書籍詳細:選曲の社会史

選曲の社会史 「洋楽かぶれ」の系譜

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,970円(本体価格 2,700円)
在庫僅少
発刊年月
2018.03
ISBN
978-4-535-58727-4
判型
四六判
ページ数
272ページ
Cコード
C3036
ジャンル

内容紹介

「洋楽」はいかに受容され、日本に世界に広まったのか。「洋楽」を選びとり、聴かせ、語り、模倣した人たちの風景と足跡をたどる。

目次

プロローグ

第一部 選曲の社会史
 第1章 ターンテーブリスト
  ――ラジオ・プログラム「FM transmission/barricade」の軌跡
 第2章 店舗のBGMの「地殻変動」
  ――ジャンルを突き抜ける「選曲文化」の運動


第二部 「極東」の洋楽かぶれ
1.コンタクト・ゾーン
 第3章 横浜・本牧――外国人遊歩道のある港街
2.リスナーたち
 第4章 オールド・ファッションド・ラヴ・ソングズ
 第5章 南カリフォルニアに雨は降らない
3.アーティスト
 第6章 松岡直也のVディスク――占領下でのブギウギとの邂逅
 第7章 ゴールデン・カップス――米軍慰安政策の空隙に咲いたアジアのR&Bムーヴメント
 第8章 「音楽の美食家(レコード・イーター)」細野晴臣と消化されたアメリカ

終章 「消化」と「発掘」のスパイラル――文化を超えた「洋楽」への運動

エピローグ 「洋楽」となった「邦楽」

書評掲載案内

■2018年6月10日付『読売新聞』
■『レコード・コレクターズ』2018年7月号 評者:安田謙一氏
■2018年9月15日付『図書新聞』5面 評者:石井拓洋氏
■2018年9月22日付『聖教新聞』6面