書籍詳細:少年法講義

少年法講義

  • 紙の書籍
  • 電子書籍
定価:税込 4,730円(本体価格 4,300円)
紙の書籍・POD・アーカイブズの価格を表示しています。
電子書籍の価格は各ネット書店でご確認ください。
在庫あり
発刊年月
2015.03(中旬刊)
ISBN
978-4-535-52111-7
判型
A5判
ページ数
592ページ
Cコード
C3032
ジャンル
難易度
テキスト:初級

内容紹介

少年法の世界を生き生きと描き出す本格的な教科書。歴史的かつ実証的な視点から、法の理念、仕組み、体系を丁寧に説き起こす。

目次

第1編 少年法による保護の基礎



第1講 少年司法制度の概観

第2講 少年法の現在の姿――2000年代の少年法改正問題

第3講 少年法の生育歴

第4講 国際人権法と少年法

第5講 少年非行の性格と少年司法の役割

第6講 少年の「保護」と「健全育成」

第7講 少年司法の機能



第2編 少年法による保護の対象



第8講 少年保護手続の対象――審判対象論

第9講 少年司法の人的対象(1)――少年年齢と犯罪少年

第10講 少年司法の人的対象(2)――虞犯少年

第11講 少年司法の人的対象(3)――触法少年



第3編 少年司法制度による少年の保護



第12講 非行の発見と少年事件の捜査

第13講 事件の送致と受理

第14講 観護の措置

第15講 観護措置中の外部交通

第16講 調査

第17講 審判(1)――審判の基本構造と適正手続保障

第18講 審判(2)――事実の認定

第19講 処分(1)――処分の選択、審判不開始・不処分に伴う保護的措置、試験観察

第20講 処分(2)――保護処分

第21講 一事不再理

第22講 不服の申立て



第4編 刑事司法制度における少年の保護



第23講 検察官送致と家庭裁判所移送

第24講 少年に対する刑事手続

第25講 少年に対する刑事処分



第5編 社会からの保護と社会による保護



第26講 推知報道の禁止

第27講 少年司法の新たな課題(1)――被害者の利益保護

第28講 少年司法の新たな課題(2)――付添人による援助

正誤情報

2015.06.10 errata52111_1-1.pdf

正誤情報のファイル名=凡例

errata12345-m_n.txt
ファイル名の「m_n」は、その書籍の「第 m 版第 n 刷」の正誤表であるかを示しています。
PDFファイルになっている正誤情報をご覧になるには、Adobe Reader(無償)が必要です。
ソフトが必要な方はAdobe Reader公式サイトをご覧下さい。

参考リンク

武内謙治ウェブサイト:『少年法講義』 補充情報のページ

http://www.law.kyushu-u.ac.jp/~takeuchi/for/shonenho_kogi/shonenho_kogi.html

本書著者:武内謙治・九州大学大学院法学研究院准教授のウェブサイトにある本書の補充情報のページです。

本書の刊行後新たに公表された統計データの情報を反映させた図(PDF)も、アップしています。2014年の統計データまで反映しています。(2016年1月15日更新)

関連情報ファイル

『少年法講義』見本(第1編 第1講)14頁

06694_1.pdf

本書『少年法講義』の「第1編 第1講 少年司法制度の概観」14頁を抜粋した見本(PDFファイル)です。ダウンロードしてお読み下さい。