書籍詳細:法の科学 第49号
シリーズ:法の科学
法の科学 第49号 社会の持続可能性と法主体の再構築
- 紙の書籍
定価:税込 2,750円(本体価格 2,500円)
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内容紹介
標記シンポジウムの他、60周年シンポジウム・座談会、軍事研究と学問、法学教育、社会主義など、今日の重大な問題を盛りだくさんに問題提起。
目次
■巻頭言
ファシズム潜在状況と研究者の気概
……中村浩爾
■シンポジウム=社会の持続可能性と法主体の再構築
社会的排除の議論から学ぶ法主体のありかた
……多田一路
ケアを中心とする社会への転換のための法構想
――「脆弱な主体」をめぐって
……中里見博
雇用社会の変容と労働法の課題
――雇用社会の持続可能性・法主体の検討視角
……山川和義
持続的な野生動物法の主体に関する批判的考察
――市民・専門家と狩猟者の三者に注目して
……高橋満彦
■コロキウム=民科法律部会60周年記念シンポジウム
「民主主義法学の未来」
民主主義法学の歴史から何を学ぶか
……吉村良一
行政法研究と民主主義法学
ーー変容を続ける国家・行政と民主主義法学の課題
……豊島明子
法社会学研究と民主主義法学
……飯 考行
現代における法の形成と法曹の役割
……豊川義明
ミッションとしての民主主義法学
――科学としての法学そして科学者の社会的責任
……広渡清吾
■ミニ・シンポジウム1=軍事研究と学問の自由・平和主義
軍事研究と「学問の自由」:日本学術会議の選択
……佐藤岩夫
軍事的安全保障研究における〈忖度〉強制の行政法的諸装置
……前田定孝
日本国憲法の平和主義と軍事研究 憲法学の視点から
……小沢隆一
■ミニ・シンポジウム2=法学教育と民主主義法学の現在
――『日本の法』を素材として
『日本の法』と法学教育
――編者・著者の立場から
……長谷河亜希子
緒方桂子他編『日本の法』と民主主義法学
……小森田秋夫
法教育の目標・内容・方法をめぐる課題
――『日本の法』を参照しつつ
……渡邊 弘
■ミニ・シンポジウム3=体制転換・市場経済化の四半世紀と法
社会主義の亡霊?
――変らぬロシアから考える
……篠田 優
脱社会主義化における立憲主義
――1993年ロシア憲法の歴史的位置
……樹神 成
■民科法律部会60周年記念事業
座談会 民主主義法学の到達点
……戒能通厚・広渡清吾・浦田一郎・吉村良一・楜澤能生
■海外動向
甦る法律家フリッツ・バウアー
――ナチの過去の克服をめぐる近年のドイツの法事情
……本田 稔
■研究ノート
『我妻・有泉コンメンタール民法』考
――清水誠先生からのメッセージ……市川英一
日本植民地主義法論の再検討……前田 朗
2017年衆議院選挙と「安倍改憲」……奥野恒久
■書評
森山文昭『変貌する法科大学院と弁護士過剰社会』……宇佐見大司
■資料
民科法律部会 学会活動の記録(2017年3月〜2018年3月)
ファシズム潜在状況と研究者の気概
……中村浩爾
■シンポジウム=社会の持続可能性と法主体の再構築
社会的排除の議論から学ぶ法主体のありかた
……多田一路
ケアを中心とする社会への転換のための法構想
――「脆弱な主体」をめぐって
……中里見博
雇用社会の変容と労働法の課題
――雇用社会の持続可能性・法主体の検討視角
……山川和義
持続的な野生動物法の主体に関する批判的考察
――市民・専門家と狩猟者の三者に注目して
……高橋満彦
■コロキウム=民科法律部会60周年記念シンポジウム
「民主主義法学の未来」
民主主義法学の歴史から何を学ぶか
……吉村良一
行政法研究と民主主義法学
ーー変容を続ける国家・行政と民主主義法学の課題
……豊島明子
法社会学研究と民主主義法学
……飯 考行
現代における法の形成と法曹の役割
……豊川義明
ミッションとしての民主主義法学
――科学としての法学そして科学者の社会的責任
……広渡清吾
■ミニ・シンポジウム1=軍事研究と学問の自由・平和主義
軍事研究と「学問の自由」:日本学術会議の選択
……佐藤岩夫
軍事的安全保障研究における〈忖度〉強制の行政法的諸装置
……前田定孝
日本国憲法の平和主義と軍事研究 憲法学の視点から
……小沢隆一
■ミニ・シンポジウム2=法学教育と民主主義法学の現在
――『日本の法』を素材として
『日本の法』と法学教育
――編者・著者の立場から
……長谷河亜希子
緒方桂子他編『日本の法』と民主主義法学
……小森田秋夫
法教育の目標・内容・方法をめぐる課題
――『日本の法』を参照しつつ
……渡邊 弘
■ミニ・シンポジウム3=体制転換・市場経済化の四半世紀と法
社会主義の亡霊?
――変らぬロシアから考える
……篠田 優
脱社会主義化における立憲主義
――1993年ロシア憲法の歴史的位置
……樹神 成
■民科法律部会60周年記念事業
座談会 民主主義法学の到達点
……戒能通厚・広渡清吾・浦田一郎・吉村良一・楜澤能生
■海外動向
甦る法律家フリッツ・バウアー
――ナチの過去の克服をめぐる近年のドイツの法事情
……本田 稔
■研究ノート
『我妻・有泉コンメンタール民法』考
――清水誠先生からのメッセージ……市川英一
日本植民地主義法論の再検討……前田 朗
2017年衆議院選挙と「安倍改憲」……奥野恒久
■書評
森山文昭『変貌する法科大学院と弁護士過剰社会』……宇佐見大司
■資料
民科法律部会 学会活動の記録(2017年3月〜2018年3月)