書籍詳細:子どもの相談・救済と子ども支援
子どもの相談・救済と子ども支援
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定価:税込 2,860円(本体価格 2,600円)
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内容紹介
虐待やいじめ等の権利侵害に直面した子どもを救済するためのさまざまな取組みを紹介し、それをさらに発展させるための視点を提供。
目次
子どもの相談・救済と子ども支援……荒牧重人
ーはじめにかえて
●1 子どもの相談・救済と子ども支援の基盤となる子どもの権利
●2 子どもの相談・救済と子どもにやさしいまちづくり
●3 子ども支援の相談・救済の展開
●4 子ども支援の相談・救済に向けた連携・協働
◎Part1 子ども支援の相談・救済の視点としくみ
1 子ども支援の相談・救済の視点……福田みのり
ー子どもの権利基盤アプローチの必要性
●1 子ども支援における心理学的アプローチの特徴
●2 心理学的アプローチと福祉的アプローチ
●3 心理学的アプローチの意義と限界
●4 アプローチの違いを超えて
ー子どもの権利を基盤としたアプローチにむけて
2 発達に課題のある子どもの支援と相談・救済……竹内麻子
●1 「発達障害」をどうとらえるのか
●2 「見えない障害」であるということ
●3 発達に課題のある子どもと「二次障害」の問題
●4 発達に課題のある子どもの支援と相談・救済
3 インターネット時代における子どもの相談……宮川正文
●1 ネット利用率と子どものネット相談利用率
●2 ネット相談の効果と意義
●3 ネット相談の課題
●4 ぱれっと掲示板相談の取り組み
●5 ネット相談に対する回答の方法
4 子どもの権利の視点と公的第三者機関の役割……吉永省三
●1 子どもの権利の視点
●2 子どもの権利の視点から問い直す
●3 公的第三者機関の制度概念と特質
●4 子どもの相談・救済とエンパワメント・アプローチ
5 子ども計画における子どもの相談・救済……森田明美
●1 日本の児童福祉における相談・救済に影響を与えた少子化と虐待の増加
●2 法律に定められた相談・救済の役割分担の特徴と限界
●3 地域密着型の支援の必要性の認識
●4 子どもの相談・救済の仕組みを包摂した総合的な計画づくりと実施
ー世田谷区を例にして
●5 今後の課題と提言
◎Part2 学校・居場所における子どもの相談・救済
1 スクールカウンセラーの意義と役割……明橋大二
●1 スクールカウンセラーの仕事
●2 支援の実際
●3 スクールカウンセラーの活用(学校側の課題)
●4 スクールカウンセラー自身の課題
●5 子どもの意見表明権(意見の尊重)と子どもの相談・支援活動
2 スクールソーシャルワーカーの意義と役割……山下英三郎
●1 スクールソーシャルワークの理念と機能
●2 日本におけるスクールソーシャルワークの現状と課題
3 養護教諭が取り組む子ども支援……太田眞由美
●1 保健室にやってくる子どもたち
●2 養護教諭だからできる「つなぐ」という役割
●3 社会の現実のなかで苦しみ・たたかう子ども
●4 子どもにとっての保健室-子どもに寄り添う養護教諭
●5 保健室から見える現実ーあらためて考える養護教諭の役割
4 ポストいじめ防止対策推進法と学校の展望
ー子どもの権利と居場所の視点から……喜多明人
●1 相次ぐいじめ自死事件と子どものSOS
●2 学校のいじめ対策に何が欠けているか
●3 学校を子どもの居場所に創りかえる
5 学校におけるいじめ予防教育……平尾潔
●1 従来のいじめ予防教育とその問題点
●2 学校におけるいじめ予防教育に関する規定とその問題点
●3 学校におけるいじめ予防教育の現状
●4 弁護士が取り組むいじめ予防授業
●5 いじめ予防授業の効果とその限界
●6 今後の展望ー全校型いじめ予防授業の可能性
6 児童養護施設における子どもの相談・救済……井上仁
●1 社会的養護の子どもたちの現状
●2 児童養護施設等における安心と安全の確保
●3 社会的養護の子どもたちの安心と安全を守る仕組みづくり
7 フリースクールにおける子どもの相談と支援……奥地圭子
●1 フリースクールとは
●2 フリースクールにおける相談の重要性
●3 フリースクールにおける相談体制
●4 相談活動で大切なこと
8 子どもの居場所づくりと相談・救済……西野博之
●1 ストレスをためる子どもたちー子どもを取り巻く環境の変化
●2 子どもの「相談」の特性ーおとなはなぜ子どものSOSに気づきにくいのか
●3 居場所がもつ「相談・救済」機能
●4 居場所で子どものSOSをキャッチする
ー「感度のいい、アンテナがたった」おとなになるために
◎Part3 まちづくりと子どもの相談・救済
1 いじめ問題の解決と子どもにやさしいまちづくり……古藤典子
●1 いじめ問題と「子どもにやさしいまち」
●2 「子どもにやさしいまち」をめざす子ども会議
●3 子どもの参加・意見表明と子どものエンパワメント
2 妊娠・出産・育児の切れ目ない相談・支援と子ども虐待防止……上田紀子
ー名張版ネウボラの取り組み
●1 名張版ネウボラの背景
●2 名張版ネウボラのシステムづくりー母子保健と地域保健の接合
●3 名張版ネウボラにおける相談・支援の活動
●4 名張版ネウボラの実施を通して見えてきたこと
3 学校と地域・関係機関の連携による子ども虐待防止……日下部美智子
●1 これまでの学校での子どもの虐待リスクへの取り組み
●2 「西東京市立中学校生徒の死亡事案検証委員会報告書」の概要
●3 学校での子どもの虐待リスクへの対応策
●4 地域における関係機関相互の連携強化
●5 今後の学校と地域・関係機関の連携体制の構築
4 困難を有する子どもの夜の居場所づくり……幸重忠孝
●1 夜の居場所の必要性
●2 NPO法人による夜の居場所づくり
●3 社会福祉協議会によるネットワークを活用した夜の居場所づくり
●4 スクールソーシャルワーカーによる関係機関との連携
●5 今後の課題
5 障がいのある子どもの支援とまちづくり……宮西義憲
●1 芽室町の子ども・子育て支援事業
●2 個性のまま生きる自立
●3 就労システムづくり
◎Part4 公的第三者機関における子どもの相談・救済活動
1 子ども条例に基づく公的第三者機関の歩みと課題……半田勝久
●1 日本における公的第三者機関設置の背景(制度検討期)
●2 全国における子ども施策の推進と公的第三者機関の制度運用初期
●3 子どもの相談・救済制度の広がり
●4 いじめ防止条例の広がりと課題
●5 条例の理念と公的第三者機関の課題
●6 公的第三者機関を支えるネットワーク
2 子どもの相談・救済の総合的展開
ーせたがやホッと子どもサポート……一場順子
●1 「せたがやホッと」の体制
●2 相談業務を開始してからこれまでの活動
●3 区長と教育委員会の附属機関
●4 子どもの相談・救済活動の総合的展開として
3 メール相談と子どもの救済
ー札幌市子どもアシストセンター……吉川正也
●1 子どもアシストセンターの設立とメール相談
●2 メール相談の実態
●3 メール相談の特色
●4 メール相談から救済へ
4 公的第三者機関の広報・啓発
ーむなかた子どもの権利相談室「ハッピークローバー」……甲斐田修
●1 権利救済機関の開設
●2 権利救済機関の広報・啓発の基本的な考え方
●3 権利救済機関の広報・啓発の実際(開設初年度)
●4 権利救済機関の広報・啓発(開設2年目)
●5 権利救済機関の広報・啓発(開設3年目)
●6 広報・啓発活動の成果
●7 外部への広報・啓発活動
●8 広報・啓発活動の今後について
5 子どもオンブズワークの意味と実際
ー川西市子どもの人権オンブズパーソン……浜田寿美男
●1 「いま」という時代とオンブズワーク
●2 オンブズワークにおいて拮抗する2つのベクトル
●3 特別支援学級のなかでのいじめ
●4 「専門」的手立ての保障と人権
●5 相談室で閉じてしまう「心理相談」
●6 制度改善に向かう困難な道
◎Part5 市民社会による子どもの相談・救済
1 弁護士会が取り組む子どもの相談・救済……三坂彰彦
●1 子どもの問題への弁護士会の取り組み
●2 電話・面接相談と代理人活動ー子どもの問題への向き合い方
●3 人権救済申立制度
●4 子どもシェルターとの連携
2 子どもに対する暴力根絶を目指す民間の取り組み
ー子どもすこやかサポートネットの活動を通じて……田沢茂之
●1 わたしたちの問題意識と取り組み
●2 法改正・政策提言活動
●3 子どもの権利を基盤とするアプローチの採用を
3 子どもの声とチャイルドライン……宮澤節子
●1 チャイルドラインの理念としくみ
●2 長野県でのチャイルドラインの活動
●3 チャイルドラインから見える子どもたち
●4 チャイルドラインの今後
4 子どもシェルターの全国的展開……高橋温
●1 子どもシェルターとは
●2 子どもシェルターの必要性
●3 子どもシェルターの歴史
●4 子どもシェルター全国ネットワーク会議
●5 シェルターの支援内容
●6 子どもシェルターがかかえる課題
5 民間による相談活動の展開ー子ども情報研究センターの挑戦……山下裕子
ー人権保育の創造から子どもとおとなのパートナーシップ社会をめざして
●1 子ども情報研究センターの目的と事業
●2 相談活動の実践
●3 「子ども家庭相談室」の挑戦
ーはじめにかえて
●1 子どもの相談・救済と子ども支援の基盤となる子どもの権利
●2 子どもの相談・救済と子どもにやさしいまちづくり
●3 子ども支援の相談・救済の展開
●4 子ども支援の相談・救済に向けた連携・協働
◎Part1 子ども支援の相談・救済の視点としくみ
1 子ども支援の相談・救済の視点……福田みのり
ー子どもの権利基盤アプローチの必要性
●1 子ども支援における心理学的アプローチの特徴
●2 心理学的アプローチと福祉的アプローチ
●3 心理学的アプローチの意義と限界
●4 アプローチの違いを超えて
ー子どもの権利を基盤としたアプローチにむけて
2 発達に課題のある子どもの支援と相談・救済……竹内麻子
●1 「発達障害」をどうとらえるのか
●2 「見えない障害」であるということ
●3 発達に課題のある子どもと「二次障害」の問題
●4 発達に課題のある子どもの支援と相談・救済
3 インターネット時代における子どもの相談……宮川正文
●1 ネット利用率と子どものネット相談利用率
●2 ネット相談の効果と意義
●3 ネット相談の課題
●4 ぱれっと掲示板相談の取り組み
●5 ネット相談に対する回答の方法
4 子どもの権利の視点と公的第三者機関の役割……吉永省三
●1 子どもの権利の視点
●2 子どもの権利の視点から問い直す
●3 公的第三者機関の制度概念と特質
●4 子どもの相談・救済とエンパワメント・アプローチ
5 子ども計画における子どもの相談・救済……森田明美
●1 日本の児童福祉における相談・救済に影響を与えた少子化と虐待の増加
●2 法律に定められた相談・救済の役割分担の特徴と限界
●3 地域密着型の支援の必要性の認識
●4 子どもの相談・救済の仕組みを包摂した総合的な計画づくりと実施
ー世田谷区を例にして
●5 今後の課題と提言
◎Part2 学校・居場所における子どもの相談・救済
1 スクールカウンセラーの意義と役割……明橋大二
●1 スクールカウンセラーの仕事
●2 支援の実際
●3 スクールカウンセラーの活用(学校側の課題)
●4 スクールカウンセラー自身の課題
●5 子どもの意見表明権(意見の尊重)と子どもの相談・支援活動
2 スクールソーシャルワーカーの意義と役割……山下英三郎
●1 スクールソーシャルワークの理念と機能
●2 日本におけるスクールソーシャルワークの現状と課題
3 養護教諭が取り組む子ども支援……太田眞由美
●1 保健室にやってくる子どもたち
●2 養護教諭だからできる「つなぐ」という役割
●3 社会の現実のなかで苦しみ・たたかう子ども
●4 子どもにとっての保健室-子どもに寄り添う養護教諭
●5 保健室から見える現実ーあらためて考える養護教諭の役割
4 ポストいじめ防止対策推進法と学校の展望
ー子どもの権利と居場所の視点から……喜多明人
●1 相次ぐいじめ自死事件と子どものSOS
●2 学校のいじめ対策に何が欠けているか
●3 学校を子どもの居場所に創りかえる
5 学校におけるいじめ予防教育……平尾潔
●1 従来のいじめ予防教育とその問題点
●2 学校におけるいじめ予防教育に関する規定とその問題点
●3 学校におけるいじめ予防教育の現状
●4 弁護士が取り組むいじめ予防授業
●5 いじめ予防授業の効果とその限界
●6 今後の展望ー全校型いじめ予防授業の可能性
6 児童養護施設における子どもの相談・救済……井上仁
●1 社会的養護の子どもたちの現状
●2 児童養護施設等における安心と安全の確保
●3 社会的養護の子どもたちの安心と安全を守る仕組みづくり
7 フリースクールにおける子どもの相談と支援……奥地圭子
●1 フリースクールとは
●2 フリースクールにおける相談の重要性
●3 フリースクールにおける相談体制
●4 相談活動で大切なこと
8 子どもの居場所づくりと相談・救済……西野博之
●1 ストレスをためる子どもたちー子どもを取り巻く環境の変化
●2 子どもの「相談」の特性ーおとなはなぜ子どものSOSに気づきにくいのか
●3 居場所がもつ「相談・救済」機能
●4 居場所で子どものSOSをキャッチする
ー「感度のいい、アンテナがたった」おとなになるために
◎Part3 まちづくりと子どもの相談・救済
1 いじめ問題の解決と子どもにやさしいまちづくり……古藤典子
●1 いじめ問題と「子どもにやさしいまち」
●2 「子どもにやさしいまち」をめざす子ども会議
●3 子どもの参加・意見表明と子どものエンパワメント
2 妊娠・出産・育児の切れ目ない相談・支援と子ども虐待防止……上田紀子
ー名張版ネウボラの取り組み
●1 名張版ネウボラの背景
●2 名張版ネウボラのシステムづくりー母子保健と地域保健の接合
●3 名張版ネウボラにおける相談・支援の活動
●4 名張版ネウボラの実施を通して見えてきたこと
3 学校と地域・関係機関の連携による子ども虐待防止……日下部美智子
●1 これまでの学校での子どもの虐待リスクへの取り組み
●2 「西東京市立中学校生徒の死亡事案検証委員会報告書」の概要
●3 学校での子どもの虐待リスクへの対応策
●4 地域における関係機関相互の連携強化
●5 今後の学校と地域・関係機関の連携体制の構築
4 困難を有する子どもの夜の居場所づくり……幸重忠孝
●1 夜の居場所の必要性
●2 NPO法人による夜の居場所づくり
●3 社会福祉協議会によるネットワークを活用した夜の居場所づくり
●4 スクールソーシャルワーカーによる関係機関との連携
●5 今後の課題
5 障がいのある子どもの支援とまちづくり……宮西義憲
●1 芽室町の子ども・子育て支援事業
●2 個性のまま生きる自立
●3 就労システムづくり
◎Part4 公的第三者機関における子どもの相談・救済活動
1 子ども条例に基づく公的第三者機関の歩みと課題……半田勝久
●1 日本における公的第三者機関設置の背景(制度検討期)
●2 全国における子ども施策の推進と公的第三者機関の制度運用初期
●3 子どもの相談・救済制度の広がり
●4 いじめ防止条例の広がりと課題
●5 条例の理念と公的第三者機関の課題
●6 公的第三者機関を支えるネットワーク
2 子どもの相談・救済の総合的展開
ーせたがやホッと子どもサポート……一場順子
●1 「せたがやホッと」の体制
●2 相談業務を開始してからこれまでの活動
●3 区長と教育委員会の附属機関
●4 子どもの相談・救済活動の総合的展開として
3 メール相談と子どもの救済
ー札幌市子どもアシストセンター……吉川正也
●1 子どもアシストセンターの設立とメール相談
●2 メール相談の実態
●3 メール相談の特色
●4 メール相談から救済へ
4 公的第三者機関の広報・啓発
ーむなかた子どもの権利相談室「ハッピークローバー」……甲斐田修
●1 権利救済機関の開設
●2 権利救済機関の広報・啓発の基本的な考え方
●3 権利救済機関の広報・啓発の実際(開設初年度)
●4 権利救済機関の広報・啓発(開設2年目)
●5 権利救済機関の広報・啓発(開設3年目)
●6 広報・啓発活動の成果
●7 外部への広報・啓発活動
●8 広報・啓発活動の今後について
5 子どもオンブズワークの意味と実際
ー川西市子どもの人権オンブズパーソン……浜田寿美男
●1 「いま」という時代とオンブズワーク
●2 オンブズワークにおいて拮抗する2つのベクトル
●3 特別支援学級のなかでのいじめ
●4 「専門」的手立ての保障と人権
●5 相談室で閉じてしまう「心理相談」
●6 制度改善に向かう困難な道
◎Part5 市民社会による子どもの相談・救済
1 弁護士会が取り組む子どもの相談・救済……三坂彰彦
●1 子どもの問題への弁護士会の取り組み
●2 電話・面接相談と代理人活動ー子どもの問題への向き合い方
●3 人権救済申立制度
●4 子どもシェルターとの連携
2 子どもに対する暴力根絶を目指す民間の取り組み
ー子どもすこやかサポートネットの活動を通じて……田沢茂之
●1 わたしたちの問題意識と取り組み
●2 法改正・政策提言活動
●3 子どもの権利を基盤とするアプローチの採用を
3 子どもの声とチャイルドライン……宮澤節子
●1 チャイルドラインの理念としくみ
●2 長野県でのチャイルドラインの活動
●3 チャイルドラインから見える子どもたち
●4 チャイルドラインの今後
4 子どもシェルターの全国的展開……高橋温
●1 子どもシェルターとは
●2 子どもシェルターの必要性
●3 子どもシェルターの歴史
●4 子どもシェルター全国ネットワーク会議
●5 シェルターの支援内容
●6 子どもシェルターがかかえる課題
5 民間による相談活動の展開ー子ども情報研究センターの挑戦……山下裕子
ー人権保育の創造から子どもとおとなのパートナーシップ社会をめざして
●1 子ども情報研究センターの目的と事業
●2 相談活動の実践
●3 「子ども家庭相談室」の挑戦