書籍詳細:生活保護リアル
生活保護リアル
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定価:税込 1,540円(本体価格 1,400円)
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内容紹介
増え続ける生活保護受給者。生活保護制度をやさしく解説するとともに、受給者や生活保護に係わる人々の「ありのまま」の姿を描く。
目次
はじめに
第1章 生活保護制度とはなんだろう?
生活保護はどうなったら利用できるのか?
生活保護を利用するにはどうすればよいのか?
どのような人が生活保護を利用しているのか?
生活保護受給者は「働けるのに働かない?」
生活保護費の内容と金額決定のメカニズムは?
生活保護に関する最大の誤解と最大の問題
第2章 妻の浮気、服役、ホームレス、そして生活保護へ
八二歳の穏やかな日常
志願して少年兵に、そして遍歴の始まり
生活保護をめぐる複雑な思い
ギリギリのやりくりのなかで
第3章 燃え尽きた公務員ワーキングプア
北海道の小さな町での静かな毎日
離婚、非正規雇用、職場イジメ、そして生活保護
「公務員ワーキングプア」が見た子どもの貧困
「今は、人生の休憩時間」
日常生活の中で見出す小さな希望
第4章 希望は「もう1度納税者になること」
治療の必要性と自立への焦りの間で
「生活リズムを安定させる」という課題へのひたむきな取り組み
常に経済的自立を意識していた少女時代
真面目に熱心に働いた末の「過労うつ」
アルバイトや派遣を転々とする日々
精神的DVからネットカフェ難民に、そして生活保護の申請に
緩やかでも確実な回復を目指して
自立に向けてのステップとジレンマ
「弱者でなくなるために生活保護を利用している」が
第5章 ゆるやかに、しかし着実に自立へと歩みつつ
「食事を作っているときが一番楽しい」
「保険適用のカウンセリング」から生活保護へ
医師によるハラスメント
自分の足での歩みが始まる
攻撃の的にされる生活保護当事者
精神障害の「だるさ」と回復への道のり
生活保護費で必要最小限の生活を支えてほしい
第6章 働けど生活保護から脱却できない「働き盛り」
高校中退、そして不安定就労の繰り返し
「生活保護があってよかった」
再就職への厳しすぎる道のり
生活保護から脱出できない「正社員」待遇
ふたたびの求職、そして焦り
日々の喜びと将来への不安
第7章 「江戸川中3勉強会」二五年目の夏
火曜日の夕方、公営施設の集会室にて
「あたりまえ」を最初から奪われている子どもたち
貧困地域の中学校教員の絶望
子どもたちの「あたりまえ」を取り戻すために
二五歳前後まで立ちはだかる「壁」
第8章 困っている人々を支えるということ
障害者の貧困の実態と、その背景にあるもの
「普通のおじさん」として支援する立場から
専門家として支援する立場から
法律家としての立場から
いちばん切り下げやすいところから叩く
第9章 生活保護制度を支える側の素顔
「人と暮らすところ」を感じさせる葛西駅前
福祉事務所とケースワーカーの多忙な日常
福祉事務所に配属されるまでの多様な経緯
限られた財政力のなかで福祉に注力する江戸川区
高齢化を抑制したとしても、生活保護費は抑制できない
さまざまな「自立」の形を支える
まず人間関係の構築から
当事者の努力だけでは実現できない「経済的自立」
第10章 「健康で文化的な最低限度の生活」とは?
少女と「浮浪者」たちとの出会い
拒絶された「福祉の善意」
「誰でもない制度」と「隣のあなた」の間で
「最低限の生活」を明らかにする研究
人間の生活の「基本」とはなんだろう?
「働けるはずなのに昼間からブラブラしている」
時代に合わせて変わるべき「貧困」概念
第11章 生活保護制度を誰がどこへ向かわせているのか
増え続ける生活保護受給者・世帯数
生活保護基準引き下げへの道
「豊かな国」のなかの餓死
政治家、メディア一体となった動き
矢継ぎ早の改悪
波状攻撃にさらされながら
参考文献
第1章 生活保護制度とはなんだろう?
生活保護はどうなったら利用できるのか?
生活保護を利用するにはどうすればよいのか?
どのような人が生活保護を利用しているのか?
生活保護受給者は「働けるのに働かない?」
生活保護費の内容と金額決定のメカニズムは?
生活保護に関する最大の誤解と最大の問題
第2章 妻の浮気、服役、ホームレス、そして生活保護へ
八二歳の穏やかな日常
志願して少年兵に、そして遍歴の始まり
生活保護をめぐる複雑な思い
ギリギリのやりくりのなかで
第3章 燃え尽きた公務員ワーキングプア
北海道の小さな町での静かな毎日
離婚、非正規雇用、職場イジメ、そして生活保護
「公務員ワーキングプア」が見た子どもの貧困
「今は、人生の休憩時間」
日常生活の中で見出す小さな希望
第4章 希望は「もう1度納税者になること」
治療の必要性と自立への焦りの間で
「生活リズムを安定させる」という課題へのひたむきな取り組み
常に経済的自立を意識していた少女時代
真面目に熱心に働いた末の「過労うつ」
アルバイトや派遣を転々とする日々
精神的DVからネットカフェ難民に、そして生活保護の申請に
緩やかでも確実な回復を目指して
自立に向けてのステップとジレンマ
「弱者でなくなるために生活保護を利用している」が
第5章 ゆるやかに、しかし着実に自立へと歩みつつ
「食事を作っているときが一番楽しい」
「保険適用のカウンセリング」から生活保護へ
医師によるハラスメント
自分の足での歩みが始まる
攻撃の的にされる生活保護当事者
精神障害の「だるさ」と回復への道のり
生活保護費で必要最小限の生活を支えてほしい
第6章 働けど生活保護から脱却できない「働き盛り」
高校中退、そして不安定就労の繰り返し
「生活保護があってよかった」
再就職への厳しすぎる道のり
生活保護から脱出できない「正社員」待遇
ふたたびの求職、そして焦り
日々の喜びと将来への不安
第7章 「江戸川中3勉強会」二五年目の夏
火曜日の夕方、公営施設の集会室にて
「あたりまえ」を最初から奪われている子どもたち
貧困地域の中学校教員の絶望
子どもたちの「あたりまえ」を取り戻すために
二五歳前後まで立ちはだかる「壁」
第8章 困っている人々を支えるということ
障害者の貧困の実態と、その背景にあるもの
「普通のおじさん」として支援する立場から
専門家として支援する立場から
法律家としての立場から
いちばん切り下げやすいところから叩く
第9章 生活保護制度を支える側の素顔
「人と暮らすところ」を感じさせる葛西駅前
福祉事務所とケースワーカーの多忙な日常
福祉事務所に配属されるまでの多様な経緯
限られた財政力のなかで福祉に注力する江戸川区
高齢化を抑制したとしても、生活保護費は抑制できない
さまざまな「自立」の形を支える
まず人間関係の構築から
当事者の努力だけでは実現できない「経済的自立」
第10章 「健康で文化的な最低限度の生活」とは?
少女と「浮浪者」たちとの出会い
拒絶された「福祉の善意」
「誰でもない制度」と「隣のあなた」の間で
「最低限の生活」を明らかにする研究
人間の生活の「基本」とはなんだろう?
「働けるはずなのに昼間からブラブラしている」
時代に合わせて変わるべき「貧困」概念
第11章 生活保護制度を誰がどこへ向かわせているのか
増え続ける生活保護受給者・世帯数
生活保護基準引き下げへの道
「豊かな国」のなかの餓死
政治家、メディア一体となった動き
矢継ぎ早の改悪
波状攻撃にさらされながら
参考文献
書評掲載案内
■Yahoo!ニュース(2014年8/23付)記事掲載「生活保護のよくある誤解に答えてみました」http://bylines.news.yahoo.co.jp/miwayoshiko/20140823-00038505/