書籍詳細:市場支配力濫用規制法理の展開

市場支配力濫用規制法理の展開

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  • 紙の書籍
定価:税込 5,720円(本体価格 5,200円)
在庫なし
発刊年月
2016.08
ISBN
978-4-535-05819-4
判型
A5判
ページ数
256ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

ドイツ法・EU法に共通する事業者の市場支配力濫用規制の法理を探究する労作。わが国独禁法の「私的独占の禁止」の法理も探る。

目次

序――基本的視座
第1章 濫用規制をめぐる思想的考察
第2章 私法機能としての市場支配・競争制限規制
第3章 ヨーロッパ競争法の歩みとドイツ法の役割

展開1――基本構造と参入障壁論
第4章 日独反トラスト法比較――John O.Haleyの所説を手掛かりに
第5章 市場支配力濫用規制と市場参入障壁

展開2――事例研究
第6章 私的独占の新展開
第7章 ニプロ㈱に対する審判審決(平成18年6月5日)について――医療用アンプル・ガラス管輸入妨害私的独占禁止事件
第8章 規制緩和市場への参入と独占的地位の濫用
第9章 著作権管理団体による支配的地位の濫用

補論――メディア法
第10章 ドイツ・メディア法序説――Friedrich Kübler教授の所説を手掛かりに