朝鮮戦争下の学生生活
八 京都府学連と私の学生運動観
九 関西学連での1年と個人としての学生運動の追求
十 学生としての研究生活とその魅力
第四章 労働調査研究所から国際経済労働研究所へ
一 労働問題研究者として1歩を踏み出す
二 戦後創生期の労働組合運動の政策形成と調査運動
三 総評の成立と50年代前半の運動および政策研究
四 50年代後半の運動と関西労調
五 高度経済成長下の運動と労働調査研究所
六 ドルショック・オイルショックの直撃
七 グローバル化のなかで新世紀めざして
第五章 研究者としての総括的覚書――研究主題と業績
一 自立的労働組合主義の確立をめぐって
二 国際労働市場と国際経済政策
三 福祉国家と福祉経済
四 地域共同体の研究
五 都市開発と都市政策の研究
六 生活文化論の確立
七 教育改革に関する研究
八 学会活動と業績
九 大学における研究生活
十 世界をめぐって
第六章 昭和が遺した課題
一 高成長段階を迎えたアジア太平洋経済圏とその共同体化への課題
二 世界危機の構造と克服の課題
三 エネルギー問題と危機管理
結 章 私の生い立ち――神戸っ子の系譜
一 私の生い立ち
二 家族と家庭
一 満州事変と私
二 昭和の日本と世界
三 昭和から平成へ
四 贖罪的平和論からの脱却
第一章 太平洋戦争と大空襲
一 大都市「絨毯」爆撃の開始
二 最初の神戸大空襲直後の闇を歩いて
三 唯一の救い――阪神電車は動いていた
四 水道保護と焼け跡整理への勤労動員
五 爆弾による空襲のすさまじさ
六 沖縄占領はじめ各島嶼守備隊の玉砕による本土爆撃の激化と市民の心情
七 六・五第二次の市街地大爆撃
八 本土決戦志向のもとでの末期情況
九 四回目の神戸大空襲と原爆投下
十 敗戦による虚脱感と占領体制の開始
第二章 戦後のはじまりと占領下の日本
一 あっというまにヤミ市が成長
二 配給体制の動揺と食糧難
三 急激に進む民主化と転換の諸相
四 教育民主化とルネッサンス
五 学園民主化の進展と学生自治会運動
六 学制改革・男女共学と学校の急速な社会化
七 学制改革のなかでよく楽しんだ高校時代
八 大学入試と高校卒業の周辺
第三章 大学生活と学生運動
一 1950年という年
二 大学という存在とその選択
三 教養課程の意味と京大教養部
四 当時の学生生活と生活費
五 教養課程の授業と専門課程
六 学生生活をとりまく政治・社会状況
七 朝鮮戦争下の学生生活
八 京都府学連と私の学生運動観
九 関西学連での1年と個人としての学生運動の追求
十 学生としての研究生活とその魅力
第四章 労働調査研究所から国際経済労働研究所へ
一 労働問題研究者として1歩を踏み出す
二 戦後創生期の労働組合運動の政策形成と調査運動
三 総評の成立と50年代前半の運動および政策研究
四 50年代後半の運動と関西労調
五 高度経済成長下の運動と労働調査研究所
六 ドルショック・オイルショックの直撃
七 グローバル化のなかで新世紀めざして
第五章 研究者としての総括的覚書――研究主題と業績
一 自立的労働組合主義の確立をめぐって
二 国際労働市場と国際経済政策
三 福祉国家と福祉経済
四 地域共同体の研究
五 都市開発と都市政策の研究
六 生活文化論の確立
七 教育改革に関する研究
八 学会活動と業績
九 大学における研究生活
十 世界をめぐって
第六章 昭和が遺した課題
一 高成長段階を迎えたアジア太平洋経済圏とその共同体化への課題
二 世界危機の構造と克服の課題
三 エネルギー問題と危機管理
結 章 私の生い立ち――神戸っ子の系譜
一 私の生い立ち
二 家族と家庭