書籍詳細:新版 労働法重要判例を読む2

新版 労働法重要判例を読む2 労働基準法・労働契約法関係

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,860円(本体価格 2,600円)
在庫僅少
発刊年月
2013.01
ISBN
978-4-535-51869-8
判型
A5判
ページ数
312ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

この2冊で取り上げた判例は800件強。第一級の研究者による執筆で、判例法理の全体を完全に理解することができる。

目次

第6章 賃金

26 債務の本旨に従った労務提供──片山組事件……山下 昇

27 賃金全額払いの原則の例外

    ──シンガー・ソーイング・メシーン事件……國武英生

28 パートタイム労働者の賃金差別──丸子警報器事件……川田知子

29 退職金の法的性格と競業避止義務──三晃社事件……山下 昇

30 争議不参加者の賃金請求権──ノースウエスト航空事件……盛 誠吾





第7章 労働時間

31 労働時間の概念──大星ビル管理事件……橋本陽子

32 時間外労働命令権の根拠と限界──日立製作所武蔵工場事件……有田謙司

33 年休の利用目的と時季変更権行使における配慮

    ──横手統制電話中継所事件……長谷川 聡

34 産前産後休業等と賞与の支給要件──東朋学園事件……菅野淑子



第8章 人事異動

35 出向命令権の法的根拠と労働者の同意

    ──新日本製鐵(日鐵運輸第二)事件……唐津 博

36 配転命令権の根拠と限界──東亜ペイント事件……中内 哲

37 会社分割における事前協議の意義と手続違反の法的効果

    ──日本IBM事件……緒方桂子



第9章 プライバシー・懲戒

38 労働者の人格的利益の保護──関西電力事件……山川和義

39 企業秩序違反事件の調査義務と懲戒処分──富士重工業事件……池田 悠

40 事件発生から長時間経過した後の懲戒処分の効力

    ──ネスレ日本(懲戒解雇)事件……奥田香子



第10章 労働災害

41 業務上の負荷と脳・心臓疾患の発症との因果関係

    ──地公災基金鹿児島支部事件……小畑史子

42 過労自殺と使用者の安全配慮義務──電通事件……本久洋一



第11章 労働契約の終了

43 予告義務違反の解雇の効力と付加金請求──細谷服装事件……水島郁子

44 解雇権濫用法理──学校法人敬愛学園(国学館高校)事件……古川陽二

45 整理解雇の効力──大村野上事件……唐津 博

46 退職強要──下関商業高校事件……石田信平

47 辞職願の撤回──大隅鐵工所事件……中内 哲

48 有期契約と雇止め──日立メディコ事件……水島郁子

49 非常勤公務員の再任用拒否──大阪大学事件……武井 寛

50 解雇期間中の賃金と中間収入の控除──あけぼのタクシー事件……中窪裕也