書籍詳細:グローバル化と法の変容

グローバル化と法の変容

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  • 紙の書籍
定価:税込 5,500円(本体価格 5,000円)
在庫僅少
発刊年月
2018.07
ISBN
978-4-535-52341-8
判型
A5判
ページ数
292ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

グローバル化時代に法はいかに変容しているのか。法源、国家、人権、市民生活等々の個別領域を専門家が分析し、現況を描き出す。

目次

第1部 グローバル化による法源論の変容
「国憲的思惟」vs「トランスナショナル人権法源論」……山元 一
グローバル化と比較法……松本英実
国際法における法源論の変容――そのプロブレマティーク……齋藤民徒

第2部 グローバル化の下での主権国家の地位低下と法学の課題
グローバル化社会と憲法……棟居快行
グローバル化社会と「国際人権」――グローバル人権法に向けて……江島晶子
グローバル化社会と行政法――グローバル・ガバナンスへの日本の学説の対応……興津征雄
グローバル化のなかの「国際人権」と「国内人権」
――その異なる淵源と近年の収斂現象・緊張関係……小畑 郁

法哲学の問題としてのグローバル化ーーその方法論上の含意について……近藤圭介

第3部 グローバル化による法学研究の変容と学問共同体の課題
グローバル化時代の市民生活と民法学……横山美夏
グローバル化社会と国際私法――国際家族法の視点から……西谷祐子
グローバル化と開発法学――マルチラテラルな法形成への法学の対応……松尾 弘
ある現地法人法務課長の体験が語るもの――米国住友商事事件……齊藤真紀
「法の帝国」を再想像する……船越資晶
刑事法学における学問共同体の課題……松田岳士

第4部 グローバル化社会における法学教育
グローバル化社会における法学教育……高山佳奈子
法学教育における理論と実務――グローバル化する臨床法学教育と日本……須網隆夫
九州大学におけるグローバル・ローヤー育成の22年とこれから
――多様性の中の普遍性を求めて……五十君麻里子
フランスにおける法律家の養成について
――検討のための序章……クリストフ・ジャマン ミカイル・クシファラス(訳:金塚彩乃)