書籍詳細:過剰流動性とアジア経済

過剰流動性とアジア経済

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  • 紙の書籍
定価:税込 5,280円(本体価格 4,800円)
在庫なし
発刊年月
2013.03
ISBN
978-4-535-55740-6
判型
A5判
ページ数
280ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

グローバル・インバランスを背景とした世界的な過剰流動性が各国/地域に与える影響を、主にアジアを対象にして分析する。

目次

はしがき

第1部  総論

 第1章 グローバル・インバランスと過剰流動性…黒坂佳央

第2部  アジアの資産価格、資本流入と諸制度との関係

 第2章 世界金融危機とアジア諸国の株式市場…猪口真大・坂井功治

 第3章 新興市場における資産バブルと為替相場監視の枠組み構築の試み…川崎健太郎

 第4章 アジアの住宅価格に関する検証:国際金融のトリレンマの観点から…大野早苗・清水順子

第3部  中国の資本流入と制度に関する諸問題

 第5章 国際的流動性の中国の住宅価格高騰への影響:金融政策、住宅融資、海外資本流入の検証…大野早苗・胥 鵬

 第6章 中国政府系ファンドの日本株式投資…胥 鵬

 第7章 中国の金融システムと貨幣政策…林 康史

第4部  南アジアの住宅市場と資本流入の特徴

 第8章 インドの不動産ブーム…二階堂有子

 第9章 労働者送金と途上国経済:パキスタンの事例を中心に…小田尚也