書籍詳細:これからの人間ドック健診

シリーズ:からだの科学増刊

からだの科学増刊 これからの人間ドック健診

の画像の画像
  • 紙の書籍
定価:税込 2,515円(本体価格 2,286円)
在庫なし
発刊年月
2012.06
判型
B5判
ページ数
164ページ
ジャンル

内容紹介

21世紀の人間ドックには、健康状態の単なるチェックにはとどまらないシステムが求められている。その可能性、あるべき姿を提案する。

目次

PART. 1 人間ドック・健診の基礎

人間ドック・健診のありかた――チェック・ケア・プロモーション/和田高士

健診受診者は非受診者と比べ死亡率が低い/寳澤 篤

利用者から見た理想の健診施設/坂本憲枝

人間ドックの基本検査項目――国民とともに“賢く選択”するために/杉森裕樹

人間ドックのオプション検査の実態/柴田 厚

加齢・性別による検査値の推移――約30万人の人間ドックデータより/高橋英孝

人間ドックにおける事務職の役割/米澤勝美



PART. 2 人間ドックで何をチェックするのか

医療面接――とくにリスク予防の観点から/佐藤さとみ

内科診察――検査を超える聴診の重要性/神谷英樹

人間ドックでの聴力検査/吉田泰行・光永裕子・森山剛榮・井出里香

人間ドック超音波検査における膵の所見/田中幸子

効果的な腹部超音波検査レポートの書き方/平山現生

内視鏡検査を安全に行うスタッフの役割/荒川廣志

肺年齢とは――慢性閉塞性肺疾患を予防するために/大森久光・尾上あゆみ・加藤貴彦

子宮頸がん検診──ベセスダ分類と細胞採取上の注意点/大村峯夫

海外での人間ドックと健康促進/齊龍駒

サービスツーリズムの将来/黄菊坤



PART. 3 人間ドックからはじまるケア

生活習慣病予知診断/和田高士

看護職が実施する当日の「健康アドバイス」/奥田友子

異常結果放置者を医療受診につなげるノウハウ/秋元順子

人間ドックを契機とした現代社会における効果的なストレス対処法/海原純子

成功する健康教室の設営法/小谷和彦

健診機関と医療機関の連携/福井敏樹



PART. 4 健康プロモーションとしての人間ドック

健康習慣「一無・二少・三多」/和田高士

無煙――喫煙の健康被害/佐々木温子

少酒――多量飲酒者の飲酒量を減らす指導法/伊藤 満・樋口 進

少食――少エネルギー摂取と寿命の関係/今野裕之・白澤卓二

多動――運動継続の秘訣/稲次潤子

多休――睡眠,成長ホルモン,抗加齢の観点から/米井嘉一・埜本慶太郎

多接――認知症予防の観点からみた趣味の効用/竹田徳則

家庭での健康チェックと健診データのリンク/中野智紀



〈コラム〉

施設機能評価システム/福田 敬

人間ドック健診専門医/山門 實

COPD疑似体験マスク/飯塚眞喜人

内臓脂肪測定装置/桝田 出

正誤情報

2013.08.14 errata90243-1_1.pdf

正誤情報のファイル名=凡例

errata12345-m_n.txt
ファイル名の「m_n」は、その書籍の「第 m 版第 n 刷」の正誤表であるかを示しています。
PDFファイルになっている正誤情報をご覧になるには、Adobe Reader(無償)が必要です。
ソフトが必要な方はAdobe Reader公式サイトをご覧下さい。