書籍詳細:ドメスティック・バイオレンスを乗り越えて

ドメスティック・バイオレンスを乗り越えて

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  • 鈴木 隆文
  • 後藤 麻理
  • 紙の書籍
定価:税込 1,870円(本体価格 1,700円)
在庫なし
発刊年月
1999.09
旧ISBN
4-535-51189-6
ISBN
978-4-535-51189-7
判型
四六判
ページ数
256ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

「夫または恋人からの暴力」を男性側の行動にも光を当てて、法律や臨床心理学など多様な観点から、その実態、原因、発生から消滅までのメカニズム、当事者の心理などを明らかにし、その対策、被害者援助の方策などを解説。

目次

第1章 ドメスティック・バイオレンスとは
 1 これらの言葉は何を意味するのか
 2 歴史─閉ざされた場での暴力
 3 現状・実態
第2章 ドメスティック・バイオレンス ワークブック
 1 感じ直すこと、気づくこと
 2 心で感じたことから結論を出す
 3 あなた自身が実際に変化を起こす
 4 はっきり別れて(離婚して)新しい生活を始める
第3章 なぜ男たちは「暴力」をふるうのか
 1 なぜ暴力をふるう側を調査するのか
 2 あなたはなぜ暴力をふるうのですか
 3 一生かぶる暴力の波
 4 結婚自体が暴力の温床の場合
 5 人々の意識
 6 何が暴力を止めるのか
 7 子ども時代の暴力体験の影響
 8 夫から妻への性侵害
 9 加害者の深層心理
 10 加害者の反省は決心につながるのか
 11 「自分らしさ」を裏切る「男・女」らしさ
 12 「お互いさま」への性別評価
 13 まとめと補足
第4章 無自覚な暴力をやめる男たち
 1 現在できる支援
 2 ドメスティック・バイオレンスの予防
第5章 隠されてきた暴力が「ドメスティック・バイオレンス」という社会問題になるまで
 1 調査結果より
 2 社会問題化してきたわけ
第6章 変わるべきもの