書籍詳細:児童養護施設の心理臨床
シリーズ:こころの科学叢書
児童養護施設の心理臨床 「虐待」のその後を生きる
- 紙の書籍
定価:税込 2,200円(本体価格 2,000円)
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内容紹介
家庭で暮らせないという過酷な過去をもつ子どもたちに、心理職は何ができるのか。日々の丁寧な積み重ねから見えてくることとは。
目次
第1部 児童養護施設の心理臨床とは
1 「発達」をどうとらえるか
2 「専門的援助関係」について考える
3 「心理治療」とは何だろうか
4 心理職の役割
5 「生活臨床」としての心理職業務の展開
第2部 児童養護施設の心理臨床の経験
6 「心理療法」の入り口、あるいはその手前の仕事について
7 児童養護施設における子育ての課題
8 能動と受動、加害と被害──「傷」や「過去」と向き合う時に
9 「言葉が入らない」ことと問題行動
10 「貧困」がこころの育ちにもたらしうるもの
第3部 児童養護施設の現場から
非力を重ねて
「こうなる前に……」と言うけれど
見送る背中
繰り返しの重さ
不意打ち
その声は、誰の声?
山道を引き返す
「現場」はどこだ
「子どもはそんなに弱くない」としても
君の名を呼ぶ
ここを出る時
「楽しみなことは、なに?」
周辺の厚み
夜眠り、朝目覚める時間
「大きくなること」について
一人でいられる/いられない
「さようなら」
そのとき思い出すもの
あとがき
1 「発達」をどうとらえるか
2 「専門的援助関係」について考える
3 「心理治療」とは何だろうか
4 心理職の役割
5 「生活臨床」としての心理職業務の展開
第2部 児童養護施設の心理臨床の経験
6 「心理療法」の入り口、あるいはその手前の仕事について
7 児童養護施設における子育ての課題
8 能動と受動、加害と被害──「傷」や「過去」と向き合う時に
9 「言葉が入らない」ことと問題行動
10 「貧困」がこころの育ちにもたらしうるもの
第3部 児童養護施設の現場から
非力を重ねて
「こうなる前に……」と言うけれど
見送る背中
繰り返しの重さ
不意打ち
その声は、誰の声?
山道を引き返す
「現場」はどこだ
「子どもはそんなに弱くない」としても
君の名を呼ぶ
ここを出る時
「楽しみなことは、なに?」
周辺の厚み
夜眠り、朝目覚める時間
「大きくなること」について
一人でいられる/いられない
「さようなら」
そのとき思い出すもの
あとがき
書評掲載案内
■『子どもの虐待とネグレクト』2014年12月号「ブックレビュー」評者:星野崇啓氏(さいたま子どものこころクリニック)