書籍詳細:昭和恐慌と金融政策

昭和恐慌と金融政策

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,850円(本体価格 3,500円)
在庫なし
発刊年月
2012.09
ISBN
978-4-535-55704-8
判型
A5判
ページ数
204ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

昭和恐慌はなぜ起こったのか? どのように終わっていったのか? 議論の一致しない論争点を、計量経済学の方法を駆使して分析。

目次

第1章 昭和恐慌期の財政政策と金融政策はどちらが重要だったか?

1 昭和恐慌と昭和恐慌後の回復過程における財政金融政策

2 先行研究と分析の枠組み

3 VARモデルによる分析



第2章 昭和恐慌期のマネーはベースマネーでコントロールできたのか

1 信用乗数の動向

2 信用乗数の変動要因

3 信用乗数の説明モデル

4 マネーサプライの制御可能性

5 どれだけ安定的にマネーサプライを制御できるのか



第3章 昭和恐慌期のマネーと銀行貸出は、どちらが重要だったか

1 これまでの研究成果

2 VARモデルによる分析

3 マネーの意味と貸出との比較



第4章 昭和恐慌からの回復における貸出と資本市場の寄与

1 銀行の機能低下はなぜ経済を悪化させるのか

2 戦前期の資金調達構造

3 昭和恐慌後の産業別の固定資産の増加と資金調達



第5章 戦前期と昭和恐慌脱却時の金融政策

    ──テイラー・ルールによる解釈

1 戦間期の日本経済と金本位制復帰への動き

2 テイラー・ルールによる金融政策の評価

3 拡張テイラー・ルール

4 推定から得られた知見



第6章 マッカラム・ルールによる金融政策の解釈

1 マッカラム・ルールの意味

2 現実の経済とマッカラム・ルール下での経済

3 昭和恐慌から脱却できたのか



第7章 資源配分効率から見た戦前期日本の成長と変動

1 日本経済の新古典派成長モデル

2 新古典派モデルにおける4つの一階の条件

3 賃金の乖離と全要素生産性の変化で昭和恐慌を説明できるか

4 経済変動の要因は何か