書籍詳細:難民の権利
難民の権利
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内容紹介
国際難民法の世界的権威であるJ.ハサウェイ教授の原著の主要解説を完全翻訳。入管難民認定法が改正されようとしているこの時期、人権法、そして実証的な国際法の観点からも解説される本書は、研究者、難民保護実務にかかわる方々に必読の書。
目次
共訳者解説――本翻訳書発刊の経緯・意義・構成について──佐藤安信
『国際法における難民の権利』日本語抄訳版刊行に寄せて──ジェームズ・C・ハサウェイ
抄訳における抽出箇所選定の趣旨及び概要と翻訳作成上の規則抜粋──山本哲史
3. 難民条約における権原の構造
3.1 庇護国との関係性
3.1.1 国家管轄権の対象
3.1.2 物理的存在
3.1.3 合法的存在
3.1.4 合法的滞在
3.1.5 継続的居住
3.2 待遇上の一般基準
3.2.1 外国人待遇
3.2.2 相互主義の適用の免除
3.2.3 達成不可能に思われる要件の免除
3.3 例外的待遇の基準
3.3.1 最恵国待遇
3.3.2 内国民待遇
3.3.3 絶対的権利
3.4 難民間の差別の禁止
3.5 難民の権利の制限
3.5.1 安全上の理由による権利の停止
3.5.2 例外的措置の適用の免除
4. 物理的に存在する難民の諸権利
4.1 庇護国へ入国し残留する権利(ノン・ルフルマン)
4.1.1 保護の受益者
4.1.2 ノン・ルフルマンの義務の性質
4.2 恣意的な収容からの自由と不法入国の処罰
4.2.1 保護の受益者
4.2.2 刑罰の禁止
4.2.3 追放
4.2.4 一時的収容をはじめとする移動の自由に対する制約
6.合法的に滞在している難民の権利
6.1 働く権利
6.1.1 賃金が支払われる職業
6.1.2 公正な労働条件
6.1.3 社会保障
J・C・ハサウェイによる「難民の権利」論の学術的位置づけとその意義──山本哲史
訳者用語解説/佐藤安信・山本哲史
『国際法における難民の権利』日本語抄訳版刊行に寄せて──ジェームズ・C・ハサウェイ
抄訳における抽出箇所選定の趣旨及び概要と翻訳作成上の規則抜粋──山本哲史
3. 難民条約における権原の構造
3.1 庇護国との関係性
3.1.1 国家管轄権の対象
3.1.2 物理的存在
3.1.3 合法的存在
3.1.4 合法的滞在
3.1.5 継続的居住
3.2 待遇上の一般基準
3.2.1 外国人待遇
3.2.2 相互主義の適用の免除
3.2.3 達成不可能に思われる要件の免除
3.3 例外的待遇の基準
3.3.1 最恵国待遇
3.3.2 内国民待遇
3.3.3 絶対的権利
3.4 難民間の差別の禁止
3.5 難民の権利の制限
3.5.1 安全上の理由による権利の停止
3.5.2 例外的措置の適用の免除
4. 物理的に存在する難民の諸権利
4.1 庇護国へ入国し残留する権利(ノン・ルフルマン)
4.1.1 保護の受益者
4.1.2 ノン・ルフルマンの義務の性質
4.2 恣意的な収容からの自由と不法入国の処罰
4.2.1 保護の受益者
4.2.2 刑罰の禁止
4.2.3 追放
4.2.4 一時的収容をはじめとする移動の自由に対する制約
6.合法的に滞在している難民の権利
6.1 働く権利
6.1.1 賃金が支払われる職業
6.1.2 公正な労働条件
6.1.3 社会保障
J・C・ハサウェイによる「難民の権利」論の学術的位置づけとその意義──山本哲史
訳者用語解説/佐藤安信・山本哲史