書籍詳細:加害者臨床の可能性

加害者臨床の可能性 DV・虐待・性暴力被害者に責任をとるために

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,960円(本体価格 3,600円)
在庫なし
発刊年月
2014.06(中旬刊)
ISBN
978-4-535-56248-6
判型
A5判
ページ数
320ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

加害者本人の責任認識のために、臨床家がそこに至るまでのプロセスをいかに促進できるか。効果的な質問方法等を提示しながら丁寧に解説した実践的な本。

目次

●加害者臨床の可能性を探る

 ………“Invitations To Responsibility”が提言するもの──信田さよ子





●第1章……暴力・虐待について

はじめに

暴力・虐待の要因について

妨げの理論



●第2章……加害者へのアプローチ

はじめに

暴力・虐待を認めること

非暴力・非虐待関係への招き入れ

パートナーとの関係における間違った努力についての考察

パートナーとの関係崩壊の過程についての考察

自己責任を妨げるものの外在化への招き入れ

妨げに対しての挑戦

新しい行動への準備

新しい行動への促進

新しい行動の発見

家族療法

別離のためのカウンセリング



●第3章……児童虐待の加害者へのアプローチ

はじめに

虐待について話をする

責任について考えることへの招き入れ

責任を受け入れるために

責任を果たすこと①……虐待に直面すること

責任を果たすこと②……虐待における意味づけ

責任を果たすこと③……自己責任の認識を示す

責任を果たすこと④……再発防止

カップルセラピー

むすび



● 付録

付録1 虐待に直面すること………責任への使命

付録2 虐待に直面することを助長する………認めること

付録3 虐待の影響を理解することを促すための質問

付録4 虐待傾向についての理解を促す

付録5 コンテクスト段階における拘束

付録6 謝罪の手紙



●倫理的になること

 ………促しの実践における新しい展開──アラン・ジェンキンス



●あとがき──高野嘉之