書籍詳細:評伝 布施辰治

評伝 布施辰治

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  • 紙の書籍
定価:税込 13,200円(本体価格 12,000円)
在庫なし
発刊年月
2014.11(中旬刊)
ISBN
978-4-535-52029-5
判型
菊判
ページ数
1128ページ
Cコード
C3020
ジャンル

内容紹介

韓国から「建国勲章」を与えられた唯一の日本人、弁護士布施辰治待望の評伝。綿密な考証に四半世紀を費やして、遂に完成。

目次

序 折々の布施辰治



1 救世の志の時期(一八八〇~一九〇二年)

第一章 幼少年時代

第二章 哲学徒志望から法律学徒に



2 人道主義の時期(一九〇二~一二年)

第一章 血気盛んな青年弁護士の登場

第二章 人道の弁護士へ



3 反権力意識の時期(一九一二~二二年)

第一章 「時代閉塞」の社会を生きる

第二章 大正デモクラシー運動への灯を点す

第三章 大正デモクラシー運動の高揚とともに

第四章 「自己革命の告白」(一九二〇年)

第五章 新たな地平へ



4 階級意識の時期(一九二二~三三年)

第一章 関東大地震の灰燼の中で

第二章 被抑圧異民族との友情・連帯の深化―国内―

第三章 被抑圧異民族との友情・連帯の深化―朝鮮・台湾―

第四章 「共同戦線の成立」のために

第五章 治安維持法の嵐に抗う

第六章 受難相次ぐ―発禁・弁護士除名・入獄―



5 暗中模索の時期(一九三三~四五年)

第一章 払暁の受難―日本労農弁護士団事件に連座する―

第二章 冬を凌ぐ「人道の戦士」

第三章 苦悩する布施辰治―光と影の間で―



6 復活・新生の時期(一九四五~五三年)

第一章 日本敗戦、再び民衆の前に

第二章 新憲法・戦後民主主義とともに

第三章 「死すべくんば民衆のために」



布施辰治事績小史【付 著作一覧】

書評掲載案内

■2015年1月19日付『河北新聞』(9面)