書籍詳細:やっかいな子どもや大人との接し方マニュアル

やっかいな子どもや大人との接し方マニュアル

の画像の画像
  • 紙の書籍
  • 電子書籍
定価:税込 1,760円(本体価格 1,600円)
紙の書籍・POD・アーカイブズの価格を表示しています。
電子書籍の価格は各ネット書店でご確認ください。
在庫あり
発刊年月
2016.10
ISBN
978-4-535-98444-8
判型
四六判
ページ数
232ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

思春期の子ってむずかしい!!

●話の通じない生徒に困っている先生たちへ
●暴れる子どもに悩んでいる親御さんへ
●問題行動への対応に追われる児童福祉施設職員の方々へ

「思春期の子どもから信用されるためにはどうすればいい?」
「少ない手間で効果的に叱るにはどうしたらいいの?」
子どもの相談の乗り方、褒め方、叱り方……
大人のクレーマーやモンスターへの対応のコツも伝授する。

今日から使える具体的なヒントが満載!

目次

第1部 思春期の子どもに信用されるために

第1章 思春期の子どもって?
  1 いつまでが思春期?
  2 思春期の子どもが思い悩むこと
  3 惨めな自分を守るための五つのパターン
  4 思春期の子どもと関わる際の大原則

第2章 子どもから「人として」信用されるために大切なこと
  1 信用してもらうための五つのポイント
  2 「信用できない」というテスト

第3章 子どもの相談の乗り方
  1 自分の気持ちに気をつける
  2 まずは訴えをじっと聴く
  3 聴いていて理解できないところは尋ねる
  4 問題を整理し、子どものニーズを明確化する
  5 安直な言葉かけは行わない
  6 「理解したい」「支えたい」を伝える
  7 感情は肯定する
  8 「解決策」「選択肢」を考える
  9 自分が援助できる範囲を見定める


第2部 やっかいな子どもにどう対応するか──子どもの褒め方・叱り方

第1章 話が通じにくい子どもの対応
  1 なぜ話が通じないのだろう? 
  2 話の聴き方の工夫 
  3 指示の工夫

第2章 暴れる子どもの対応
  1 暴れる子どものもつ背景
  2 暴れる子どもに対応する際の留意点
  3 暴れている場面での対応手順

第3章 子どもの褒め方
  1 何のために子どもを褒めるのか?
  2 自己効力感を高める褒め方
  3 自己肯定感を高める褒め方

第4章 子どもの叱り方
  1 何のために子どもを叱るのか?
  2 叱る前に気をつけるべきこと
  3 怒りが抑えられない際のしのぎ方
  4 叱る際に知っておくといいこと
  5 反発を招く罰の与え方
  6 言うことを聞かないのはなぜか?
  7 少ない手間で効果が得られる叱り方


第3部 やっかいな大人にどう対応するか

第1章 いやな大人と接する時の心構え
  1 「何もしてもらえなくて当たり前」から始める
  2 「相手を変える」より「この相手と何をするか」
  3 相手が受け入れるには「時間がかかって当たり前」
  4 「理屈」より「情」に訴える
  5 変化しない時は「言葉が足りなかった」と考える
  6 依頼は具体的に
  7 実行不能な正論は言わない
  8 連絡の仕方には気を配る
  9 動かない相手には「事情がある」と考え、批判に労力を費やさない

第2章 クレーマーへの対応
  1 やりとりを始める前の準備
  2 やりとりをする場面での振る舞い方

  おわりに
  主な引用・参考文献

書評掲載案内

■2017年5月15日付『日本教育新聞』(22面)評者:大久保俊輝氏(文教大学非常勤講師)