書籍詳細:少年法適用年齢引き下げは何をもたらすか

少年法適用年齢引き下げは何をもたらすか

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  • 刑事司法及び少年司法に関する教育・学術研究推進センター
  • 紙の書籍
定価:税込 1,540円(本体価格 1,400円)
在庫僅少
発刊年月
2018.01
ISBN
978-4-535-40850-0
判型
A5判
ページ数
120ページ
Cコード
C9432
ジャンル

内容紹介

少年法実務の拠って立つ理念である少年の健全育成を守る立場で実務関係者が一致して、少年法の適用年齢引き下げ問題を論じる。

目次

序章 少年法適用年齢引き下げは何をもたらすか……守屋克彦

第1章 家庭裁判所における非行臨床……村松 励 

第2章 少年法「改正」の歴史と検察官先議……斉藤豊治 

第3章 法制審議会における少年法改正議論……武内謙治

第4章 少年司法の各分野からみる適用年齢引き下げ
 第1節 少年鑑別所……川邉 讓
 第2節 少年院……森田哲志
 第3節 家庭裁判所調査官……伊藤由紀夫
 第4節 裁判官……北澤貞男
 第5節 パネルディスカッション……本庄 武(司会)・川邉 讓・森田哲志・伊藤由紀夫・北澤貞男 

第5章 「少年法適用年齢引き下げ」問題のいくつかの論点をめぐって(討論)……武内謙治・川邉 讓・北澤貞男・斉藤豊治・伊藤由紀夫・村松 励

第6章 [特別寄稿]少年法の年齢引き下げ問題――そのあり方を問う……糟谷忠男

あとがき……守屋克彦

資料
・法制審議会 少年法・刑事法(少年年齢・犯罪者処遇関係)部会 
 第5回会議(平成29年7月27日開催)資料 論点表

・若年者に対する刑事法制の在り方に関する勉強会
 「『若年者に対する刑事法制の在り方に関する勉強会』取りまとめ報告書」
 (平成28年12月)1-18頁、資料1