書籍詳細:「被害者問題」からみた死刑
「被害者問題」からみた死刑
- 紙の書籍
定価:税込 4,950円(本体価格 4,500円)
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内容紹介
犯罪被害者遺族、冤罪被害者、手続に携わる人々など、様々な「被害者」の視点から死刑制度を丁寧に論ずる。議論のために必携の書。
目次
序文 潘基文 パン・ギムン
序論 被害者とは誰か? イワン・シモノビッチ Ivan Simonovic
第1章 殺人被害者の家族たち
1.1 錯綜する被害者家族たちの地位
被害者学の視点からみた死刑反対論
……マーク・グルーエンヒュイセン Marc Groenhuijsen,マイケル・オコンネル Michael O'connell
“死刑は被害者のためか”……田鎖麻衣子
1.2 被害者家族の視点
被害者の声を聞く……ミケル・ブラナム Mickell Branham
死刑と生命に対する権利……ミレヤ・ガルシア・ラミレス Mireya Garcia Ramirez
1.3 被害者家族と終結
クロージャーの罠からの回避……ジョディ・L・マデイラ Jody L. Madeira
死刑は被害者たちに終結をもたらすか?……デイビッド・T・ジョンソン David T. Johnson
第2章 被害者としての有罪判決?
2.1 不当な有罪判決
死刑存置国における誤判の被害者……キャロリン・ホイル Carolyn Hoyle
死刑制度の影響の下で……ブランドン・L・ギャレット Brandon L. Garrett
2.2 差別と精神障害
差別と死刑……ロス・クラインステューバー Ross Kleinstuber
死刑、精神疾患、知的障害——処刑に直面する精神疾患を有する個人への保護の不足……サンドラ・バブコック Sandra Babcock
2.3 国際法違反のその他の死刑事例
恣意の不可避性——死刑法における虐待というもう一つの側面……ソール・レールフロイント Saul Lehrfreund,ロジャー・フッド Roger Hood
国際法違反の死刑事例——アムネスティ・インターナショナルの懸念……サリル・シェティ Salil Shetty
死刑——拷問か虐待か……ジエンス モドビッグ Jens Modvig
第3章 被害者としての“隠された”第三者
3.1 死刑囚の家族たち
隠された被害者——死刑に直面した人たちの家族……スーザン・F・シャープ Susan F. Sharp
死刑囚監房にいるかまたは執行された親を持つ子どもに対する死刑制度の影響……フランシス・スービ Francis Ssuubi
沈黙の終焉、恥の終焉……スザンナ・シェファー Susannah Sheffer
カリブ地域における死刑がその家族に及ぼす影響……フローレンス・シーマンガル Florence Seemungal,リジー・シール Lizzie Seal,リンジー・ブラック Lynsey Black
‘死刑囚家族’への社会心理学的取組み……サンドラ・ジョイ Sandra Joy
3.2 死刑の訴訟手続と執行の参加者
死刑とその執行過程に関与する専門家への影響……リジー・シール Lizzie Seal,フローレンス・シーマンガル Florence Seemungal,リンジー・ブラック Lynsey Black
仕事としての死刑執行——死刑囚監房と死刑囚棟で働く公務員にとっての死刑執行の付随的帰結……ロバート・ジョンソン Robert Johnson
そのときも苦しく、今でも苦しい……ロン・マッカンドリュー Ron McAndrew
依頼者の命のために闘う——有罪判決への不服申立てに携わる弁護人に対して死刑が及ぼす影響……スザンナ・シェファー Susannah Sheffer
3.3 被害者としての社会
死刑——われわれの未来を奪うこと……ジェームズ・R・アッカー James R. Acker
公衆衛生問題としての死刑……ウォルター・C・ロング Walter C. Long
あとがき ゼイド・ラアド・アル・フセイン Zeid Ra'ad Al Hussein
序論 被害者とは誰か? イワン・シモノビッチ Ivan Simonovic
第1章 殺人被害者の家族たち
1.1 錯綜する被害者家族たちの地位
被害者学の視点からみた死刑反対論
……マーク・グルーエンヒュイセン Marc Groenhuijsen,マイケル・オコンネル Michael O'connell
“死刑は被害者のためか”……田鎖麻衣子
1.2 被害者家族の視点
被害者の声を聞く……ミケル・ブラナム Mickell Branham
死刑と生命に対する権利……ミレヤ・ガルシア・ラミレス Mireya Garcia Ramirez
1.3 被害者家族と終結
クロージャーの罠からの回避……ジョディ・L・マデイラ Jody L. Madeira
死刑は被害者たちに終結をもたらすか?……デイビッド・T・ジョンソン David T. Johnson
第2章 被害者としての有罪判決?
2.1 不当な有罪判決
死刑存置国における誤判の被害者……キャロリン・ホイル Carolyn Hoyle
死刑制度の影響の下で……ブランドン・L・ギャレット Brandon L. Garrett
2.2 差別と精神障害
差別と死刑……ロス・クラインステューバー Ross Kleinstuber
死刑、精神疾患、知的障害——処刑に直面する精神疾患を有する個人への保護の不足……サンドラ・バブコック Sandra Babcock
2.3 国際法違反のその他の死刑事例
恣意の不可避性——死刑法における虐待というもう一つの側面……ソール・レールフロイント Saul Lehrfreund,ロジャー・フッド Roger Hood
国際法違反の死刑事例——アムネスティ・インターナショナルの懸念……サリル・シェティ Salil Shetty
死刑——拷問か虐待か……ジエンス モドビッグ Jens Modvig
第3章 被害者としての“隠された”第三者
3.1 死刑囚の家族たち
隠された被害者——死刑に直面した人たちの家族……スーザン・F・シャープ Susan F. Sharp
死刑囚監房にいるかまたは執行された親を持つ子どもに対する死刑制度の影響……フランシス・スービ Francis Ssuubi
沈黙の終焉、恥の終焉……スザンナ・シェファー Susannah Sheffer
カリブ地域における死刑がその家族に及ぼす影響……フローレンス・シーマンガル Florence Seemungal,リジー・シール Lizzie Seal,リンジー・ブラック Lynsey Black
‘死刑囚家族’への社会心理学的取組み……サンドラ・ジョイ Sandra Joy
3.2 死刑の訴訟手続と執行の参加者
死刑とその執行過程に関与する専門家への影響……リジー・シール Lizzie Seal,フローレンス・シーマンガル Florence Seemungal,リンジー・ブラック Lynsey Black
仕事としての死刑執行——死刑囚監房と死刑囚棟で働く公務員にとっての死刑執行の付随的帰結……ロバート・ジョンソン Robert Johnson
そのときも苦しく、今でも苦しい……ロン・マッカンドリュー Ron McAndrew
依頼者の命のために闘う——有罪判決への不服申立てに携わる弁護人に対して死刑が及ぼす影響……スザンナ・シェファー Susannah Sheffer
3.3 被害者としての社会
死刑——われわれの未来を奪うこと……ジェームズ・R・アッカー James R. Acker
公衆衛生問題としての死刑……ウォルター・C・ロング Walter C. Long
あとがき ゼイド・ラアド・アル・フセイン Zeid Ra'ad Al Hussein
書評掲載案内
■2017年10月23日付『公明新聞』(4面)読書面
■2017年10月25日付『ふぇみん婦人民主新聞』(6面)
■『週刊金曜日』2017年11月3日号 書籍コーナー(55頁)
■2017年10月25日付『ふぇみん婦人民主新聞』(6面)
■『週刊金曜日』2017年11月3日号 書籍コーナー(55頁)
正誤情報
2017.09.25 | errata52288_1-1.pdf |
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