書籍詳細:内因性うつ病からの回復
内因性うつ病からの回復 精神科医が自ら綴る症例報告
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定価:税込 2,640円(本体価格 2,400円)
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内容紹介
信州生まれの精神科医である著者は六〇代半ばに内因性うつ病を罹患、死の淵から生還した。自らが詳細に綴る貴重な治療・症例報告の書。
目次
第一部 一精神科医の自分史――――――――――――――――――――――――――
はじめに
一 過去に罹患した病気(既往歴)
二 家族模様(家族歴)
三 生まれついた性格(病前性格)
四 自分が歩んだ道程(生活歴)
1 農家の二男坊
2 対人恐怖症
3 医学生のころ
4 インターン生活
5 精神医学教室への入局とその後
6 金沢大学精神科への内地留学
7 学会紛争
8 講師・助教授時代のこと
9 大学生活との訣別
10 私立病院の院長になって
11 最近の安定期
五 内因性うつ病の病状経過(現病歴)
1 筆者のうつ病の場合
2 各病相期の症状経過
3 最近の安定期
第二部 内因性うつ病で気づいたこと――――――――――――――――――――――
第一章 内因性うつ病の生気悲哀
一 生気悲哀とは
二 筆者が体験した六病相の生気悲哀の要約
1 第一病相
2 第二病相
3 第三病相
4 第四病相
5 第五病相
6 第六病相
三 考 察
1 生気悲哀の診断基準
2 筆者の六病相に見られた生気悲哀
3 心気症と生気悲哀
4 仮面うつ病
5 各病相期における症状の同一性
四 まとめ
第二章 制止・仮性認知症・微小妄想について
一 はじめに
二 筆者のうつ病相における精神病像要約
三 考 察
1 制止(抑制)
2 仮性認知症
3 思考制止(抑制)とうつ病性仮性認知症
4 仮性認知症と真性認知症
5 仮性認知症と微小妄想
第三章 うつ病と自殺企図
一 行為前の精神状態
二 筆者のうつ病期における自殺心理
1 自殺の諸相
2 うつ病者の自殺心理
三 本論を書きつつ考えたこと
第四章 内因性うつ病時の病識
一 病識の一般論
二 内因性うつ病の病識
三 うつ病時の筆者の病識
第三部 内因性うつ病の疾病開示と職場復帰―――――――――――――――――――
一 疾病の開示
1 職場復帰前の行動
2 職場復帰後の行動
3 疾病開示の結果
4 予後に及ぼす諸要因
二 疾病の受容
第四部 内因性うつ病の治療―――――――――――――――――――――――――――
第一章 内因性うつ病の薬物療法――医者が患者になるとき
一 抗うつ剤について
二 第一病相期の治療過程
三 第二病相期の治療過程
四 第三病相期と第四病相期の経過
五 第五病相期の治療過程
六 第六病相の治療過程
七 筆者における薬物療法と医者が患者になったときの問題点
第二章 修正型電気けいれん療法の後遺症と回復経過
一 はじめに
二 修正型電気けいれん療法
1 m-ECT終了後の回復過程要約
2 日記に先立って
3 筆者の日記
4 妻の日記
三 考 察
1 修正型電気けいれん療法の有害事象
2 m-ECTの有害事象であるせん妄と記憶障害および躁状態
四 おわりに
第三章 うつ病の小精神療法――笠原嘉先生に倣って
一 急性期(病相期)ーー入院と外来を含む
二 亜急性期ーー気分、意欲、関心などが日常生活可能まで回復した時期
三 社会復帰期
四 家族や面会者への指示
五 職場の上司に対して
あとがき――わが心の軌跡をたどって
はじめに
一 過去に罹患した病気(既往歴)
二 家族模様(家族歴)
三 生まれついた性格(病前性格)
四 自分が歩んだ道程(生活歴)
1 農家の二男坊
2 対人恐怖症
3 医学生のころ
4 インターン生活
5 精神医学教室への入局とその後
6 金沢大学精神科への内地留学
7 学会紛争
8 講師・助教授時代のこと
9 大学生活との訣別
10 私立病院の院長になって
11 最近の安定期
五 内因性うつ病の病状経過(現病歴)
1 筆者のうつ病の場合
2 各病相期の症状経過
3 最近の安定期
第二部 内因性うつ病で気づいたこと――――――――――――――――――――――
第一章 内因性うつ病の生気悲哀
一 生気悲哀とは
二 筆者が体験した六病相の生気悲哀の要約
1 第一病相
2 第二病相
3 第三病相
4 第四病相
5 第五病相
6 第六病相
三 考 察
1 生気悲哀の診断基準
2 筆者の六病相に見られた生気悲哀
3 心気症と生気悲哀
4 仮面うつ病
5 各病相期における症状の同一性
四 まとめ
第二章 制止・仮性認知症・微小妄想について
一 はじめに
二 筆者のうつ病相における精神病像要約
三 考 察
1 制止(抑制)
2 仮性認知症
3 思考制止(抑制)とうつ病性仮性認知症
4 仮性認知症と真性認知症
5 仮性認知症と微小妄想
第三章 うつ病と自殺企図
一 行為前の精神状態
二 筆者のうつ病期における自殺心理
1 自殺の諸相
2 うつ病者の自殺心理
三 本論を書きつつ考えたこと
第四章 内因性うつ病時の病識
一 病識の一般論
二 内因性うつ病の病識
三 うつ病時の筆者の病識
第三部 内因性うつ病の疾病開示と職場復帰―――――――――――――――――――
一 疾病の開示
1 職場復帰前の行動
2 職場復帰後の行動
3 疾病開示の結果
4 予後に及ぼす諸要因
二 疾病の受容
第四部 内因性うつ病の治療―――――――――――――――――――――――――――
第一章 内因性うつ病の薬物療法――医者が患者になるとき
一 抗うつ剤について
二 第一病相期の治療過程
三 第二病相期の治療過程
四 第三病相期と第四病相期の経過
五 第五病相期の治療過程
六 第六病相の治療過程
七 筆者における薬物療法と医者が患者になったときの問題点
第二章 修正型電気けいれん療法の後遺症と回復経過
一 はじめに
二 修正型電気けいれん療法
1 m-ECT終了後の回復過程要約
2 日記に先立って
3 筆者の日記
4 妻の日記
三 考 察
1 修正型電気けいれん療法の有害事象
2 m-ECTの有害事象であるせん妄と記憶障害および躁状態
四 おわりに
第三章 うつ病の小精神療法――笠原嘉先生に倣って
一 急性期(病相期)ーー入院と外来を含む
二 亜急性期ーー気分、意欲、関心などが日常生活可能まで回復した時期
三 社会復帰期
四 家族や面会者への指示
五 職場の上司に対して
あとがき――わが心の軌跡をたどって