書籍詳細:コミュニケーション力が上がる! 伝わる声のつくり方

コミュニケーション力が上がる! 伝わる声のつくり方

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定価:税込 1,540円(本体価格 1,400円)
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在庫あり
発刊年月
2016.07
ISBN
978-4-535-58696-3
判型
四六判
ページ数
240ページ
Cコード
C0034
ジャンル

内容紹介

長年のボイストレーナーの経験を活かして、声の出し方、身体のつくり方の両面からコミュニケーション力のアップを目指す。

目次


【第1部:伝わる声のつくり方】

第一章:良い声ってどんな声? 

   あなたは、自分の声が好きですか?
   “良い声”の基準は人それぞれ
   響く声はうつくしい
   自分の声を好きになろう!

  
第二章:声からわかること

   声に含まれる様々な情報 
   言葉は嘘つき、人は嘘つき
   メールやSNSの普及がコミュニケーション力を低下させている
   意味のない会話に意味がある


第三章:声のトレーニング以前に、今できること

   訓練以前に、知っているだけで役にたつこと
   伝える極意。力を入れるより“間”をつくる
   ターゲットを意識しよう
   顔を上げてキーワードを!情熱(想い)を伝えよう
   語尾は言い切る
   コラム:マイクロフォンの使い方


第四章:声はどこで作られる?〜声の基礎知識〜

   発声の三要素: 声帯、呼吸、共鳴
   声帯は鍛えることができない!?
   私たちは無意識に“声の出し方”を選択している
   ボイストレーニングは脳のトレ−ニングです
   コラム:地声と裏声について

 
第五章:響く声を作るためのに日常生活でできること

   ロングトーンで疲れない声をさがそう<ボイスワーク1>
   声のエレベーターで声域を広げよう〜いろんな高さの声を出す〜<ボイスワーク2>
   プチ発声を日課にしてしまおう
   お腹の底から「ホゥ! ホゥ! ホゥ!」 <ボイスワーク3>
   歌は最高のボイストレーニング法
   自分の音域(声域)に合わせて歌おう
   リーダーは声の大きな人が多い?
   いつかは必ずリーダーになる
   コラム:鼻歌を歌おう!


第六章:腹式呼吸って本当は何?

   腹式呼吸の誤解-お腹に空気を入れるわけではありません
   誰でもやっている腹式呼吸
   まず長く息を吐くことから <腹式呼吸のワーク1>
   腹式呼吸で発声練習してみよう <腹式呼吸のワーク2>
   コラム:体に嬉しい腹式呼吸(眠れぬ夜に効果あり)    


第七章:気持ちは子音に入ります〜言葉と滑舌1〜

   母音と子音とは?
   気持ちが入ると長くなる子音 <滑舌のワーク1>
   人の会話の“子音”に耳を傾けてみよう
   コントロールのむずかしい早口は録音が鍵
   物語を声に出して読んでみよう <朗読のワーク>
   人に聞いてもらおう

 
第八章:必ず滑舌が良くなる!“外郎売り”のすごい効果〜言葉と滑舌2〜

   “外郎売り”の冒頭を読んでみよう
   現役アナウンサーも練習している『外郎売り』ってなに?
   力を入れると滑舌は悪くなる
   外郎売りを語ってみよう! <滑舌のワーク>
   文にチェック(印)を入れてみる(プランを立てる)
   噛むことを恐れるより、噛んだと感じさせない余裕が大切

   
第九章:音痴について

   驚くほど少ない本当に音痴な人
   音程が外れる3つの理由  
   音痴は克服できる?
   歌う曲を自分の声域に合わせよう
   歌は素晴らしい脳トレーニング
   コラム:(仮説)音痴は、自分で選んでいる?


第十章:声の悩みにお答えします。

   大きな声を出すとすぐにのどが痛くなる、咳き込む
   声が通らない、小さい
   すぐに声がひっくりかえってしまう
   もっと高い声を出したい
   ファルセット(裏声)がうまく使えるようにしたい
   声をつぶしてハスキーボイスになりたい
   コラム:地声と裏声のチェンジについて


第十一章:声が届かないと感じたら

  伝わらない理由は必ずある
  仲間と共に上達することのすすめ
  自分の声を愛してください
  コラム:歌は愛を伝える最高のコミュニケーションツールです


【第2部:伝わる身体のつくり方】

第一章:劇場へ行こう!
     〜誰でも楽しく絶対に表現力が身につく方法〜

   クリアなイメージを持つために
   全ては模倣から始まっている
   器の水は、いっぱいになってあふれ出す
   感動を共有して深く心に刻む


第二章:欠点を魅力に変えよう!

   そもそも、コミュニケーション力ってどんな力?
   身体表現力に欠かせない客観性
   あなたの欠点はコミュニケーションの武器になる!?
   まずは自分の個性を知ることから <自己分析のワーク>
   自分の欠点を恐れないことがあなたを強くする


第三章:人の視線が怖くなくなる目線の訓練法

   目線と視線の違いって?
   目線で視線に打ち勝とう!
   目線を置く と 目線を配る <目線のワーク1>
   目線を組み立てる <目線のワーク2>
   目線を使いこなす3つの心得
   親しき仲に視線あり〜アイコンタクトは愛コンタクト
   コラム:赤ちゃんの瞳


第四章:さらば!老け顔!? 表情筋を楽しく鍛えよう!!

   テナンの悲劇
   進化の賜物!人の表情筋
   表情のフラット化が進んでいる!?
   表現筋の準備体操 <表情筋のワーク1>
   表情の五段階活用 <表情筋のワーク2>
   歌は表情筋を鍛える最高のトレーニング法
   心の弱さを映し出す“照れ笑い”
   愛される笑顔の作り方
 
 
第五章:立ち姿は誇り高く美しく

   初対面は表情・仕草・立ち姿が、鍵!
   “内なる誇り”が 立ち姿を磨く
   “誇り”を育て忘れてしまった戦後の日本
   “誇り”とは、何かに愛着を持つ自分を評価すること
   家のあちこちに鏡を設置する <身体表現のワーク1> 
   自分の動きを録画しよう <身体表現のワーク2>
   表現力アップの近道、グループワーク


第六章:日々生活の中で“伝わる身体”を磨く

   歩き方を意識して歩く
   仕草の大きな人と付き合ってみよう
   ゼスチャーゲームで遊ぶ  <ゼスチャーのワーク1>
   子どもと遊ぶ <ゼスチャーのワーク2>
   コラム:子どもやお年寄りと話す時    


第七章:リアクションとホスピタリティ
 
   銀座の“ナンバーワン”は、みんな聞き上手
   “相づち”が相手の「話したい心」を開いていく
   肯定的なリアクションがコミュニケーションをスムーズに循環させる
   相づちの上手な打ち方とその効果
   聞き上手が相手のパフォーマンス力を高める
   リアクション力を高める “褒め上手の術” と “オウム返しの術”    
   年齢が若いほど受信力は高い!?
   コラム:サービスとホスピタリティのちがい         


第八章:使いこなしたい“間”の極意
 
  今からでも“間に合う”“間の良い”“間”の概念を考える
   本能的に知っている距離的”間”の感覚
   空間的“間”の大きさと表現のスケール
   時間的“間”、それは相手が理解するための時間をつくること
   相手が受け取りやすいタイミング= 心理的“間”のはかり方
   日々の雑談力が“間の極意”を磨く
   嫌いな人に対する“間”のはかり方
   人と人の間に“間”があってこそ人間


第九章:緊張との上手なつきあい方

   緊張って本当に嫌なもの!? 
   緊張は“臨戦態勢”
   緊張は温存しておいた力を使うための“スイッチ”
   ドキドキに慣れるには <緊張のワーク1>
   深く吐く深呼吸の勧め <緊張のワーク2>
   トップアスリートも実行している“深く吐く深呼吸”の効果
   なぜ腹式の深呼吸が緊張に有効なのか?
   緊張を味方につけるには、小さな緊張を積み重ねる
   ドキドキに慣れると恋に強くなる!?
  
第十章:伝わるメンタルのつくり方 〜伝える技術より大切なこと                      
   大切なのは「伝えたいとあなたが強く願う意志」
   メンタルの強さとは?
   “弱さ”と ”打たれ弱さ”は別ものである   
   傷つきすぎない冷静さ
   傷つける言葉を吐く人は、既に傷ついているのである
   遊び心がパフォーマンスをワンランク上に押し上げる
   私たちは愛を伝え合うために生まれてきたのだと思うのです

【第3部:分野別 伝わる声と身体のつくり方】

第一章:理系学生と研究者のための伝わる声と身体のつくり方
   惜しい学会発表! 低いプレゼンテーション力
   研究の成果が伝わる声と話し方
   最重要課題は、発表することをあなたが本気で楽しむこと!
   PPT(パワーポイント)に愛(ホスピタリティ)を!    
   コラム:英語のプレゼンテーションを暗記しよう!(S教授からの伝言)   

第二章:就職活動のための伝わる声と身体のつくり方
   現場を知らないから不安になる
   情報収集が不安を軽くする
   自分の基準作りは“感じること”
   就職活動に負けない心のつくり方
   伸びしろを感じさせるには 
   面接の練習はグループワークが有効      
   面接の本番に際して

第三章:教師を目指す人のための伝わる声と身体のつくり方
   小学校の先生は本当に声をつぶしやすい?
〜声を守るためのボイストレーニング
   子ども達の前に立つ瞬間をどれだけ楽しめるか 
   教壇はステージ、先生は最も身近な表現者である
   “誇り”を伝える先生の立ち方
   若者の生きづらさの根源にあるもの
   ひとりひとりが違う“感じ方”をしている。
   コラム:声を使う仕事をしている人のための“声のケア”について

第四章:医療関係者を目指す人のための伝わる声と身体のつくり方
   命の現場で確実に情報を伝えるために
   情報を正しく伝えるための滑舌
   声のトーンの使い分け 〜“遠く響く声” と “穏やかな声”
   歌でボイトレ&ストレス解消はいかが?
   身体の向きと視線で信頼を構築する
   笑顔が良い病院をつくる!?
   覚悟と誇りを持って立つ
   コラム:異世代とのつながりに有効な歌の力

第五章:芸能人(声優・俳優・歌手)を目指す人のための
伝わる声と身体のつくり方
   激しい競争率の“声優” を目指す人が自覚すべきこと   
   絶対に夢を実現させるセルフプロデュース力を身につける
   セルフプロデュース力を磨くマイノートのつくり方
   クリアなイメージがあなたを夢へと運ぶ
   芸能を目指す人の声のつくり方〜 自分の“素の声”を知る
   表現のエキスパートになる

第六章:おかあさんのための子どもに愛が伝わる声と身体のつくり方
   子守歌を歌わなくなったおかあさん達
   おかあさんは最高の歌手であり、赤ちゃんは最高の観客です
   愛が伝わる子守歌の歌い方
   子守歌でボイストレーニング
   子どもを音痴にしたくないと心配している人は
   お願い、待って!〜主体性の芽を摘む、親の先取り行動  
   コラム:出産後のおかあさんは孤独を感じやすい!?





















































書評掲載案内

■2016年8月21日付「宮崎日日新聞」