書籍詳細:年報医事法学 第31号
シリーズ:年報 医事法学
年報医事法学 第31号 生殖補助医療と医事法
- 紙の書籍
定価:税込 4,400円(本体価格 4,000円)
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内容紹介
日本医事法学会の学会誌。本号では第45回研究大会、3つのワークショップ、シンポジウム「生殖補助医療と医事法」を収録。
目次
巻頭言……新美育文
第45回 医事法学会総会 研究大会記録
弱者の権利保護手段としての契約法
──医療契約(Behandlungsvertrag)の法典化(Kodifizierung)が答えたこと……村山淳子
韓国における医療被害救済システム……李 庸吉
医療現場の臨床倫理問題に関する解決方法としてのガイドラインの省察……飯島祥彦
オーストリアの移植医療では、なぜ、反対意思表示方式が採用できたのか……神馬幸一
日本におけるフォレンジック看護発展の可能性……柳井圭子
●ワークショップ
1 医事法の基本原理……手嶋 豊
2 予防的医療行為
3 高齢者と医療……山口斉昭
●シンポジウム/生殖補助医療と医事法
企画の趣旨……丸山英二
生殖医療の現状とその課題……石原 理
生殖補助医療における安全の確保……中村 恵
生殖技術と医療行為……石井美智子
生殖補助医療に対する法的規制のあり方……岩志和一郎
総合討論
判決紹介
美容外科で脂肪吸引手術中に心肺停止状態となり蘇生後脳症となった事故につき、医師に損害賠償請求し、医師が加入する共済組合に対して共済金支払請求権を代位行使した事例……勝又純俊
経皮的心肺補助装置の送血カニューレ抜去部位である大腿動脈がMRSA感染により破綻したため、同部位にバイパス手術を2回実施したが死亡した事例において、カンファレンス鑑定を経た上で、請求棄却となった裁判例……松井菜採・向原伸彦
超高齢者の栄養管理につき医療施設に対し損害賠償請求がなされた事例……峯川浩子・栗原正紀
性的虐待行為により、精神障害(うつ病)を発症した事例について、除斥期間の起算点はうつ病を発症した時であるとして、除斥期間の通過を認めなかった事例……武市尚子・安藤久美子
自由診療としてなされた幹細胞治療に関する医師の説明が不適切であったとして慰謝料のほか治療費相当額の支払いが認められた例……小谷昌子
妄想性障害に罹患していた被告人が実行した殺人、殺人未遂等の事案につき、精神科医の鑑定意見を採用し得ない合理的な事情が認められた事例……山中友理
文献紹介
フランソワ・ヴィアラ編『医事法主要判決集〔第2版〕』……磯部 哲
1 Carl H. Coleman et al., The Ethics and Regulation of Research with Human Subject, 2nd Edition
2 Carl E. Schneider, The Censor’s Hand ……佐藤雄一郎
いほうの会編『医と法の邂逅――第2集』……山口斉昭
甲斐克則編『臓器移植と医事法【医事法講座[第6巻]】』……今井竜也
医事法トピックス
ヨーロッパの自殺幇助と延命治療の中止……山本紘之
法令解説
2015年医事法関係判決目録
2015年医事法学関係文献目録
編集後記
第45回 医事法学会総会 研究大会記録
弱者の権利保護手段としての契約法
──医療契約(Behandlungsvertrag)の法典化(Kodifizierung)が答えたこと……村山淳子
韓国における医療被害救済システム……李 庸吉
医療現場の臨床倫理問題に関する解決方法としてのガイドラインの省察……飯島祥彦
オーストリアの移植医療では、なぜ、反対意思表示方式が採用できたのか……神馬幸一
日本におけるフォレンジック看護発展の可能性……柳井圭子
●ワークショップ
1 医事法の基本原理……手嶋 豊
2 予防的医療行為
3 高齢者と医療……山口斉昭
●シンポジウム/生殖補助医療と医事法
企画の趣旨……丸山英二
生殖医療の現状とその課題……石原 理
生殖補助医療における安全の確保……中村 恵
生殖技術と医療行為……石井美智子
生殖補助医療に対する法的規制のあり方……岩志和一郎
総合討論
判決紹介
美容外科で脂肪吸引手術中に心肺停止状態となり蘇生後脳症となった事故につき、医師に損害賠償請求し、医師が加入する共済組合に対して共済金支払請求権を代位行使した事例……勝又純俊
経皮的心肺補助装置の送血カニューレ抜去部位である大腿動脈がMRSA感染により破綻したため、同部位にバイパス手術を2回実施したが死亡した事例において、カンファレンス鑑定を経た上で、請求棄却となった裁判例……松井菜採・向原伸彦
超高齢者の栄養管理につき医療施設に対し損害賠償請求がなされた事例……峯川浩子・栗原正紀
性的虐待行為により、精神障害(うつ病)を発症した事例について、除斥期間の起算点はうつ病を発症した時であるとして、除斥期間の通過を認めなかった事例……武市尚子・安藤久美子
自由診療としてなされた幹細胞治療に関する医師の説明が不適切であったとして慰謝料のほか治療費相当額の支払いが認められた例……小谷昌子
妄想性障害に罹患していた被告人が実行した殺人、殺人未遂等の事案につき、精神科医の鑑定意見を採用し得ない合理的な事情が認められた事例……山中友理
文献紹介
フランソワ・ヴィアラ編『医事法主要判決集〔第2版〕』……磯部 哲
1 Carl H. Coleman et al., The Ethics and Regulation of Research with Human Subject, 2nd Edition
2 Carl E. Schneider, The Censor’s Hand ……佐藤雄一郎
いほうの会編『医と法の邂逅――第2集』……山口斉昭
甲斐克則編『臓器移植と医事法【医事法講座[第6巻]】』……今井竜也
医事法トピックス
ヨーロッパの自殺幇助と延命治療の中止……山本紘之
法令解説
2015年医事法関係判決目録
2015年医事法学関係文献目録
編集後記