書籍詳細:ポップスで精神医学

ポップスで精神医学 大衆音楽を“診る”ための18の断章

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,980円(本体価格 1,800円)
在庫あり
発刊年月
2015.12
ISBN
978-4-535-98435-6
判型
四六判
ページ数
280ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

中森明菜から神聖かまってちゃんまで、6人の人気精神科医が大衆音楽をモチーフに精神疾患やこころ模様を縦横無尽に語り尽くす。

目次

山登敬之

 発達の道のりは「これでいいのだ!」の連続の続きなのだ!!
 「天才バカボン」

 摂食障害を越えて
 「少女」

 「性同一性障害」は二丁目のおかまを救ったか
 「DESIRE―情熱―」


斎藤 環

 「中心気質者」にとって「自由」とは何か?
 「トランジスタ・ラジオ」

 アイドルが“解離”するとき
 「失恋記念日」

 「無敵」のロックンロール!
 「友達なんていらない死ね」


松本俊彦

 薬物依存のことを隠さないで
 「ステップUP↑」

 中年男性のうつ・自殺予防のヒント
 「ま、いいや」

 だましだまされアルコール依存症
 「サヨナラCOLOR」


井上祐紀

 あばれはっちゃくの生きづらさ
 「タンゴむりすんな!」

 こころの安全基地としてのTM NETWORK
 「Get Wild」

 トラウマを抱える子どもを支えるオト・コトバ
 「Something Jobim~光る道~」


井原 裕

 対象喪失後も人生は続く
 「遠野物語」

 親不孝息子から母へ
 「ANAK(息子)」

 北山修を振り返る
 「風」


春日武彦

 統合失調症に似合うロック、なんてあり得るのか?
 「昆虫ロック」

 アルファロメオと強迫症状
 「ケッペキにいさん」

 ストーカーにおける嫌われ者の美学
 「逃ガサナイ」

書評掲載案内

■2016年1月21日読売新聞・夕刊(東京版)8面「こころ 健康のページ」