書籍詳細:表現の自由とメディア

表現の自由とメディア

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,730円(本体価格 4,300円)
在庫なし
発刊年月
2013.01
ISBN
978-4-535-51947-3
判型
A5判
ページ数
276ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

NHK番組改変事件で明るみに出たように、メディアの自己規制、事実上の検閲は表現の自由に背馳するかたちで深刻化している。ネット化が進むなかで、市民のアクセス、公平原則、反論権、取材源秘匿等を位置づけながら、メディアが社会的責任を果たす方途を探求する。

目次

第1部 メディアの自由とは何か

 第1章 表現の自由とメディアをめぐって……田島泰彦

     ──考える手がかりとして

 第2章 英国におけるプレスの検閲……ジョン・スティール

     ──プレス規制再考



第2部 表現の自由とメディアをめぐる論点

 第1章 インターネットにおける人権侵害の救済……韓 永學

     ──反論権を中心に

 第2章 日米の新聞にみる情報源をめぐる課題……大塚一美

 第3章 「暴力的ゲーム」の規制と表現の自由……城野一憲

     ──有害表現規制におけるカテゴリー審査と利益衡量

 第4章 青少年保護と表現規制に関する一考察……千 命載

     ──韓国の青少年保護法を中心に

 第5章 裁判員裁判における取材・報道の規制とメディアの役割……田北康成

 第6章 テレビ番組制作現場の構造と自由……浮田 哲

     ──「現場の自由」の視点から