書籍詳細:田んぼの真ん中、はぐれ雲

田んぼの真ん中、はぐれ雲 自立する若者たち

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  • 日本評論社編集部
  • 紙の書籍
定価:税込 1,320円(本体価格 1,200円)
絶版
発刊年月
2014.11(中旬刊)
ISBN
978-4-535-58670-3
判型
四六判
ページ数
176ページ
Cコード
C36
ジャンル

内容紹介

富山県にある共同生活寮「はぐれ雲」。農作業を通し、生活習慣を習得させ若者たちを自立・社会復帰させてきた主宰者の秘訣を探る。

目次

刊行に寄せて 玄田有史



フォトエッセイ はぐれ雲のリズム─明日天気になぁれ



第一章 はぐれ雲が浮かんだ

自然体でこそ

はぐれ雲浮かぶ

じゃんけんがはぐれの法律

自分のことばかり考えて行きづまる

空もこころも変わるよね

「二十五歳になったら、一生だぞ!」

相部屋の恐怖心を超えて

すんなり入寮する子なんていない

親離れ、子離れ

社会の規範から外れても



第二章 環境が「私」に働きかける

「旅の人、地の人」、風の町のはぐれ雲

陽光と慈雨、そして土は香る

親子の再統合



第三章 縦の糸、横の糸

コンピュータには絶対にできない仕事がある

戸塚ヨットスクール事件の衝撃

縦の糸、横の糸

青創協発足

つなげる力、つながる力



第四章 はぐれ雲のメロディー

ギイチのジャグリング

アルバイトは社会の入り口

アツコの脱走

コウタの夢

タクオの中学校入学

先生になったヒロキ

マキのつぶやき



第五章 はぐれ雲のハーモニー

毎年メキシコへ

うな、せるべっさ、ぼるふぁぼうる

都会のネズミと田舎のネズミ



終 章 水滴よ、石を穿て

中間的就労支援の踊り場を

ひきこもり・ニートの就労とIターンのすすめ

必要なひきこもりとニートに対する免疫力づくり

フォー・ユーが足りない─よりよい環境と教育を



あとがき 川又 直 

書評掲載案内

■2015年4月12日付『北日本新聞』9面にて記事掲載(文化部・近江龍一郎)