書籍詳細:民法総則
民法総則
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内容紹介
民法総則を債権・物権・家族法等との有機的関係のなかで懇切丁寧に解説する。総則で躓かないための最良の入門書。
目次
序 章 民法を学ぶ
1 民法の意義
(1) 総 説
(2) 民法とは
(3) 西欧式法典の移植前
2 民法の法源
(1) 法源とは
(2) 民法の存在形式
3 民法の基本原則
(1) 近代民法の基本原則
(2) 基本原則の修正
4 日本民法典の成立
(1) 民法典制定の背景
(2) 民法典の成立
5 民法の改正
(1) 終戦直後の改正
(2) その後の改正
6 民法典の構成
(1) ローマ法
(2) ドイツにおけるローマ法継受
(3) フランスにおけるローマ法継受
(4) 日本民法とパンデクテン体系
7 民法総則の構造
第2章 自然人
1 自然人の権利能力
(1) 権利能力
(2) 権利能力の始期
(3) 権利能力の終期
2 自然人の意思能力・行為能力
(1) 意思能力
(2) 行為能力
3 未成年者
(1) 未成年の行為能力
(2) 未成年者が単独で法律行為をすることができる場合
4 成年後見制度
(1) 序 論
(2) 後見
(3) 保佐
(4) 補助
(5) 任意後見制度
(6) 後見等の登記
(7) 制限行為能力者の相手方の保護
5 住所・失踪
(1) 住所
(2) 不在者
(3) 失踪宣告
(4) 同時死亡の推定
第3章 法人
1 総 説
(1) 法人の意義
(2) 法人本質論
(3) 法人の種類
(4) 法人格否認の法理
(5) 法人制度改革
(6) 法人設立の諸主義
2 法人の設立
(1) 一般社団法人
(2) 一般財団法人
(3) 公益法人の認定
3 法人の能力
(1) 権利能力
(2) 権利能力のない社団・財団
(3) 行為能力
(4) 法人の不法行為責任
4 法人の管理
(1) 一般社団法人
(2) 一般財団法人
5 法人の合併・解散・清算
(1) 合併
(2) 解散
第4章 物
1 物の意義
(1) 権利の客体と物
(2) 物の要件
(3) 一物一権主義
2 物の分類
(1) 緒 論
(2) 不動産・動産
3 主物・従物
(1) 意義
(2) 従物の要件
(3) 効果
4 元物・果実
(1) 天然果実
(2) 法定果実
第5章 法律行為
1 総 説
(1) 法律要件と法律効果
(2) 法律行為の意義
(3) 準法律行為
(4) 法律行為の種類
2 法律行為自由の原則とその制限
(1) 法律行為自由の原則
(2) 法律行為の自由の制約
3 法律行為の解釈
(1) 法律行為の解釈の意義
(2) 法律行為の解釈の基準
(3) 法律行為の成立要件
(4) 法律行為の有効要件
第6章 意思表示
1 総 説
(1) 意思表示とは
(2) 意思の欠缺と瑕疵ある意思表示
2 心裡留保
(1) 意義と要件
(2) 効果
(3) 適用範囲
(4) 93条ただし書の類推適用
3 虚偽表示
(1) 意義と要件
(2) 効果
(3) 対抗要件具備の要否
(4) 適用範囲
(5) 隠匿行為
(6) 虚偽表示の撤回
(7) 詐害行為取消権との関係
4 94条2項の類推適用
(1) 外観信頼保護法理
(2) 判例の展開
(3) 94条2項の類推適用の要件
5 錯誤
(1) 錯誤の意義
(2) 錯誤の種類
(3) 要件
(4) 効果
(5) 他の制度との関係
6 瑕疵ある意思表示
(1) 意思形成過程での不当な干渉
(2) 詐欺による意思表示
(3) 強迫による意思表示
(4) 誤認・困惑
7 意思表示の効力発生時期と受領能力
(1) 意思表示の効力発生時期
(2) 意思表示の受領能力
第7章 代理
1 総 説
(1) 代理の社会的機能・意義
(2) 代理の種類
(3) 代理の法的性質
(4) 代理の要件
(5) 代理の効果
(6) 代理の認められる範囲
(7) 代理と類似の制度
2 代理権
(1) 代理権の本質
(2) 代理権の発生原因
(3) 代理権の範囲
(4) 代理権の濫用
(5) 代理行為の瑕疵
(6) 復代理
3 無権代理
(1) 無権代理の意義
(2) 契約(双方行為)の無権代理
(3) 無権代理人の責任
(4) 地位の同化
(5) 単独行為の無権代理
4 表見代理
(1) 表権代理制度
(2) 代理権授与表示による表見代理(109条)
(3) 権限外の行為による表見代理(110条)
(4) 代理権消滅後の表見代理(112条)
(5) 表見代理の重畳適用
第8章 無効と取消し
1 無効と取消しの差異
(1) 緒 説
(2) 具体的な差異
(3) 無効と取消しの区別
2 無効
(1) 無効の意義
(2) 無効行為の追認
(3) 一部無効
(4) 無効行為の転換
3 取消し
(1) 取消しの意義
(2) 取消権者
(3) 取消しの方法
(4) 取消しの効果
(5) 取り消すことができる行為の追認
(6) 取消権の行使期間
第9章 条件・期限・期間
1 条件
(1) 条件の意義
(2) 条件の要件
(3) 条件となり得ないもの
(4) 条件に親しまない行為
(5) 条件付法律行為の効力
2 期限
(1) 期限の意義
(2) 期限の種類
(3) 期限の要件
(4) 期限付法律行為の効力
(5) 期限の利益とその放棄・喪失
3 期間
(1) 期間の意義
(2) 期間の計算方法
第10章 時効
1 時効通則
(1) 時効の意義と存在理由
(2) 時効の援用
(3) 時効利益の放棄
2 取得時効
3 消滅時効
1 民法の意義
(1) 総 説
(2) 民法とは
(3) 西欧式法典の移植前
2 民法の法源
(1) 法源とは
(2) 民法の存在形式
3 民法の基本原則
(1) 近代民法の基本原則
(2) 基本原則の修正
4 日本民法典の成立
(1) 民法典制定の背景
(2) 民法典の成立
5 民法の改正
(1) 終戦直後の改正
(2) その後の改正
6 民法典の構成
(1) ローマ法
(2) ドイツにおけるローマ法継受
(3) フランスにおけるローマ法継受
(4) 日本民法とパンデクテン体系
7 民法総則の構造
第2章 自然人
1 自然人の権利能力
(1) 権利能力
(2) 権利能力の始期
(3) 権利能力の終期
2 自然人の意思能力・行為能力
(1) 意思能力
(2) 行為能力
3 未成年者
(1) 未成年の行為能力
(2) 未成年者が単独で法律行為をすることができる場合
4 成年後見制度
(1) 序 論
(2) 後見
(3) 保佐
(4) 補助
(5) 任意後見制度
(6) 後見等の登記
(7) 制限行為能力者の相手方の保護
5 住所・失踪
(1) 住所
(2) 不在者
(3) 失踪宣告
(4) 同時死亡の推定
第3章 法人
1 総 説
(1) 法人の意義
(2) 法人本質論
(3) 法人の種類
(4) 法人格否認の法理
(5) 法人制度改革
(6) 法人設立の諸主義
2 法人の設立
(1) 一般社団法人
(2) 一般財団法人
(3) 公益法人の認定
3 法人の能力
(1) 権利能力
(2) 権利能力のない社団・財団
(3) 行為能力
(4) 法人の不法行為責任
4 法人の管理
(1) 一般社団法人
(2) 一般財団法人
5 法人の合併・解散・清算
(1) 合併
(2) 解散
第4章 物
1 物の意義
(1) 権利の客体と物
(2) 物の要件
(3) 一物一権主義
2 物の分類
(1) 緒 論
(2) 不動産・動産
3 主物・従物
(1) 意義
(2) 従物の要件
(3) 効果
4 元物・果実
(1) 天然果実
(2) 法定果実
第5章 法律行為
1 総 説
(1) 法律要件と法律効果
(2) 法律行為の意義
(3) 準法律行為
(4) 法律行為の種類
2 法律行為自由の原則とその制限
(1) 法律行為自由の原則
(2) 法律行為の自由の制約
3 法律行為の解釈
(1) 法律行為の解釈の意義
(2) 法律行為の解釈の基準
(3) 法律行為の成立要件
(4) 法律行為の有効要件
第6章 意思表示
1 総 説
(1) 意思表示とは
(2) 意思の欠缺と瑕疵ある意思表示
2 心裡留保
(1) 意義と要件
(2) 効果
(3) 適用範囲
(4) 93条ただし書の類推適用
3 虚偽表示
(1) 意義と要件
(2) 効果
(3) 対抗要件具備の要否
(4) 適用範囲
(5) 隠匿行為
(6) 虚偽表示の撤回
(7) 詐害行為取消権との関係
4 94条2項の類推適用
(1) 外観信頼保護法理
(2) 判例の展開
(3) 94条2項の類推適用の要件
5 錯誤
(1) 錯誤の意義
(2) 錯誤の種類
(3) 要件
(4) 効果
(5) 他の制度との関係
6 瑕疵ある意思表示
(1) 意思形成過程での不当な干渉
(2) 詐欺による意思表示
(3) 強迫による意思表示
(4) 誤認・困惑
7 意思表示の効力発生時期と受領能力
(1) 意思表示の効力発生時期
(2) 意思表示の受領能力
第7章 代理
1 総 説
(1) 代理の社会的機能・意義
(2) 代理の種類
(3) 代理の法的性質
(4) 代理の要件
(5) 代理の効果
(6) 代理の認められる範囲
(7) 代理と類似の制度
2 代理権
(1) 代理権の本質
(2) 代理権の発生原因
(3) 代理権の範囲
(4) 代理権の濫用
(5) 代理行為の瑕疵
(6) 復代理
3 無権代理
(1) 無権代理の意義
(2) 契約(双方行為)の無権代理
(3) 無権代理人の責任
(4) 地位の同化
(5) 単独行為の無権代理
4 表見代理
(1) 表権代理制度
(2) 代理権授与表示による表見代理(109条)
(3) 権限外の行為による表見代理(110条)
(4) 代理権消滅後の表見代理(112条)
(5) 表見代理の重畳適用
第8章 無効と取消し
1 無効と取消しの差異
(1) 緒 説
(2) 具体的な差異
(3) 無効と取消しの区別
2 無効
(1) 無効の意義
(2) 無効行為の追認
(3) 一部無効
(4) 無効行為の転換
3 取消し
(1) 取消しの意義
(2) 取消権者
(3) 取消しの方法
(4) 取消しの効果
(5) 取り消すことができる行為の追認
(6) 取消権の行使期間
第9章 条件・期限・期間
1 条件
(1) 条件の意義
(2) 条件の要件
(3) 条件となり得ないもの
(4) 条件に親しまない行為
(5) 条件付法律行為の効力
2 期限
(1) 期限の意義
(2) 期限の種類
(3) 期限の要件
(4) 期限付法律行為の効力
(5) 期限の利益とその放棄・喪失
3 期間
(1) 期間の意義
(2) 期間の計算方法
第10章 時効
1 時効通則
(1) 時効の意義と存在理由
(2) 時効の援用
(3) 時効利益の放棄
2 取得時効
3 消滅時効