書籍詳細:秘密保全法批判

秘密保全法批判 脅かされる知る権利

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,750円(本体価格 2,500円)
在庫なし
発刊年月
2013.03
ISBN
978-4-535-51939-8
判型
A5判
ページ数
248ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

国家が情報を過度に管理し、市民の知る権利を阻む秘密保全法。法制化を阻止するために、弁護士・研究者達が徹底的に批判検証する。

目次

1 秘密保全法とは何か

 1 秘密保全法を考える/田島泰彦

   ──なぜ法制化か、何が問題か

 2 徹底解剖・秘密保全法/齋藤 裕・武藤糾明・山下幸夫

   ──有識者会議報告書と市民の自由

  第1 秘密保全法制の必要性・目的

  第2 秘密の範囲

  第3 秘密の管理

  第4 罰則

  第5 法形式

  第6 国民の知る権利等との関係

  第7 立法府及び司法府



2 国家の秘密 v.s. 市民の自由

 1 国家秘密と憲法/右崎正博

 2 公務員と守秘義務/晴山一穂

 3 国家秘密保全法政と刑事法/安達光治

 4 秘密保護法制と情報公開/清水 勉

 5 原子力と秘密/海渡雄一

 6-1 国家秘密とジャーナリズム1──核密約の取材体験から/太田昌克

 6-2 国家秘密とジャーナリズム2──沖縄密約と日米関係を中心に/西山太吉



3 諸外国は国家の秘密と市民の自由にどう向き合っているか

 1 はじめに──ヨハネスブルク原則を中心に/田島泰彦

 2 イギリス/田島泰彦

 3 アメリカ/松井茂記

 4 ドイツ/植松健一

 5 フランス/白取祐司

 6 韓国/韓 永学



資料編