書籍詳細:刑事司法改革と刑事訴訟法学の課題

関西学院大学研究叢書 第186編 刑事司法改革と刑事訴訟法学の課題

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  • 紙の書籍
定価:税込 5,940円(本体価格 5,400円)
在庫なし
発刊年月
2017.03
ISBN
978-4-535-52224-4
判型
A5判
ページ数
272ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

憲法的刑事訴訟法の視点で刑事司法改革を批判的に検討。裁判員制度の形や、検察改革の課題を考察し、今後のあり方を構想する。

目次

序章 刑事司法の改革課題
 解題
 1 戦後刑事司法と刑事司法改革の課題
 2 司法改革(司法制度改革審議会)と刑事司法改革
 3 誤判と刑事司法改革

第1章 裁判員制度と刑事司法改革
 解題
 1 裁判員制度の課題
 2 裁判員制度と事実認定論
 3 裁判員裁判の審理のあり方

第3章 検察制度改革と刑事訴訟法学
 解題
 1 検察制度改革の視点
 2 検察官の役割と行為規範
 3 強制起訴制度と検察審査会制度の改革課題
 4 補論 犯罪被害者と刑事手続

第3章 「新時代の刑事司法制度」と刑事司法改革
 解題
 1 「新時代の刑事司法制度」と刑事司法改革の原点
 2 補論 「新時代の刑事司法制度」の審議経過
 3 盗聴法「改正」の問題点
 4 盗聴法「改正」の経緯

 終章 刑事訴訟法学の課題
 解題
 1 刑事司法改革と刑事訴訟法学
 2 憲法的刑事手続と刑事訴訟法学
 3 刑事弁護の自由と接見交通権