書籍詳細:ケーススタディ刑法[第4版]
ケーススタディ刑法[第4版]
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内容紹介
事例で学べば、刑法も面白い。具体的事例を通じて、立体的に学ぶ刑法総論の基礎。創意工夫に満ちたわかりやすい記述と構成。法改正や判例・学説の動きに対応して、大幅な加筆・修正を行い、待望の新版化。
目次
第1章 刑法と道徳[井田]
1 刑法は何のためにあるか
2 自己決定権の限界としての反道徳性?
3 まとめ
第2章 罪刑法定主義[丸山]
1 法律がなければ犯罪も刑罰もない
2 わが国の刑法と罪刑法定主義
3 まとめ
第3章 責任主義[丸山]
1 責任がなければ刑罰はない
2 責任主義の徹底
3 まとめ
第4章 刑法の解釈[井田]
1 刑法解釈の基準と刑法解釈の限界
2 ケーススタディ
3 まとめ
第5章 結果無価値論と行為無価値論[丸山]
1 「結果」が悪いのか,それとも「行為」が悪いのか
2 結果無価値論と行為無価値論の歩み寄り
3 まとめ
第6章 刑法の適用(効力)[丸山]
1 刑法の効力が及ぶ時間的範囲
2 刑法の効力が及ぶ場所的範囲
3 まとめ
第7章 構成要件要素[丸山]
1 犯罪成立の第1段階
2 犯罪の主体と客体
3 行為と結果
4 まとめ
第8章 不真正不作為犯[井田]
1 なぜ問題となるのか
2 ケーススタディ
3 まとめ
第9章 因果関係[井田]
1 刑法における因果関係の問題
2 前提としての条件関係
3 相当因果関係
4 結果帰属の実質的根拠
5 まとめ
第 10 章 故意[井田]
1 故意とは何か
2 故意における事実認識の程度
3 確定的故意と不確定的故意
4 未必の故意
5 まとめ
第 11 章 事実の錯誤(1)[井田]
1 刑法における錯誤論
2 事実の錯誤と違法性の錯誤
3 具体的事実の錯誤
4 まとめ
第 12 章 事実の錯誤(2)[井田]
1 錯誤が異なった構成要件にまたがるとき
2 学説と判例
3 符合の限界
4 まとめ
第 13 章 過失(犯)[丸山]
1 不注意,過失,過失犯
2 注意義務(違反)の認定
3 管理者・監督者の過失
4 まとめ
第 14 章 結果的加重犯[丸山]
1 特殊な複合形態の犯罪
2 犯罪形態としての特殊性に起因する問題
3 まとめ
第 15 章 可罰的違法性(論)[丸山]
1 可罰的違法性という考え方
2 可罰的違法性が問題になる事例
3 まとめ
第 16 章 正当防衛[井田]
1 違法性阻却事由としての正当防衛
2 正当防衛の限界
3 正当防衛と過剰防衛
4 まとめ
第 17 章 緊急避難[井田]
1 緊急避難の法的性格
2 刑法 37 条の解釈
3 まとめ
第 18 章 安楽死と尊厳死,終末期医療[丸山]
1 人の生命と刑法
2 安楽死
3 尊厳死
4 終末期医療
5 まとめ
第 19 章 責任能力[丸山]
1 責任能力,責任無能力,限定責任能力
2 行為と責任(能力)の同時存在
3 まとめ
第 20 章 違法性の錯誤[井田]
1 違法性の錯誤の取り扱い
2 違法性の意識の具体的内容
3 違法性の錯誤の回避可能性
4 違法性の錯誤と事実の錯誤の区別
5 まとめ
第 21 章 違法性阻却事由の錯誤[井田]
1 違法性阻却事由の錯誤とは
2 学説における議論の状況
3 誤想防衛の諸類型
4 誤想過剰防衛
5 まとめ
第 22 章 実行の着手[丸山]
1 犯罪の実現段階と刑法
2 「実行の着手」の認定
3 まとめ
第 23 章 不能犯[井田]
1 未遂処罰の根拠
2 結果無価値論と行為無価値論
3 未遂犯と不能犯の区別
4 危険判断の標準
5 まとめ
第 24 章 中止犯[井田]
1 刑の(必要的)減免の根拠
2 中止行為の任意性
3 中止行為
4 結果の不発生
5 まとめ
第 25 章 正犯と共犯[井田]
1 実行行為と正犯行為
2 正犯と共犯の区別
3 間接正犯
4 まとめ
第 26 章 共同正犯[丸山]
1 共同で実現した犯罪の扱い
2 共同正犯の成否が問題になりうる場合
3 まとめ
第 27 章 共犯の従属性―共犯の処罰根拠[井田]
1 共犯の従属性
2 共犯の処罰根拠
3 未遂の教唆
4 まとめ
第 28 章 従犯(幇助犯)[丸山]
1 正犯を手助けする犯罪者
2 さまざまな形態の手助け
3 正犯との不一致
4 まとめ
第 29 章 共犯の関連問題[丸山]
1 共犯の関連問題の2面性
2 共犯に固有の問題
3 共犯に関連する問題
4 まとめ
第 30 章 共犯と身分[井田]
1 身分犯の共犯
2 身分とは何か
3 65 条1項・2項の解釈
4 まとめ
第 31 章 犯罪の数(罪数)[丸山]
1 犯罪にも数がある
2 本来的一罪
3 科刑上一罪
4 まとめ
第 32 章 刑罰制度[丸山]
1 わが国の刑罰制度はどうなっているか
2 死刑をめぐる問題
3 没収をめぐる問題
4 まとめ
1 刑法は何のためにあるか
2 自己決定権の限界としての反道徳性?
3 まとめ
第2章 罪刑法定主義[丸山]
1 法律がなければ犯罪も刑罰もない
2 わが国の刑法と罪刑法定主義
3 まとめ
第3章 責任主義[丸山]
1 責任がなければ刑罰はない
2 責任主義の徹底
3 まとめ
第4章 刑法の解釈[井田]
1 刑法解釈の基準と刑法解釈の限界
2 ケーススタディ
3 まとめ
第5章 結果無価値論と行為無価値論[丸山]
1 「結果」が悪いのか,それとも「行為」が悪いのか
2 結果無価値論と行為無価値論の歩み寄り
3 まとめ
第6章 刑法の適用(効力)[丸山]
1 刑法の効力が及ぶ時間的範囲
2 刑法の効力が及ぶ場所的範囲
3 まとめ
第7章 構成要件要素[丸山]
1 犯罪成立の第1段階
2 犯罪の主体と客体
3 行為と結果
4 まとめ
第8章 不真正不作為犯[井田]
1 なぜ問題となるのか
2 ケーススタディ
3 まとめ
第9章 因果関係[井田]
1 刑法における因果関係の問題
2 前提としての条件関係
3 相当因果関係
4 結果帰属の実質的根拠
5 まとめ
第 10 章 故意[井田]
1 故意とは何か
2 故意における事実認識の程度
3 確定的故意と不確定的故意
4 未必の故意
5 まとめ
第 11 章 事実の錯誤(1)[井田]
1 刑法における錯誤論
2 事実の錯誤と違法性の錯誤
3 具体的事実の錯誤
4 まとめ
第 12 章 事実の錯誤(2)[井田]
1 錯誤が異なった構成要件にまたがるとき
2 学説と判例
3 符合の限界
4 まとめ
第 13 章 過失(犯)[丸山]
1 不注意,過失,過失犯
2 注意義務(違反)の認定
3 管理者・監督者の過失
4 まとめ
第 14 章 結果的加重犯[丸山]
1 特殊な複合形態の犯罪
2 犯罪形態としての特殊性に起因する問題
3 まとめ
第 15 章 可罰的違法性(論)[丸山]
1 可罰的違法性という考え方
2 可罰的違法性が問題になる事例
3 まとめ
第 16 章 正当防衛[井田]
1 違法性阻却事由としての正当防衛
2 正当防衛の限界
3 正当防衛と過剰防衛
4 まとめ
第 17 章 緊急避難[井田]
1 緊急避難の法的性格
2 刑法 37 条の解釈
3 まとめ
第 18 章 安楽死と尊厳死,終末期医療[丸山]
1 人の生命と刑法
2 安楽死
3 尊厳死
4 終末期医療
5 まとめ
第 19 章 責任能力[丸山]
1 責任能力,責任無能力,限定責任能力
2 行為と責任(能力)の同時存在
3 まとめ
第 20 章 違法性の錯誤[井田]
1 違法性の錯誤の取り扱い
2 違法性の意識の具体的内容
3 違法性の錯誤の回避可能性
4 違法性の錯誤と事実の錯誤の区別
5 まとめ
第 21 章 違法性阻却事由の錯誤[井田]
1 違法性阻却事由の錯誤とは
2 学説における議論の状況
3 誤想防衛の諸類型
4 誤想過剰防衛
5 まとめ
第 22 章 実行の着手[丸山]
1 犯罪の実現段階と刑法
2 「実行の着手」の認定
3 まとめ
第 23 章 不能犯[井田]
1 未遂処罰の根拠
2 結果無価値論と行為無価値論
3 未遂犯と不能犯の区別
4 危険判断の標準
5 まとめ
第 24 章 中止犯[井田]
1 刑の(必要的)減免の根拠
2 中止行為の任意性
3 中止行為
4 結果の不発生
5 まとめ
第 25 章 正犯と共犯[井田]
1 実行行為と正犯行為
2 正犯と共犯の区別
3 間接正犯
4 まとめ
第 26 章 共同正犯[丸山]
1 共同で実現した犯罪の扱い
2 共同正犯の成否が問題になりうる場合
3 まとめ
第 27 章 共犯の従属性―共犯の処罰根拠[井田]
1 共犯の従属性
2 共犯の処罰根拠
3 未遂の教唆
4 まとめ
第 28 章 従犯(幇助犯)[丸山]
1 正犯を手助けする犯罪者
2 さまざまな形態の手助け
3 正犯との不一致
4 まとめ
第 29 章 共犯の関連問題[丸山]
1 共犯の関連問題の2面性
2 共犯に固有の問題
3 共犯に関連する問題
4 まとめ
第 30 章 共犯と身分[井田]
1 身分犯の共犯
2 身分とは何か
3 65 条1項・2項の解釈
4 まとめ
第 31 章 犯罪の数(罪数)[丸山]
1 犯罪にも数がある
2 本来的一罪
3 科刑上一罪
4 まとめ
第 32 章 刑罰制度[丸山]
1 わが国の刑罰制度はどうなっているか
2 死刑をめぐる問題
3 没収をめぐる問題
4 まとめ