書籍詳細:制度・システム変革の国際経済学

制度・システム変革の国際経済学

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,860円(本体価格 2,600円)
在庫なし
発刊年月
1996.07
旧ISBN
4-535-55066-2
ISBN
978-4-535-55066-7
判型
A5判
ページ数
248ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

冷戦の終結によって戦後の枠組みであったIMF・GATT体制は崩壊したが、それに代わる世界システムはいまだ構築されていない。この変革に日本はどう参画すべきか、若手官庁エコノミストが問う野心作。

目次

第1部 最適戦略
 第1章 開発戦略
 1 伝統的産品による輸出志向戦略
 2 輸出ペシミズム
 3 輸入代替vs.輸出志向
 4 東アジアモデルの解釈をめぐって
 第2章 グローバリゼーション
 1 世界貿易
 2 直接投資
 第3章 先進国の選択
 1 「人」の3側面
 2 戦略的貿易政策をめぐって
 3 先進国型産業政策
 4 制度・システム調整の時代
第2部 世界貿易システム
 第4章 多角的自由貿易システム
 1 多角的貿易交渉の歴史
 2 ウルグアイ・ラウンドの成果
 3 多角的自由貿易システムの課題
 第5章 リージョナリズムとWTO
 1 リージョナリズムの定義と歴史
 2 地域統合の分類と理論
 3 リージョナリズムとマルチラテラリズム
 4 ウルグアイ・ラウンドの地域統合
 第6章 主な地域統合とAPEC
 1 主な地域統合の動向
 2 アジア・太平洋地域のオープン・リージョナリズム
 終 章 転換期にある日本経済
 1 高度成長期
 2 中成長期
 3 低成長期
 4 戦後日本の経済システム
 5 フロントランナーの条件
参考文献
索引