書籍詳細:コミュニケーション力が上がる! 伝わる声のつくり方
コミュニケーション力が上がる! 伝わる声のつくり方
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内容紹介
長年のボイストレーナーの経験を活かして、声の出し方、身体のつくり方の両面からコミュニケーション力のアップを目指す。
目次
【第1部:伝わる声のつくり方】
第一章:良い声ってどんな声?
あなたは、自分の声が好きですか?
“良い声”の基準は人それぞれ
響く声はうつくしい
自分の声を好きになろう!
第二章:声からわかること
声に含まれる様々な情報
言葉は嘘つき、人は嘘つき
メールやSNSの普及がコミュニケーション力を低下させている
意味のない会話に意味がある
第三章:声のトレーニング以前に、今できること
訓練以前に、知っているだけで役にたつこと
伝える極意。力を入れるより“間”をつくる
ターゲットを意識しよう
顔を上げてキーワードを!情熱(想い)を伝えよう
語尾は言い切る
コラム:マイクロフォンの使い方
第四章:声はどこで作られる?〜声の基礎知識〜
発声の三要素: 声帯、呼吸、共鳴
声帯は鍛えることができない!?
私たちは無意識に“声の出し方”を選択している
ボイストレーニングは脳のトレ−ニングです
コラム:地声と裏声について
第五章:響く声を作るためのに日常生活でできること
ロングトーンで疲れない声をさがそう<ボイスワーク1>
声のエレベーターで声域を広げよう〜いろんな高さの声を出す〜<ボイスワーク2>
プチ発声を日課にしてしまおう
お腹の底から「ホゥ! ホゥ! ホゥ!」 <ボイスワーク3>
歌は最高のボイストレーニング法
自分の音域(声域)に合わせて歌おう
リーダーは声の大きな人が多い?
いつかは必ずリーダーになる
コラム:鼻歌を歌おう!
第六章:腹式呼吸って本当は何?
腹式呼吸の誤解-お腹に空気を入れるわけではありません
誰でもやっている腹式呼吸
まず長く息を吐くことから <腹式呼吸のワーク1>
腹式呼吸で発声練習してみよう <腹式呼吸のワーク2>
コラム:体に嬉しい腹式呼吸(眠れぬ夜に効果あり)
第七章:気持ちは子音に入ります〜言葉と滑舌1〜
母音と子音とは?
気持ちが入ると長くなる子音 <滑舌のワーク1>
人の会話の“子音”に耳を傾けてみよう
コントロールのむずかしい早口は録音が鍵
物語を声に出して読んでみよう <朗読のワーク>
人に聞いてもらおう
第八章:必ず滑舌が良くなる!“外郎売り”のすごい効果〜言葉と滑舌2〜
“外郎売り”の冒頭を読んでみよう
現役アナウンサーも練習している『外郎売り』ってなに?
力を入れると滑舌は悪くなる
外郎売りを語ってみよう! <滑舌のワーク>
文にチェック(印)を入れてみる(プランを立てる)
噛むことを恐れるより、噛んだと感じさせない余裕が大切
第九章:音痴について
驚くほど少ない本当に音痴な人
音程が外れる3つの理由
音痴は克服できる?
歌う曲を自分の声域に合わせよう
歌は素晴らしい脳トレーニング
コラム:(仮説)音痴は、自分で選んでいる?
第十章:声の悩みにお答えします。
大きな声を出すとすぐにのどが痛くなる、咳き込む
声が通らない、小さい
すぐに声がひっくりかえってしまう
もっと高い声を出したい
ファルセット(裏声)がうまく使えるようにしたい
声をつぶしてハスキーボイスになりたい
コラム:地声と裏声のチェンジについて
第十一章:声が届かないと感じたら
伝わらない理由は必ずある
仲間と共に上達することのすすめ
自分の声を愛してください
コラム:歌は愛を伝える最高のコミュニケーションツールです
【第2部:伝わる身体のつくり方】
第一章:劇場へ行こう!
〜誰でも楽しく絶対に表現力が身につく方法〜
クリアなイメージを持つために
全ては模倣から始まっている
器の水は、いっぱいになってあふれ出す
感動を共有して深く心に刻む
第二章:欠点を魅力に変えよう!
そもそも、コミュニケーション力ってどんな力?
身体表現力に欠かせない客観性
あなたの欠点はコミュニケーションの武器になる!?
まずは自分の個性を知ることから <自己分析のワーク>
自分の欠点を恐れないことがあなたを強くする
第三章:人の視線が怖くなくなる目線の訓練法
目線と視線の違いって?
目線で視線に打ち勝とう!
目線を置く と 目線を配る <目線のワーク1>
目線を組み立てる <目線のワーク2>
目線を使いこなす3つの心得
親しき仲に視線あり〜アイコンタクトは愛コンタクト
コラム:赤ちゃんの瞳
第四章:さらば!老け顔!? 表情筋を楽しく鍛えよう!!
テナンの悲劇
進化の賜物!人の表情筋
表情のフラット化が進んでいる!?
表現筋の準備体操 <表情筋のワーク1>
表情の五段階活用 <表情筋のワーク2>
歌は表情筋を鍛える最高のトレーニング法
心の弱さを映し出す“照れ笑い”
愛される笑顔の作り方
第五章:立ち姿は誇り高く美しく
初対面は表情・仕草・立ち姿が、鍵!
“内なる誇り”が 立ち姿を磨く
“誇り”を育て忘れてしまった戦後の日本
“誇り”とは、何かに愛着を持つ自分を評価すること
家のあちこちに鏡を設置する <身体表現のワーク1>
自分の動きを録画しよう <身体表現のワーク2>
表現力アップの近道、グループワーク
第六章:日々生活の中で“伝わる身体”を磨く
歩き方を意識して歩く
仕草の大きな人と付き合ってみよう
ゼスチャーゲームで遊ぶ <ゼスチャーのワーク1>
子どもと遊ぶ <ゼスチャーのワーク2>
コラム:子どもやお年寄りと話す時
第七章:リアクションとホスピタリティ
銀座の“ナンバーワン”は、みんな聞き上手
“相づち”が相手の「話したい心」を開いていく
肯定的なリアクションがコミュニケーションをスムーズに循環させる
相づちの上手な打ち方とその効果
聞き上手が相手のパフォーマンス力を高める
リアクション力を高める “褒め上手の術” と “オウム返しの術”
年齢が若いほど受信力は高い!?
コラム:サービスとホスピタリティのちがい
第八章:使いこなしたい“間”の極意
今からでも“間に合う”“間の良い”“間”の概念を考える
本能的に知っている距離的”間”の感覚
空間的“間”の大きさと表現のスケール
時間的“間”、それは相手が理解するための時間をつくること
相手が受け取りやすいタイミング= 心理的“間”のはかり方
日々の雑談力が“間の極意”を磨く
嫌いな人に対する“間”のはかり方
人と人の間に“間”があってこそ人間
第九章:緊張との上手なつきあい方
緊張って本当に嫌なもの!?
緊張は“臨戦態勢”
緊張は温存しておいた力を使うための“スイッチ”
ドキドキに慣れるには <緊張のワーク1>
深く吐く深呼吸の勧め <緊張のワーク2>
トップアスリートも実行している“深く吐く深呼吸”の効果
なぜ腹式の深呼吸が緊張に有効なのか?
緊張を味方につけるには、小さな緊張を積み重ねる
ドキドキに慣れると恋に強くなる!?
第十章:伝わるメンタルのつくり方 〜伝える技術より大切なこと
大切なのは「伝えたいとあなたが強く願う意志」
メンタルの強さとは?
“弱さ”と ”打たれ弱さ”は別ものである
傷つきすぎない冷静さ
傷つける言葉を吐く人は、既に傷ついているのである
遊び心がパフォーマンスをワンランク上に押し上げる
私たちは愛を伝え合うために生まれてきたのだと思うのです
【第3部:分野別 伝わる声と身体のつくり方】
第一章:理系学生と研究者のための伝わる声と身体のつくり方
惜しい学会発表! 低いプレゼンテーション力
研究の成果が伝わる声と話し方
最重要課題は、発表することをあなたが本気で楽しむこと!
PPT(パワーポイント)に愛(ホスピタリティ)を!
コラム:英語のプレゼンテーションを暗記しよう!(S教授からの伝言)
第二章:就職活動のための伝わる声と身体のつくり方
現場を知らないから不安になる
情報収集が不安を軽くする
自分の基準作りは“感じること”
就職活動に負けない心のつくり方
伸びしろを感じさせるには
面接の練習はグループワークが有効
面接の本番に際して
第三章:教師を目指す人のための伝わる声と身体のつくり方
小学校の先生は本当に声をつぶしやすい?
〜声を守るためのボイストレーニング
子ども達の前に立つ瞬間をどれだけ楽しめるか
教壇はステージ、先生は最も身近な表現者である
“誇り”を伝える先生の立ち方
若者の生きづらさの根源にあるもの
ひとりひとりが違う“感じ方”をしている。
コラム:声を使う仕事をしている人のための“声のケア”について
第四章:医療関係者を目指す人のための伝わる声と身体のつくり方
命の現場で確実に情報を伝えるために
情報を正しく伝えるための滑舌
声のトーンの使い分け 〜“遠く響く声” と “穏やかな声”
歌でボイトレ&ストレス解消はいかが?
身体の向きと視線で信頼を構築する
笑顔が良い病院をつくる!?
覚悟と誇りを持って立つ
コラム:異世代とのつながりに有効な歌の力
第五章:芸能人(声優・俳優・歌手)を目指す人のための
伝わる声と身体のつくり方
激しい競争率の“声優” を目指す人が自覚すべきこと
絶対に夢を実現させるセルフプロデュース力を身につける
セルフプロデュース力を磨くマイノートのつくり方
クリアなイメージがあなたを夢へと運ぶ
芸能を目指す人の声のつくり方〜 自分の“素の声”を知る
表現のエキスパートになる
第六章:おかあさんのための子どもに愛が伝わる声と身体のつくり方
子守歌を歌わなくなったおかあさん達
おかあさんは最高の歌手であり、赤ちゃんは最高の観客です
愛が伝わる子守歌の歌い方
子守歌でボイストレーニング
子どもを音痴にしたくないと心配している人は
お願い、待って!〜主体性の芽を摘む、親の先取り行動
コラム:出産後のおかあさんは孤独を感じやすい!?
書評掲載案内
■2016年8月21日付「宮崎日日新聞」