書籍詳細:法廷弁護士3

法廷弁護士3 盗む青白い手

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,430円(本体価格 1,300円)
在庫なし
発刊年月
2012.11
ISBN
978-4-535-51942-8
判型
四六判
ページ数
164ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

苦境に立つ人々に寄り添う心優しき弁護士・九品仏舎郎の物語の第3弾。こんな弁護士に出会いたい!そんな読後感をお約束します。

目次

第1話 消えた退職金

社員として長年にわたって会社のために懸命に働き続けたにもかかわらず、退職金ゼロを通告された初老の男性が、困り果てて相談にやって来た。労働審判を経て男性が辿り着いた心温まる結末。



天心医師との出会い/初回相談──内容証明の起案/相手方からの回答/労働審判手続申立書の作成/答弁書/第二回目の相談──第一準備書面の起案/相手方の第一準備書面/第一回労働審判期日/第二回労働審判期日/祝杯



第2話 盗む青白い手

摂食障害と万引きの関係とは? 周到なリサーチと現場踏査を重ね、控訴審で二度目の執行猶予をとるための困難な闘いに挑む舎郎。刑事弁護の衝撃的なまでに過酷な現実を端的に描いた秀作。



事件依頼の電話/第一審弁護人からの状況聴取/刑事事件の記憶1/被告人との面会1/天心医師との面談/裁判記録の入手/現場の重要性/刑事事件の記憶2/現場調査/専門家からの意見聴取1/専門家からの意見聴取2/天心医師からの意見聴取/被告人との面会2/愛子の成育歴/愛子からの手紙/控訴趣意書の構成の悩み/文献調査/控訴趣意書の起案/控訴審公判期日/天心医師主尋問/天心医師反対尋問/天心医師補充尋問/被告人質問/被告人補充尋問/判決期日/