書籍詳細:21世紀・人間と環境の危機

21世紀・人間と環境の危機

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,980円(本体価格 1,800円)
在庫なし
発刊年月
1997.11
旧ISBN
4-535-58228-9
ISBN
978-4-535-58228-6
判型
A5判
ページ数
224ページ
Cコード
C36
ジャンル

内容紹介

1992年に開催され、画期的とうたわれたリオ・サミット。しかし、各国の対応ははかばかしくなかった。京都会議をも視野に入れ、待ったなしの地球環境危機の全体像と今後の対応を探る。

目次

第1章 21世紀への地球環境問題
 1 気候変動とその影響
 2 オゾンホールの生成とその影響
 3 砂漠化と土地の劣化による影響
 4 森林破壊、生態系の撹乱
 5 酸性雨とその影響
 6 重金属、合成化学物質汚染とその影響
第2章 世界の人口問題
 1 世界人口の動向
 2 経済的な格差と人権問題
第3章 食糧事情の展望
 1 農林畜水産業の存在価値の再確認
 2 食料生産、供給条件の悪化
 3 農耕地面積の推移
 4 21世紀初頭での食料需給の展望
 5 中国などの開発途上国の経済発展ともなう食料問題
 6 わが国の農業の衰退と食料自給率の低下
 7 食料生産と水問題の関連性
 8 食生活の安全性への脅威
 9 21世紀の食糧問題に関連する要因の総括
第4章 地球環境サミット路線の重視
 1 今日の地球環境状況を象徴する各国首脳の発言
 2 締結された協約と合意事項
 3 環境と開発に関するリオ宣言
 4 アジェンダ21
 5 気候変動枠組み条約(温暖化防止条約)
 6 生物の多様性条約
 7 森林に関する原則声明
 8 砂漠化防止条約の作成作業の開始
 9 リオ・サミットで浮上した問題点の総括
 10 国連環境特別総会での議論の空転
 11 NGOの存在意義
第5章 地球環境の修復と保全
 1 個別環境政策の推進
 2 食料供給の安全保障のための対策
 3 科学技術対策の推進
 4 エネルギー政策の推進
 5 環境関連政策の推進
 6 環境保全理念の確立
 7 人類の存亡をかけて