書籍詳細:薬害イレッサ訴訟 闘いの記録と教訓

薬害イレッサ訴訟 闘いの記録と教訓 がん患者の命の重さを問う

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在庫なし
発刊年月
2014.08
ISBN
978-4-535-52063-9
判型
A5判
ページ数
248ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

薬害イレッサ・損害賠償請求訴訟で明らかになった抗がん剤の承認、指示警告、安全対策の問題点。今後の薬害訴訟に活かすべき教訓を示す。

目次

第1章 薬害イレッサ事件とは何か



第2章 薬害イレッサ訴訟の経過

 1 訴訟の目的と意義

 2 提訴準備と地裁の経過

 3 地裁の和解勧告と被告らの拒絶

 4 地裁判決から最高裁判決まで



第3章 訴訟の争点と立証

第1節 はじめに

 1 アストラゼネカ社の責任

 2 国家賠償責任

 3 判決の概要



第2節 責任論

 1 設計上の欠陥(有用性の欠如)

 2 指示警告上の欠陥

 3 市販後の責任

 4 国の責任



第3節 損害

 1 被害の実像

 2 損害論

 3 判決の概要



第4節 最高裁判決について

 1 はじめに

 2 最高裁判決の骨子

 3 最高裁判決の不当性

 4 おわりに



第4章 国による和解つぶし(「下書き」提供事件)

  1 和解勧告から被告らの和解勧告拒否に至る経過

  2 明らかとなった事実関係

  3 総括



第5章 薬害イレッサと運動

 1 事件の特徴

 2 被害者の会の結成と闘いのスタート

 3 支援活動

 4 国会での取り組み

 5 まとめ



第6章 薬害イレッサ事件とマスメディア

 1 薬害イレッサ事件とメデイアの功罪

 2 被害の実情や救済の必要性を伝えたメディア報道(「功」の側面)

 3 薬害イレッサ事件を通して見えたメディアの「罪」の側面



第7章 抗がん剤の副作用被害救済制度

 1 制度の意義

 2 制度の検討経過

 3 原告・弁護団が提案する制度(試案)



第8章 薬害イレッサの教訓と薬害防止

 1 はじめに

 2 医薬品の有効性評価のあり方

 3 医薬品の開発段階のリスク評価のあり方

 4 開発と市販後安全対策の関係

 5 薬害イレッサ事件とリスクコミュニケーション

 6 利益相反問題

 7 おわりに



【資料】

薬害イレッサ訴訟 がん患者の命の重さを問う

年表(事件編)

年表(運動編)

薬害イレッサ訴訟原告弁護団

CD所収資料一覧

参考リンク

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