書籍詳細:心理臨床におけるまなざし体験の生成
心理臨床におけるまなざし体験の生成
- 紙の書籍
定価:税込 3,960円(本体価格 3,600円)
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内容紹介
生身の人間同士のまなざしを介したコミュニケーション力が劣化している。臨床事例を踏まえて、その病理と克服の途を追求する。
目次
刊行に寄せて(皆藤 章)
序 章 まなざしと心の起源
第1章 心理臨床におけるまなざし体験の生成とは
1 関係のはじまり
2 「見えている」のではなく「見ている」赤ちゃん
3 見ることの臨床的意味
4 臨床実践における「まなざし体験の生成」の意義
第2章 母子の見つめあいから生まれてくるまなざし体験の生成
1 はじめに
2 見つめ続けること・まなざしを浴び続けること
3 他者を感じ、肯定されることから共に見る存在へ
4 「お母さんの目の中にAちゃんがいる」という言葉の意味
1 発達相談とK式発達検査
2 母子合同のグループセラピー
5 他者の視点の内在化と身体像の獲得
6 母親のまなざし
第3章 「自分」の生成とまなざし体験
1 はじめに
2 統合失調症の20代青年との面接過程
1 事例の概要
2 事例の経過
3 見る”自分”の存在
4 クライエントをまなざし、先に発見する
5 相づちと情動調律
6 見てくれる”他者”の存在
7 見守りのまなざし
第4章 描画における共に見る体験
1 はじめに
2 事例の概要
1 心理療法における描画
2 描画過程
3 最後の描画
3 考察
1 木を描く
2 自分の世界を再構成する動き
3 「共に見る体験」とjoint attention
4 描画を施行する「とき」
5 おわりに
第5章 箱庭による二重の見守り
1 はじめに
2 視野におさまること
3 養護教諭の箱庭体験を通路とするコンサルテーション
1 箱庭体験までの経緯
2 箱庭の体験過程
4 箱庭体験をめぐって
1 箱庭に見られる特徴について
2 見守られる体験
3 見えない領域にまなざしを向ける
5 箱庭療法におけるクライエント・セラピスト関係
6 箱庭による二重の見守り
第6章 まなざし体験をもたらす箱庭・はり絵・折り紙遊び
1 はじめに
2 いじめにあった少女の面接過程
1 事例の概要
2 面接過程
3 分けること
1 異界の出口と入り口
2 水のテーマ
4 区別する遊びのさまざまな段階
1 箱庭から分ける遊びへ
2 はり絵・折り紙による表現の意味
3 共に作り共に見ること
5 まなざしと共にあることの体験
序 章 まなざしと心の起源
第1章 心理臨床におけるまなざし体験の生成とは
1 関係のはじまり
2 「見えている」のではなく「見ている」赤ちゃん
3 見ることの臨床的意味
4 臨床実践における「まなざし体験の生成」の意義
第2章 母子の見つめあいから生まれてくるまなざし体験の生成
1 はじめに
2 見つめ続けること・まなざしを浴び続けること
3 他者を感じ、肯定されることから共に見る存在へ
4 「お母さんの目の中にAちゃんがいる」という言葉の意味
1 発達相談とK式発達検査
2 母子合同のグループセラピー
5 他者の視点の内在化と身体像の獲得
6 母親のまなざし
第3章 「自分」の生成とまなざし体験
1 はじめに
2 統合失調症の20代青年との面接過程
1 事例の概要
2 事例の経過
3 見る”自分”の存在
4 クライエントをまなざし、先に発見する
5 相づちと情動調律
6 見てくれる”他者”の存在
7 見守りのまなざし
第4章 描画における共に見る体験
1 はじめに
2 事例の概要
1 心理療法における描画
2 描画過程
3 最後の描画
3 考察
1 木を描く
2 自分の世界を再構成する動き
3 「共に見る体験」とjoint attention
4 描画を施行する「とき」
5 おわりに
第5章 箱庭による二重の見守り
1 はじめに
2 視野におさまること
3 養護教諭の箱庭体験を通路とするコンサルテーション
1 箱庭体験までの経緯
2 箱庭の体験過程
4 箱庭体験をめぐって
1 箱庭に見られる特徴について
2 見守られる体験
3 見えない領域にまなざしを向ける
5 箱庭療法におけるクライエント・セラピスト関係
6 箱庭による二重の見守り
第6章 まなざし体験をもたらす箱庭・はり絵・折り紙遊び
1 はじめに
2 いじめにあった少女の面接過程
1 事例の概要
2 面接過程
3 分けること
1 異界の出口と入り口
2 水のテーマ
4 区別する遊びのさまざまな段階
1 箱庭から分ける遊びへ
2 はり絵・折り紙による表現の意味
3 共に作り共に見ること
5 まなざしと共にあることの体験