書籍詳細:債権流動化の経済学

債権流動化の経済学 日本の金融市場活性化のために

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  • 深浦厚之
  • 紙の書籍
定価:税込 3,740円(本体価格 3,400円)
在庫なし
発刊年月
1997.09
旧ISBN
4-535-55091-3
ISBN
978-4-535-55091-9
判型
A5判
ページ数
212ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

債権流動化とは何だろうか? ここ数年来の金融自由化や証券化の流れのなかで、また最近は担保不動産を流動化するための方策として、注目を浴びている。債権流動化の内容・実務・意義を解説するテキスト。

目次

第1章 金融の証券化と債権流動化
 第1節 セキュリタイゼーションの背景
 第2節 直接金融・間接金融
 第3節 流動性
 第4節 証券
 第5節 財産権
第2章 債権流動化のフレームワーク
 第1節 流動性の改善
 第2節 債権流動化の構造
 第3節 債権流動化の具体的手続き
 第4節 流動化債権の流通市場
第3章 債権流動化の経済効果
 第1節 債権流動化のリスク構造
 第2節 信用補完措置の機能
 第3節 取引費用の節約
 第4節 証券化の利益
第4章 特定債権流動化法
 第1節 経済学敵視点の必要性
 第2節 特定債権流動化法の制定
 第3節 特定債権の定義
 第4節 債権プール
 第5節 特定債権流動化に関わる経済主体
 第6節 許可制について
 第7節 公告制度について
第5章 証券化の具体的手法
 第1節 証券化の実際
 第2節 証券化の作業ステージ
 第3節 商品設計事例
 第4節 投資機会としての安全性
第6章 債権流動化と金融システム
 第1節 長期的視点から見た債権流動化
 第2節 債権流動化の金融仲介機能
 第3節 債権流動化と長期信用銀行
 第4節 債権流動化と普通銀行
 第5節 証券化時代の銀行システム
 第6節 債権流動化とマクロ経済学
第7章 健全な金融システムに向かって
参考文献
付録 債権流動化に関する事項年表
索引