書籍詳細:日本社会と市民法学
日本社会と市民法学 清水誠先生追悼論集
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定価:税込 12,100円(本体価格 11,000円)
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内容紹介
2011年1月に亡くなられた清水誠先生(東京都立大学名誉教授)を偲び、「市民法論」の観点から日本法学の課題を問う追悼論集。
目次
1 清水先生と市民法学
市民と民事裁判……江藤价泰
清水誠さんに教えていただいたこと……利谷信義
清水誠先生に憶うこと……小田中聰樹
都立大学が八雲にあった頃の、素敵な清水先生……磯部 力
清水先生との出会いから今日まで……江森民夫
事件を見つめる視点……村井勝美
神奈川大学時代の清水誠先生──清水市民法学に学ぶ……吉井蒼生夫
清水誠さんを偲ぶ──50年をふり返って……山田卓生
幻の学会報告「市民社会・国家・法」……前田達男
清水市民法学の継承と発展
──「マルクス主義市民法学」でもなく「近代主義市民法学」でもなく……篠原敏雄
社会編成原理としての友愛……中村浩爾
「市民法」の不全──わが国における「旧体制」の残存と克服の課題……水林 彪
2 公害・原発事故・消費者法
清水誠先生の公害法理論……牛山 積
福島県における原子力損害賠償の現状と問題点……高瀬雅男
原発被害と損害賠償法──「避難指示損害」の賠償との関連で……神戸秀彦
原発事故対策における住民の参加権──主として除染をめぐって……礒野弥生
高レベル放射性廃棄物の処分をめぐる法と民主主義……小沢隆一
都市の騒音と個人の尊厳……大島和夫
高齢社会の自治体消費者行政──東京都消費生活対策審議会答申・再考……島田和夫
「消費者市民社会」論の批判的検討……近藤充代
3 土地法・都市法
イギリス農業借地法の新展開
──ポスト・「近代的土地所有権」論のために……戒能通厚
マンション建替え制度における居住の権利と土地所有権
──とくに団地内建物一括建替えの場合を中心にして……原田純孝
賃貸住宅の耐震強度不足と修繕義務・正当事由
──都市再生機構(UR)高幡台団地ケースを素材として……吉田克己
入会権的墓地利用権の歴史的展開……田山輝明
条例による都市内分権に関する試論──佐倉市を中心として……名和田是彦
ドイツにおける市町村生活基盤配慮行政の(再)公営化……人見 剛
4 民法研究とその展開
「民法改正」と「市民法論」……吉村良一
抵当権と所有権の関係──その理論的分析の試み……今村与一
明治31年戸籍法における身分登記規定の意義……高橋良彰
約束的禁反言再考……山口志保
素因減額と過失相殺の類推適用……宇佐見大司
民法724条後段の除斥期間説と正義……松本克美
非営利法の現状と課題
──非営利協同法の体系化に向けた一つの素描……佐藤岩夫
デザイナー・ベビーは許されるのか──人間の法律学を目指して……石井美智子
5 労働法・刑事法・憲法
『市民』としての労働者と、労働者としての「市民」……西谷 敏
障害差別禁止をめぐる立法課題──雇用分野を中心に……浅倉むつ子
職場におけるセクシュアル・ハラスメントと労災認定……戒能民江
布川事件再審無罪判決の意義……大出良知
おとり捜査と自白の証拠能力……村井敏邦
刑事弁護における福祉的活動……前野育三
内閣法制局『憲法関係答弁例集』(戦争の放棄)の内容と意義……浦田一郎
6 外国法・海外交流
再論・ロシア陪審制のいま……小森田秋夫
朝鮮社会主義憲法改正と指導体制
──金正日体制から金正恩体制への移行と憲法改正……大内憲昭
COLAP 2 余話……竹森正孝
法律家の国際連帯──どこまで来たのか、どこへ行くのか……新倉 修
ナチス司法点描──清水誠のドイツ法研究に寄せて……広渡清吾
市民と民事裁判……江藤价泰
清水誠さんに教えていただいたこと……利谷信義
清水誠先生に憶うこと……小田中聰樹
都立大学が八雲にあった頃の、素敵な清水先生……磯部 力
清水先生との出会いから今日まで……江森民夫
事件を見つめる視点……村井勝美
神奈川大学時代の清水誠先生──清水市民法学に学ぶ……吉井蒼生夫
清水誠さんを偲ぶ──50年をふり返って……山田卓生
幻の学会報告「市民社会・国家・法」……前田達男
清水市民法学の継承と発展
──「マルクス主義市民法学」でもなく「近代主義市民法学」でもなく……篠原敏雄
社会編成原理としての友愛……中村浩爾
「市民法」の不全──わが国における「旧体制」の残存と克服の課題……水林 彪
2 公害・原発事故・消費者法
清水誠先生の公害法理論……牛山 積
福島県における原子力損害賠償の現状と問題点……高瀬雅男
原発被害と損害賠償法──「避難指示損害」の賠償との関連で……神戸秀彦
原発事故対策における住民の参加権──主として除染をめぐって……礒野弥生
高レベル放射性廃棄物の処分をめぐる法と民主主義……小沢隆一
都市の騒音と個人の尊厳……大島和夫
高齢社会の自治体消費者行政──東京都消費生活対策審議会答申・再考……島田和夫
「消費者市民社会」論の批判的検討……近藤充代
3 土地法・都市法
イギリス農業借地法の新展開
──ポスト・「近代的土地所有権」論のために……戒能通厚
マンション建替え制度における居住の権利と土地所有権
──とくに団地内建物一括建替えの場合を中心にして……原田純孝
賃貸住宅の耐震強度不足と修繕義務・正当事由
──都市再生機構(UR)高幡台団地ケースを素材として……吉田克己
入会権的墓地利用権の歴史的展開……田山輝明
条例による都市内分権に関する試論──佐倉市を中心として……名和田是彦
ドイツにおける市町村生活基盤配慮行政の(再)公営化……人見 剛
4 民法研究とその展開
「民法改正」と「市民法論」……吉村良一
抵当権と所有権の関係──その理論的分析の試み……今村与一
明治31年戸籍法における身分登記規定の意義……高橋良彰
約束的禁反言再考……山口志保
素因減額と過失相殺の類推適用……宇佐見大司
民法724条後段の除斥期間説と正義……松本克美
非営利法の現状と課題
──非営利協同法の体系化に向けた一つの素描……佐藤岩夫
デザイナー・ベビーは許されるのか──人間の法律学を目指して……石井美智子
5 労働法・刑事法・憲法
『市民』としての労働者と、労働者としての「市民」……西谷 敏
障害差別禁止をめぐる立法課題──雇用分野を中心に……浅倉むつ子
職場におけるセクシュアル・ハラスメントと労災認定……戒能民江
布川事件再審無罪判決の意義……大出良知
おとり捜査と自白の証拠能力……村井敏邦
刑事弁護における福祉的活動……前野育三
内閣法制局『憲法関係答弁例集』(戦争の放棄)の内容と意義……浦田一郎
6 外国法・海外交流
再論・ロシア陪審制のいま……小森田秋夫
朝鮮社会主義憲法改正と指導体制
──金正日体制から金正恩体制への移行と憲法改正……大内憲昭
COLAP 2 余話……竹森正孝
法律家の国際連帯──どこまで来たのか、どこへ行くのか……新倉 修
ナチス司法点描──清水誠のドイツ法研究に寄せて……広渡清吾