書籍詳細:現代福祉国家の国際比較
現代福祉国家の国際比較 日本モデルの位置づけと展望
- 紙の書籍
定価:税込 3,300円(本体価格 3,000円)
在庫なし
- 発刊年月
- 1997.06
- 旧ISBN
- 4-535-56044-7
- ISBN
- 978-4-535-56044-4
- 判型
- A5判
- ページ数
- 224ページ
- Cコード
- C3036
- ジャンル
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内容紹介
これまでわが国で行なわれてきた福祉国家や社会保障に関する外国研究のほとんどは、「国際比較」の名に値しない。本書は、近年急速に進展してきた国際比較研究の成果をふまえ、日本の位置を確定しようとする初の試み。
目次
序 章 現代福祉国家の国際比較
第1部 家計構造の国際比較
第1章 生活の豊かさと家計構造
1 「生活の社会化」論と家計の硬直化
2 国際比較研究の成果から
3 LIS
第2章 勤労者の家計収入と貯蓄
1 家計収入構造の国際比較
2 勤労者の貯蓄
第3章 日本の所得分配と再分配政策
1 分析手法と資料
2 日本の所得分配・再分配の推移
3 国際比較からみたわが国の所得分配と再分配
第2部 生活保障政策と福祉国家の国際比較
第4章 生活保障政策の国際比較
1 三つの国際比較共同研究
2 方法上の特徴
第5章 児童支援政策の国際比較
1 児童支援パッケージの水準と構造
2 わが国の特徴と位置
3 政策的インプリケーション
第6章 ワンペアレント・ファミリーの生活保障
1 ワンペアレント・ファミリーの趨勢と構成
2 何が問題となっているか
3 国際比較からみたわが国の特徴
第7章 現代福祉国家の類型論と日本の位置
1 Esping-Andersenの類型論
2 わが国はどのタイプに属するか
3 日本モデルの特徴と新しい比較軸
第8章 現代福祉国家の動態論と日本の特徴
1 東大社研『福祉国家』の意義と限界
2 Mishraの福祉国家論を手がかりにして
終 章 国際的視野からみた日本モデル