書籍詳細:昭和恐慌と金融政策
昭和恐慌と金融政策
- 紙の書籍
定価:税込 3,850円(本体価格 3,500円)
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内容紹介
昭和恐慌はなぜ起こったのか? どのように終わっていったのか? 議論の一致しない論争点を、計量経済学の方法を駆使して分析。
目次
第1章 昭和恐慌期の財政政策と金融政策はどちらが重要だったか?
1 昭和恐慌と昭和恐慌後の回復過程における財政金融政策
2 先行研究と分析の枠組み
3 VARモデルによる分析
第2章 昭和恐慌期のマネーはベースマネーでコントロールできたのか
1 信用乗数の動向
2 信用乗数の変動要因
3 信用乗数の説明モデル
4 マネーサプライの制御可能性
5 どれだけ安定的にマネーサプライを制御できるのか
第3章 昭和恐慌期のマネーと銀行貸出は、どちらが重要だったか
1 これまでの研究成果
2 VARモデルによる分析
3 マネーの意味と貸出との比較
第4章 昭和恐慌からの回復における貸出と資本市場の寄与
1 銀行の機能低下はなぜ経済を悪化させるのか
2 戦前期の資金調達構造
3 昭和恐慌後の産業別の固定資産の増加と資金調達
第5章 戦前期と昭和恐慌脱却時の金融政策
──テイラー・ルールによる解釈
1 戦間期の日本経済と金本位制復帰への動き
2 テイラー・ルールによる金融政策の評価
3 拡張テイラー・ルール
4 推定から得られた知見
第6章 マッカラム・ルールによる金融政策の解釈
1 マッカラム・ルールの意味
2 現実の経済とマッカラム・ルール下での経済
3 昭和恐慌から脱却できたのか
第7章 資源配分効率から見た戦前期日本の成長と変動
1 日本経済の新古典派成長モデル
2 新古典派モデルにおける4つの一階の条件
3 賃金の乖離と全要素生産性の変化で昭和恐慌を説明できるか
4 経済変動の要因は何か
1 昭和恐慌と昭和恐慌後の回復過程における財政金融政策
2 先行研究と分析の枠組み
3 VARモデルによる分析
第2章 昭和恐慌期のマネーはベースマネーでコントロールできたのか
1 信用乗数の動向
2 信用乗数の変動要因
3 信用乗数の説明モデル
4 マネーサプライの制御可能性
5 どれだけ安定的にマネーサプライを制御できるのか
第3章 昭和恐慌期のマネーと銀行貸出は、どちらが重要だったか
1 これまでの研究成果
2 VARモデルによる分析
3 マネーの意味と貸出との比較
第4章 昭和恐慌からの回復における貸出と資本市場の寄与
1 銀行の機能低下はなぜ経済を悪化させるのか
2 戦前期の資金調達構造
3 昭和恐慌後の産業別の固定資産の増加と資金調達
第5章 戦前期と昭和恐慌脱却時の金融政策
──テイラー・ルールによる解釈
1 戦間期の日本経済と金本位制復帰への動き
2 テイラー・ルールによる金融政策の評価
3 拡張テイラー・ルール
4 推定から得られた知見
第6章 マッカラム・ルールによる金融政策の解釈
1 マッカラム・ルールの意味
2 現実の経済とマッカラム・ルール下での経済
3 昭和恐慌から脱却できたのか
第7章 資源配分効率から見た戦前期日本の成長と変動
1 日本経済の新古典派成長モデル
2 新古典派モデルにおける4つの一階の条件
3 賃金の乖離と全要素生産性の変化で昭和恐慌を説明できるか
4 経済変動の要因は何か