序論　少年司法の現在と未来への見取り図



第１編　少年の処遇・身体拘束と少年保護

第１章　少年法第二次改正と少年補導条例の問題点

第２章　少年に対する勾留制限の史的構造

第３章　保護観察遵守事項違反に対する施設収容規定の問題点



第２編　少年に対する適正手続保障と少年保護

第１章　現行少年法制定過程から見た捜査と審判の分離――現行少年法の理念と原理

第２章　少年法における一事不再理効の原像

第３章　少年再審の理論的課題

第４章　国選付添人制度の展望と課題

第５章　国選弁護士付添人制度と検察官関与



第３編　検察官送致決定、刑事手続と少年保護

第１章　少年に対する裁判員裁判――死刑事件を契機として

第２章　「原則逆送」は何をもたらしたのか――鑑別判定の数量的変化からみた少年司法運営の検証

第３章　「原則逆送」再考

第４章　少年法50条の法意