書籍詳細:女性の就業と富の分配
郵政研究所研究叢書 女性の就業と富の分配 家計の経済学
- 紙の書籍
定価:税込 4,400円(本体価格 4,000円)
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内容紹介
少子化・高齢化、女性の社会進出、所得・資産格差の拡大──日本の家計が抱えるこれらの課題は、日本経済の長期的動向を考える上でも重要である。本書は、とくに女性の就業行動と富の分配を軸にこの課題を分析する。
目次
第1章 長期的にみた出生率と女性の就業行動
1 出生率と女性の社会進出
2 出生率の推移と女性の就業状況
3 先行研究と実証モデルの導出
4 実証結果
5 出生率の上昇と女性の就業の増加に向けて
第2章 年齢階層別出産選択と既婚女子の就業行動
1 家計の属性を考える重要性
2 最適子供数の選択の考え方、年齢階層別出生率のとらえかた
3 データについて
4 実証モデルの導出
5 推定結果
6 政策的な課題と分析に残された課題
補論1 データについて
1 家計調査
2 貯蓄動向調査
3 家計調査と貯蓄動向調査を併用した資産の推計ついて
4 家計調査・貯蓄動向調査の問題点
補論2 質的選択モデルについて
1 はじめに
2 二値的選択問題
3 Bivariate probitモデルについて
4 Sample selectionモデルについて
第3章 私立校と公立校の選択
1 なぜ私立の小中学校を選択するのか
2 大学進学・大学の選択に関する先行研究
3 データについて
4 実証モデルの導出
5 モデルの定式化と推計結果
6 学校選択の幅の拡大の必要性について
補論 世帯単位でみた推計結果
第4章 妻の就業と家計の貯蓄率
1 はじめに
2 データと定義について
3 実証モデルの導出について
4 推計結果
5 ターゲットを絞った政策の必要性
補論 Simultaneous equation tobitモデルの計量方法について
第5章 二つの遺産動機と世帯主の生命保険金需要
1 遺産動機と生命保険
2 世帯主の死亡保険契約のモデル
3 推計方法、具体的な定式化とデータの処理
4 遺産動機1と世帯主死亡保険契約の推計結果
5 遺産動機2と世帯主死亡保険契約のBivariate probit分析
6 おわりに
第6章 人々はなぜ生命保険貯蓄をするか
1 生命保険貯蓄の考え方
2 Tie-in-sales仮説について
3 死亡保険契約と生命保険貯蓄(満期保険金)、保険料支出の推計について
4 満期保険契約と満期保険金・保険料支出の推計結果
5 おわりに
第7章 バブル期の所得と資産の分布
1 豊かさと平等
2 データと計測方法
3 勤労者世帯の可処分所得の分布
4 一般世帯と全世帯の可処分所得の分布
5 全世帯の年齢階層別の可処分所得の分布
6 資産の分布
7 残された課題
補論 不平等の計測方法
1 ローレンツ曲線
2 不平等の数量的尺度
3 角度、零の扱い
第8章 勤労者世帯の所得の不平等は何によるか
1 不平等の要因分解を考える意味
2 妻の就業の増加と賃金制度の影響
3 所得のとらえ方
4 推計結果
5 政策的な課題と分析上の課題
補論 不平等の要因分解方法について
1 はじめに
2 ジニ係数による分解
3 タイルの尺度等による分解
第9章 バブル崩壊前後の資産分配
1 資産格差のとらえかた
2 グループ間の不平等の計測方法
3 全世帯ベースでの資産分配の状況
4 土地保有の有無による資産分布の状況とグループ間の格差
5 首都圏と地方
6 勤労者世帯と一般世帯、負債のない世帯と負債のある世帯の資産分布
7 資産格差の是正に向けて
1 出生率と女性の社会進出
2 出生率の推移と女性の就業状況
3 先行研究と実証モデルの導出
4 実証結果
5 出生率の上昇と女性の就業の増加に向けて
第2章 年齢階層別出産選択と既婚女子の就業行動
1 家計の属性を考える重要性
2 最適子供数の選択の考え方、年齢階層別出生率のとらえかた
3 データについて
4 実証モデルの導出
5 推定結果
6 政策的な課題と分析に残された課題
補論1 データについて
1 家計調査
2 貯蓄動向調査
3 家計調査と貯蓄動向調査を併用した資産の推計ついて
4 家計調査・貯蓄動向調査の問題点
補論2 質的選択モデルについて
1 はじめに
2 二値的選択問題
3 Bivariate probitモデルについて
4 Sample selectionモデルについて
第3章 私立校と公立校の選択
1 なぜ私立の小中学校を選択するのか
2 大学進学・大学の選択に関する先行研究
3 データについて
4 実証モデルの導出
5 モデルの定式化と推計結果
6 学校選択の幅の拡大の必要性について
補論 世帯単位でみた推計結果
第4章 妻の就業と家計の貯蓄率
1 はじめに
2 データと定義について
3 実証モデルの導出について
4 推計結果
5 ターゲットを絞った政策の必要性
補論 Simultaneous equation tobitモデルの計量方法について
第5章 二つの遺産動機と世帯主の生命保険金需要
1 遺産動機と生命保険
2 世帯主の死亡保険契約のモデル
3 推計方法、具体的な定式化とデータの処理
4 遺産動機1と世帯主死亡保険契約の推計結果
5 遺産動機2と世帯主死亡保険契約のBivariate probit分析
6 おわりに
第6章 人々はなぜ生命保険貯蓄をするか
1 生命保険貯蓄の考え方
2 Tie-in-sales仮説について
3 死亡保険契約と生命保険貯蓄(満期保険金)、保険料支出の推計について
4 満期保険契約と満期保険金・保険料支出の推計結果
5 おわりに
第7章 バブル期の所得と資産の分布
1 豊かさと平等
2 データと計測方法
3 勤労者世帯の可処分所得の分布
4 一般世帯と全世帯の可処分所得の分布
5 全世帯の年齢階層別の可処分所得の分布
6 資産の分布
7 残された課題
補論 不平等の計測方法
1 ローレンツ曲線
2 不平等の数量的尺度
3 角度、零の扱い
第8章 勤労者世帯の所得の不平等は何によるか
1 不平等の要因分解を考える意味
2 妻の就業の増加と賃金制度の影響
3 所得のとらえ方
4 推計結果
5 政策的な課題と分析上の課題
補論 不平等の要因分解方法について
1 はじめに
2 ジニ係数による分解
3 タイルの尺度等による分解
第9章 バブル崩壊前後の資産分配
1 資産格差のとらえかた
2 グループ間の不平等の計測方法
3 全世帯ベースでの資産分配の状況
4 土地保有の有無による資産分布の状況とグループ間の格差
5 首都圏と地方
6 勤労者世帯と一般世帯、負債のない世帯と負債のある世帯の資産分布
7 資産格差の是正に向けて