書籍詳細:子と親の臨床
シリーズ:こころの科学叢書
子と親の臨床 そだちの臨床2
- 紙の書籍
定価:税込 2,200円(本体価格 2,000円)
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内容紹介
難治性の子とその親の臨床を積み重ね、子どもの発達障害と親の発達凸凹、子ども虐待の世代間連鎖など、発達障害とトラウマの複雑な関係を読み解いた最新論集。
目次
第一章 私の児童精神医学事始め
1 児童精神医学をめざすまで
2 児童精神科医をめざして
3 児童精神科医として働く
4 教員養成系大学の教官
5 子どもの心療科
6 ふたたび医学部に
7 若い臨床家への助言
第二章 発達精神病理学の力
I 成人の発達障害─発達障害と精神医学
1 いま、精神科外来で
2 発達障害から発達凸凹へ
3 成人の高機能自閉症スペクトラム障害
4 成人のADHDと子ども虐待後遺症
5 臨床的視点からの整理
6 おわりに
II タイムスリップ現象再考
1 タイムスリップ現象とは
2 タイムスリップ現象の臨床的意義
3 タイムスリップ現象への治療
4 EMDRによる治療の三つの形
5 タイムスリップ現象への薬物治療
6 おわりに
III 発達精神病理学の力
1 発達精神病理学とは
2 発達精神病理学の研究
3 発達障害はどこまで拡がるのか
4 発達障害療育における今日のテーマ
5 発達障害とトラウマの複雑な関係
6 フィールドワークの重要性
IV 自閉症の精神病理
1 明らかになった自閉症者の体験世界
2 自閉症の中核となる精神病理
3 自閉症とトラウマ
4 自閉症の認知における局所優位性
5 自閉症と複雑性PTSD
V 30代を過ぎた自閉症
1 全体像
2 症例
3 おわりに
第三章 本とあそび
1 あそびをめぐって
2 龍のジェンダーと真の言葉─『ゲド戦記』五部作をめぐって
3 新自由主義をどう乗り越えるのか
4 母親が性産業で働く娘への性教育は可能か
5 フィールドワークの重要さ
6 複雑性PTSDの精神明病理
7 こころの闇と宗教
8 仏教徒はラカン派になれるか
9 精神の考古学によって何が見えるか
第4章 複雑性PTSDの治療
I 発達障害への少量処方
1 少量処方への気づき
2 非直線モデルの薬理効果
3 気分障害、双極性障害をめぐる混乱
4 少量処方の実際
5 ライフサイクルを見通した治療の必要性
II 自我状態療法─多重人格のための精神療法
1 自我状態療法との出会い
2 自我状態療法の概要
3 自我状態療法の実際
4 自我状態療法の進め方
5 「蓋をする」治療では多重人格は治らない
III 日本の社会的養護と子どもの貧しさ
1 児童養護施設の貧しさ
2 社会的養護の児童とそれ以外の児童の比較
3 社会的養護と愛着の修復
4 新しい家族のあり方を求めて
5 おわりに─社会的養護で働くケアワーカーの方々へ
IV 選択性緘黙の病理と治療
1 選択性緘黙の全体像
2 選択性緘黙の治療
3 おわりに
V 幼児期の食行動異常
1 乳幼児の食行動異常
2 幼児の過食症
3 若年の摂食障害
VI 発達障害とトラウマ
1 発達障害とトラウマの複雑な関係
2 発達障害へのトラウマ治療
3 難治例への対応
4 おわりに
参考文献一覧
初出一覧
1 児童精神医学をめざすまで
2 児童精神科医をめざして
3 児童精神科医として働く
4 教員養成系大学の教官
5 子どもの心療科
6 ふたたび医学部に
7 若い臨床家への助言
第二章 発達精神病理学の力
I 成人の発達障害─発達障害と精神医学
1 いま、精神科外来で
2 発達障害から発達凸凹へ
3 成人の高機能自閉症スペクトラム障害
4 成人のADHDと子ども虐待後遺症
5 臨床的視点からの整理
6 おわりに
II タイムスリップ現象再考
1 タイムスリップ現象とは
2 タイムスリップ現象の臨床的意義
3 タイムスリップ現象への治療
4 EMDRによる治療の三つの形
5 タイムスリップ現象への薬物治療
6 おわりに
III 発達精神病理学の力
1 発達精神病理学とは
2 発達精神病理学の研究
3 発達障害はどこまで拡がるのか
4 発達障害療育における今日のテーマ
5 発達障害とトラウマの複雑な関係
6 フィールドワークの重要性
IV 自閉症の精神病理
1 明らかになった自閉症者の体験世界
2 自閉症の中核となる精神病理
3 自閉症とトラウマ
4 自閉症の認知における局所優位性
5 自閉症と複雑性PTSD
V 30代を過ぎた自閉症
1 全体像
2 症例
3 おわりに
第三章 本とあそび
1 あそびをめぐって
2 龍のジェンダーと真の言葉─『ゲド戦記』五部作をめぐって
3 新自由主義をどう乗り越えるのか
4 母親が性産業で働く娘への性教育は可能か
5 フィールドワークの重要さ
6 複雑性PTSDの精神明病理
7 こころの闇と宗教
8 仏教徒はラカン派になれるか
9 精神の考古学によって何が見えるか
第4章 複雑性PTSDの治療
I 発達障害への少量処方
1 少量処方への気づき
2 非直線モデルの薬理効果
3 気分障害、双極性障害をめぐる混乱
4 少量処方の実際
5 ライフサイクルを見通した治療の必要性
II 自我状態療法─多重人格のための精神療法
1 自我状態療法との出会い
2 自我状態療法の概要
3 自我状態療法の実際
4 自我状態療法の進め方
5 「蓋をする」治療では多重人格は治らない
III 日本の社会的養護と子どもの貧しさ
1 児童養護施設の貧しさ
2 社会的養護の児童とそれ以外の児童の比較
3 社会的養護と愛着の修復
4 新しい家族のあり方を求めて
5 おわりに─社会的養護で働くケアワーカーの方々へ
IV 選択性緘黙の病理と治療
1 選択性緘黙の全体像
2 選択性緘黙の治療
3 おわりに
V 幼児期の食行動異常
1 乳幼児の食行動異常
2 幼児の過食症
3 若年の摂食障害
VI 発達障害とトラウマ
1 発達障害とトラウマの複雑な関係
2 発達障害へのトラウマ治療
3 難治例への対応
4 おわりに
参考文献一覧
初出一覧