書籍詳細:記者ときどき学者の憲法論

記者ときどき学者の憲法論

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,090円(本体価格 1,900円)
在庫なし
発刊年月
2012.07
ISBN
978-4-535-51906-0
判型
四六判
ページ数
272ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

憲法学者であり新聞記者であった著者が、二つのプロフェッショナルの観点から、表現の自由を中心とした憲法論を分かりやすく説く。

目次

chapter 1 「表現の自由」の世界

1 高額化する名誉毀損の賠償額

2 政治家の名誉毀損訴訟は“特別”か

3 インターネットによる名誉毀損を考える

4 どんな見出しが名誉毀損になるのか

5 警察流出資料の出版を差止めろ

6 事件報道で取材源をどう守る

7 政治家の説明責任の在り方は

8 取材テープ提出命令拒否は取材源秘匿のため

9 どこまで貫く犯罪報道の実名主義

10 死刑確定の元少年を実名で報じるべきか

11 巨大広告から景観を守れ?

12 ビラ配りをしたら逮捕された



chapter 2 人権論のプロムナード

1 顔の傷で「男女差別」は許さない

2 入試「女性枠」は男性差別か

3 補足意見が花盛り 君が代訴訟最高裁判決

4 足利事件と共通点は多かったが…

5 絞首刑は「残虐な刑罰」か



chapter 3 ニュースな統治機構

1 参院議長演出“予算案受領ミステリー”

2 高すぎないか 行政委員の報酬

3 なぜ“のっぺらぼう”裁判員の顔

4 裁判官が決める「社会通念」

5 地方議会が放棄した「住民の利益」

6 イタリアの小村「独立」騒動で考えた地方分権

書評掲載案内

■2012年7月29日付『毎日新聞』

■2012年9月24日付『公明新聞』